ビジネスニュース
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《ブラジル》今年のGDP予測引き下げ続々と=選挙と貿易戦争リスクを懸念
長期不況が16年末で終わり、17年に回復の兆しが見えたブラジルの景気は、18年は再び成長軌道に乗ると期待され、今年の国内総生産(GDP)成長率も当初はプラス3%が予想されていた。しかし、経済関係者の
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《ブラジル》2月の工業生産8地域で減少=パラナ州や北東部9州は増加
ブラジル地理統計院(IBGE)が11日に発表した2月の地域別工業生産高調査によると、15の地域中、8地域で工業生産高が減少し、1地域は横ばい、6地域で上昇だった。 調査対象の15地域とは、パラー州
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《ブラジル》3月のインフレ率0・09%=直近12カ月の累積も3%割る
ブラジル地理統計院(IBGE)は10日、3月の拡大消費者物価指数(IPCA・インフレ率)は0・09%で、2月の0・32%や、昨年3月の0・25%を下回ったと発表したと、11日付現地各紙が報じた。
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《ブラジル》食肉大手のマルフリギ社=米国大手ナショナル・ビーフ社を買収=同じブラジルのJBSに次いで世界2位の牛肉加工会社に
ブラジルの食肉加工会社大手のマルフリギ社が9日、米国ナショナル・ビーフの株式の51%を9億6900万ドル(約33億レアル)で買収すると発表したと、10日付現地各紙が報じた。 2012年に行われたブ
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中国交通建設がサンタカタリーナ州の穀物集積港に食指=ブラジルの南北輸出拠点を手中に?
【既報関連】ブラジルのインフラ事業に積極的に進出している中国企業の中国交通建設股份有限公司(CCCC)が、ブラジル南部サンタカタリーナ州のバビトンガ港穀物集積ターミナル(TGB)経営権獲得にも食指を
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《ブラジル》8月に岩塩層下海底油田の特別入札を実施=高額な落札価格を期待
岩塩層下油田の入札はこれまでに3回行われており、6月7日には第4回目が予定されている。ブラジル連邦政府は8月に特別措置として、第5回岩塩層下油田入札を行い、S―M―534とS―M―645の2鉱区なら
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《ブラジル》3月の自動車生産・販売台数は好調な伸び=「もっと良くなる」と業界団体会長
ブラジルの全国自動車工業協会(Anfavea)は5日、今年3月のブラジル国内の自動車生産台数が、前年同月比13・5%増、前月比25・3%増の26万7500台だったと発表した。 3月の結果が出た事で
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米中貿易摩擦=ブラジル産大豆の対中輸出が拡大か=米中両国で高関税課税の応酬
【既報関連】保護貿易政策をとる米国のトランプ政権は3日、世界貿易市場におけるライバルである中国の製品約1300品目の関税を25%に引き上げると発表した。これに対抗し、中国も4日に、米国産の大豆、飛行
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ホンダ=新工場を19年に稼動開始=スマレから車体組立ライン移転
ホンダサウスアメリカ社は4日、稼動開始を延期していたサンパウロ州イチラピーナ市の新工場を、19年第1四半期から稼動すると発表した。これは四輪車事業の基盤強化を念頭に、生産体制の再編を目的としたものだ
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米中貿易戦争=ブラジル畜産業界には得?=ブラジル産豚肉が中国でシェア拡大か
米国のトランプ政権が鉄鋼、アルミニウム製品の輸入関税を大きく引き上げた問題で、これまで米国に鉄鋼製品を輸出していた中国は、米国産製品の輸入関税を引き上げることで対抗しており、この〃貿易戦争〃が、ブラ