ボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)とパウロ・ゲデス経済相は5日、行政改革と財政改革諸案を含む憲法補足法案(PEC)を連邦上院議会に提出した。6日付現地各紙が報じている。 改革案は、「連邦政府機構改革」「財政緊急事態対応」「公的ファンド関連」の三つのPECに分けて出された。
続きを読む »ビジネスニュース
《ブラジル政府》電力公社の民営化法案提出=政府の持ち株比率は4割のみに
5日に行われた政権発足300日記念式典で、ボルソナロ大統領が電力公社エレトロブラス社の民営化法案に署名。議会にも提出した。5、6日付現地各紙・サイトが報じた。 エレトロブラス社はラテンアメリカ諸国最大の電力会社だ。法案によると、ブラジル政府は同社の株式を40%だけ残し、残りは売却する予定だ。
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ外遊=中東諸国と結束強化へ=サウジが100億ドル投資を約束=首長国連邦とも多数の協約締結
ボルソナロ大統領は10月21日からの日本、中国に続き、26~29日に中東3カ国を訪問、外交交渉を行った。これにより、サウジアラビアから巨額の投資を呼び込むなどの成果があった。10月28~30日付ブラジル国内紙、サイトが報じている。 ボルソナロ大統領はまず10月26日、アラブ首長国連邦(UAE)に渡り、同国首脳や企業家などとの ...
続きを読む »《ブラジル》経済基本金利が年5%に=「まだ切り下げる余地あり」=貯蓄預金などの有利性薄れる
ブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)が10月30日夜、経済基本金利(Selic)を年5・5%から5%に切り下げる事を決めたと10月30、31日付現地紙、サイトが報じた。 7月以降、3会議連続で0・5%ポイントずつというSelic切り下げは、経済活動の回復の遅れやインフレが低レベルで推移するとの見通しに基づくものだ。会議 ...
続きを読む »《ブラジル》若者や高齢者雇えば減税=政府が検討中の雇用促進策
景気回復が遅れ、失業率の改善も進まない中、連邦政府が雇用促進策の一つとして、若者や高齢者を雇った企業に対する減税を検討していると29日付現地紙サイトが報じた。 若者や高齢者への雇用促進策は、社会保障制度改革案承認後の経済政策の一つで、具体的な法案は経済省が近日中に議会に提出する見込みだ。
続きを読む »《ブラジル》フォード社=サンベルナルド工場の操業停止=Caoaによる買い取り難航で
サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポ市にあるフォード社の工場が29日、30日で操業を停止する事を明らかにした。同工場はトラックの製造を担当していた。 同地区の金属労組によると、同工場の従業員600人は31日以降、順次、解雇される事になっているという。
続きを読む »《ブラジル》借金抱える家庭が今年初めて減少=それでも昨年同月より増加
全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が29日、10月に借金を抱えていた家庭の割合は64・7%で、65・1%だった9月を下回ったと発表したと同日付現地紙サイトが報じた。 1~9月は借金を抱える家庭の割合が連続して増えており、10月は今年初の前月割れとなった。1月の割合は60・1%だったから、9カ月間で5%ポイント増えていた ...
続きを読む »アルゼンチン大統領選=フェルナンデス氏が当選=マクリ氏の追い上げ及ばず=新自由主義経済への反発強く=ボルソナロは早くも拒絶反応
27日、アルゼンチンで大統領選が行われ、クリスチーナ前大統領を副候補に据えた、ペロニズモ、左翼ポピュリズムのアルベルト・フェルナンデス氏が現職のマウリシオ・マクリ氏を抑え、一次投票のみで当選を果たした。マクリ氏を強く支持していたボルソナロ大統領は当選を認める声明を拒むなど、重要な貿易国である両国の関係の行方を気にさせる結果とな ...
続きを読む »ブラジル/中国首脳会談=中国と多方面で合意成立=教育、農業、エネルギーなど=交流活性化のためビザ免除
【既報関連】アジアと中東を歴訪中のボルソナロ大統領一行が24~25日、中国の習近平国家主席や李克強首相らと会談し、各種の合意や覚書を交わしたと24、25日付ブラジル国内紙サイトなどが報じた。 ボルソナロ大統領は24日に中国に到着。万里の長城などを見学後、企業家との会合やセミナーにも出席した。
続きを読む »《ブラジル》障害者用の車の販売が急増=割引制度採用で3倍以上に
障害または運動制限がある人(PCD)向けの特別仕様の車や、そのような人の世話をする家族や責任者が使うための車の販売数が増えている。 ブラジル支援技術産業、商業及びサービス協会(Abridef)によると、2018年のPCDやその家族に対する新車の販売数は26万4300台で、2014年の8万4千台と比べて215%増えた。
続きを読む »