ブラジル鉱物院(Ibram)が2日、2020年の鉱業界の収益は2019年比で36%増え、2090億レアルに達したと発表した。収益増加は第4四半期の好調が後押しした。第4四半期の収益は830億レアルで、前期を63・6%上回った。収益増が著しいのは鉱業生産が盛んなパラー州とミナス州で、第4四半期の収益はパラー州が97%、ミナス州が ...
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《ブラジル》財政赤字=過去最大の7431億レに=黒字に戻るのは2027年?
新型コロナウイルスの世界的な流行により、2020年のブラジルの基礎的財政収支は過去最大となる7431億レアルの赤字を計上した。この額は国内総生産(GDP)の1割に相当する。
続きを読む »《ブラジル》18年の勢いなかったトラックデモ =組合の仲間割れと司法命令で
1日から予定されていた無期限のトラックデモは、トラック運転手の組合の中での意見の齟齬や、裁判所が幹線道路の封鎖を禁じる予備判断を出したことなどで、11日間も及んだ2018年5月ほどの規模には至らず、一時的な走行停止要請や抗議行動程度で終わった。1日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》サービス業=1月の信頼感指数が低下=現状と将来の見通しの双方で
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)によると、1月のサービス業の信頼感指数は前月を0・7ポイント下回る85・5ポイントとなった。信頼感指数は0~200で表され、100を超えると肯定的な評価をしている事を示す。85・5ポイントという数字は、業界には否定的な見方が広がっている事を示す。
続きを読む »《ブラジル》INSS=2月から納付額の基準変更=大半の人は若干の負担減に
国立社会保障院(INSS)が管理する年金や恩給などの支給額が5・45%調整され、1100~6433・57レアルとなったのに続き、2月からの納付金額も同率で調整されたと14日付現地サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》中央銀行=経済基本金利を2%で維持=CNIなどが歓迎の意表明
中央銀行の通貨政策委員会(Copom)が20日、経済基本金利(Selic)を年2%で据え置く事を全会一致で決めたと同日付現地サイトが報じた。金利据え置きは3会合連続だ。
続きを読む »《サンパウロ市》アニェンビ総合施設公園を運営委託=5370万レで30年契約
サンパウロ市は15日、市北部のアニェンビ総合施設公園の運営権を30年間、民間企業に委託することを発表した。サンパウロ市カーニバルのパレードのメイン会場でもある同施設は市の民営化プロジェクトの目玉だった。15日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》農産物輸出は4・1%増=輸入は5・2%減で黒字増加=最大輸出相手国・中国向けは更に増加
農務省国際関係貿易局が13日、20年の農産物輸出は19年を4・1%上回る1008億1千万ドル、輸入は前年比5・2%減の130億5千万ドルだったと発表した。これにより、農産物の貿易収支は877億6千ドルの黒字となった。
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ「本音では助成金欲しいんだろ」工場閉鎖のフォードにあてつけ=業界「ブラジル・コストが問題」と反発=無策ぶり批判する声も
ボルソナロ大統領は12日、米国の自動車大手フォードがブラジルで生産終了すると発表したことについて訊かれ、「彼らは隠しているが、本当は助成金が欲しかったんだ(Faltou a Ford dizer a verdade, né? Querem subsídios)」と発言して物議を醸し、業界団体からの厳しい批判を浴びた。12~14 ...
続きを読む »《ブラジル》ポウパンサ導入から160年=低金利下では最も有利な貯蓄法
ブラジル人が最も良く利用する貯蓄法で、必要な時にはすぐ引き出せ、少額しか貯蓄できない人にも心強い味方のポウパンサ(貯蓄預金)が、12日に導入160年を迎えた。
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