NTTブラジル(矢澤吉史(よしもと)社長)は先月27日、設立30周年式典をサンパウロ市内の会場で開催した。同社はブラジルで通信事業の一翼を担い続け、新たな技術やサービスの導入に取り組んでいる。就任7年目となる矢澤社長にこれまでの歩みや、今後の展望を取材した。 式典には野口泰在聖総領事、進出日系企業の代表者など約100人が出席 ...
続きを読む »ビジネスニュース
ブラジル連邦政府=膨大な国内の地権を売却へ=93億レアルの売却益を見込む
【既報関連】ブラジル政府は、ひっ迫した国家財政改善のため、国内全域に広がる27万6千件の不動産の所有権を売り出すことに決めたと、4月30日付現地紙が報じた。 これらの土地の所有権は、83%が民間企業や家屋所有者に、残りの17%が国に属している。企業や家屋の所有者は、土地の所有権を政府と分割しているため、常に、借地料的な料金を ...
続きを読む »《ブラジル》17年の公共投資=GDP比で僅か1・17%=1970年来で最低比率=公共資産の維持もできず
ブラジル国庫庁発表のデータによると、2017年のブラジルの公共投資は、同年の国内総生産(GDP)比1・17%の769億レアルで、1970年の統計開始以来、最低となったと、27日付現地紙が報じた。 「公共投資」とは、連邦政府と26の州政府、連邦直轄区、5千を超える市という、全ての自治体の投資額を合算したものだ。
続きを読む »《ブラジル》失業率が13・1%に上昇=母の日や恋人の日で改善?
地理統計院(IBGE)が27日に発表した全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、1~3月の3カ月間の失業率は13・1%で、1340万人が職を探しているが職に就けないでいると発表したと同日付現地紙サイトが報じた。 17年12月~今年2月の3カ月間の失業率は12・6%だったから、0・5%ポイント上昇した。17年11月~今年1月 ...
続きを読む »旅行収支=ブラジル人の国外消費が10%の伸び=外国人によるブラジル国内消費を大きく上回る
ブラジル中銀が25日に発表したデータによると、今年の第1四半期にブラジル人が国外で消費した金額の総計は49億3200万ドルに達した。この数値は昨年第1四半期の44億7400万ドルと比較すると、10・2%の増加で、2015年第1四半期の52億3200万ドル以来、第1四半期の結果としては最大の金額だ。 また、今年第1四半期に、外 ...
続きを読む »サトウキビの生産高減少=前農年比で3・6%減る
国家配給公社が24日、2017/18農年のサトウキビの生産量は、前農年比3・6%減の6億3326万トンだったと発表した。 サトウキビの生産量が減ったのは、作付面積が前農年比3・6%減の873万ヘクタールだった事が主な原因と見られている。
続きを読む »《サンパウロ市》バスターミナルを民営化=バス路線廃止や新設案も
サンパウロ市市役所が23日、同市中央部のプリンセーザ・イザベルをはじめとする計3カ所のバスターミナル民営化に向けた規定書を公開した。また、24日未明には、190路線の廃止も含む、バスの運行管理に関する入札規定書を発行したと24日付現地紙、同サイトが報じた。 三つのバスターミナル民営化(建設、運営権移譲)は、24日から始まるも ...
続きを読む »《ドル/レアル相場》1ドル3・45レアル突破寸前=1年5カ月ぶりのドル高に
今年10月のブラジル大統領選の行方が不透明な事と、米国の利上げ傾向が重なり、米ドルがレアルに対して徐々に値を上げていると、24日付ブラジル各紙・サイトが報じた。 23日の為替相場は、ドルがレアルに対して前日比1・19%高、1ドル=3・4497レで取引を終えた。これは1ドル=3・4718レだった、2016年12月2日以来、ほぼ ...
続きを読む »《ブラジル産鶏肉》20工場の製品が禁輸に=EU「衛生基準を満たさず」=保護貿易の隠れ蓑とブラジルは反発
【既報関連】欧州連合(EU)は19日、ブラジル国内20カ所の食肉工場で生産された鶏肉の輸入を停止する決定を下したと、20日付ブラジル各紙・サイトが報じた。 ブラジルからEUに輸入されている鶏肉のおよそ3分の1が停止処分の対象となる。政府試算、業界試算で差があるが、処分による損失は、年間2億3千万~3億ドルだという。EUは、ブ ...
続きを読む »《ブラジル》組合税の存続求め、労組が法廷闘争=「最高裁が決めるしかない」とも
組合税支払い義務の廃止を定めた改正労働法が昨年11月に施行され、5カ月が経過したが、ブラジル内の地域を問わず、多くの労組が司法に訴え、組合税の存続を認める仮処分を勝ち取っていると、20日付現地紙が報じた。 組合税は各組合にとっては主要財源で、改正労働法の成立過程でも多くの反対運動が起こった。
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