地理統計院(IBGE)が4日、5月の工業生産は4月比0・8%増、前年同月比では4%増と発表したと同日付現地紙サイトが報じた。 4月の工業生産も前月比で1・1%増だったため、2カ月連続での前月比増となった。また、前年同月比4%増との結果は、前年同月比4・8%増だった2014年2月以来の上げ幅だ。
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《ブラジル》中央会計=5月だけで293億レアルの赤字=統計開始以来最大の赤字額=今年の財政目標達成危うく
ブラジル国庫庁、中銀、社会保障の収支を合わせた中央政府の会計は、5月だけで293億7100万レアルの赤字を計上し、5月としては、1997年の統計開始以来最大の赤字になったと、6月30日付現地各紙が報じた。 今年1月から5月までの累積赤字は349億8千万レで、これも統計開始以来最大だ。
続きを読む »《ブラジル》3~5月期の失業率13.3%と発表=失業者の実数は1380万人
ブラジル地理統計院(IBGE)が6月30日、全国家庭サンプル調査(PNAD)による3~5月の失業率は13・3%だったと発表したと、同月同日付伯現地各サイトが報じた。 これは2~4月の失業率13・6%と比較すると若干のマイナスだが、昨年比では2・1%の上昇だ。IBGEによると、今回の結果は2014年以来の2期連続での失業率減少 ...
続きを読む »《ブラジル》労働法改正=上院憲政委を16対9で通過=法案内容の調整は暫定令で=来週本会議裁決の見込み
【既報関連】上院憲政委員会(CCJ)で29日の夜、労働法改正法案の採決が行われ、上院政府リーダーのロメロ・ジュカー上議(民主運動党・PMDB)の報告書が賛成16、反対9、棄権1で承認された。同改正法案は来週中にも上院本会議にかけられる見込みだと、29日付現地紙が報じた。 CCJが13時間に及ぶ審議の後、予想を上回る賛成票で同 ...
続きを読む »《ブラジル》メイレレス財相が増税の可能性に言及=財政目標の達成が難しく
エンリケ・メイレレス財相は、28日にサンパウロ市で行われた投資家らのイベントに参加し、「必要ならば増税も行わなければいけない」と語り、税収減と、それによって生じる財政目標達成が危うい現状に警鐘を鳴らしたと、28、29日付現地紙・サイトが報じた。 同財相は、今年のGDP成長率として掲げてきた+0・5%からトーンダウンし、「0・ ...
続きを読む »《ブラジル》50歳以上の正規雇用増加=65歳以上は5年で59%も
労務省が管理する社会情報の年次報告(Rais)によると、50~64歳の正規雇用者は10~15年に約30%、65歳以上の場合も60%弱増えたと28日付現地紙サイトが報じた。 10年の50~64歳の正規雇用者は589万9157人だったが、15年は766万482人にと29・9%増えた。また、65歳以上の正規雇用者は、36万1387 ...
続きを読む »《ブラジル》市場は大統領起訴を織り込み済み=経済政策が継続されればOK?
テメル大統領が現役大統領としては初めて起訴された26日、ブラジル国内ではジャノー検察庁長官がどんな内容で起訴するかといった憶測が広まったが、市場は平穏な動きを見せたと26日付現地紙サイトが報じた。26日のサンパウロ証券市場の指数は1・8%上昇し、為替は1・13%のドル安で取引を終えた。 ジャノー長官が27日までに起訴状を提出 ...
続きを読む »《ブラジル》インフレ率=11年ぶり単月度マイナスを記録か?=中銀予想はマイナス0.1%=「利下げ進めるべき」と関係者
この6月、11年ぶりに月間インフレ率がマイナスと、事実上のデフレを記録する可能性があると、25日付現地紙が報じた。 ブラジル中銀が、週刊経済指標調査〃フォーカス〃発行のため、経済アナリストに聞き取り調査を行ったところ、予想される6月単月度の広範囲消費者物価指数(IPCA)はマイナス0・07%だった。
続きを読む »6月の「15日締めインフレ率」発表=+0・16%は11年ぶりの低数値
毎月の公式インフレ率の予測となる、前の月の16日から、その月の15日までのデータで算出される、15日締め広範囲消費者物価指数(IPCA―15)の6月の数値は、0・40%だった5月より0・24%ポイント低い0・16%だった事が分かった。 これは6月のIPCA―15としては、マイナス0・15%のデフレを記録した、2006年以来の ...
続きを読む »米国農務省がブラジル産生鮮牛肉禁輸を発表=全個体調査で1割不合格に=遅れをとる食肉衛生対策
【既報関連】米国は22日、品質が信用できないとして、ブラジルからの生鮮牛肉の輸入を禁じることを発表したと、23日付現地各紙が報じた。 この決定は、ブラジルからの輸入生鮮牛肉の衛生上の問題が増加していることによるものだ。
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