10日、国家原油庁(ANP)による石油・天然ガス採掘権に関する入札が行われ、最低見込み額を大幅に上回る89億1500万レアルという記録的な収益(ボーナス、落札謝礼金)を獲得した。10日付現地サイトが報じている。 今回の入札は全国5カ所の盆地(海盆)にある36区画を対象とするもので、実際に落札されたのは3分の1の12区画に過ぎ ...
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《ブラジル》議会が連邦予算基本法承認=最低賃金は1040レアルに
ブラジル連邦議会が9日、来年度の連邦予算基本法(LDO)を承認し、法定最低賃金(最賃)は1040レアルとなったと9、10日付現地紙、サイトが報じた。 最賃は過去25年間、インフレ率+前々年(20年なら18年)の国内総生産(GDP)成長率で算出されてきた。
続きを読む »《ブラジル》ブラック・フライデーが定着=今年の売上は58%増加?
Googleが8日に発表した調査結果によると、今年のブラック・フライデーの売上は昨年比58%増となる見込みだという。 Googleが7月に1500人の消費者に聞き取り調査を行ったもので、回答者の99%はブラック・フライデーがいつかを知っていた。
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革承認に遅れ?=13日のドゥウセ列聖式のため
13日にブラジル初の女性聖人の列聖式が行われるため、上院での社会保障制度改革案承認がさらに遅れる可能性があると8日付現地紙が報じた。 13日に福者から聖人に昇格するのは5人で、女性聖職者ではブラジル初の聖人となるイルマン・ドゥウセこと、マリア・リタ・デ・ソウザ・ブリット・ロペス・ポンテスもその中の1人だ。
続きを読む »《ブラジル》今年の「子供の日商戦」は?=昨年比4・4%増見込む商店
全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が、今年の「子供の日」商戦の売上は昨年比4・4%増の78億レアルとの見込みを明らかにしたと7日付現地紙サイトが報じた。この数字は、CNCがここ6年間で最良の結果を期待している事を表している。 最も売上が伸びると考えられているのは玩具や電子電化製品で、昨年同期比8・2%増の見込みだ。衣服 ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障改革=上院の初回採決で「敗北」?=挽回に躍起のゲデス経済相=油田入札が取引のネタに
【既報関連】上院が1~2日、社会保障制度改革を含む憲法改正案(PEC)の基本文書を承認した上、修正動議も大方を否決して、初回採決を終了した。定数81の60%以上というハードルを越えた政府にとっては「勝利」と呼ぶべき結果だが、3日付現地各紙は「敗北」と評した。 各紙が敗北と表現したのは、PECが上院に持ち込まれた後、憲政委員会 ...
続きを読む »ブラジル株=世界景気後退不安で2・9%減=年金改革上院承認も効果薄
1日に発表された9月の米国製造業景況指数と、2日に発表された米国民間雇用者数が共に低調だったことを受け、世界経済に景気後退への不安感が広がったことで、2日のサンパウロ株式市場指数(Ibovespa)は前日比マイナス2・9%の10万1029ポイントで引けたと、3日付ブラジル各紙が報じた。 2日の米国市場は、ダウ・ジョーンズが1 ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障改革=削減効果は約8千億レに縮小=上院1回目採決は承認だが=2回目採決は再来週とも
ブラジル連邦議会の上院は1日、社会保障制度改革の憲法改正案の基本文書(texto-base)を賛成56票、反対19票で承認した。修正動議(destaque)の審議も継続して行われ、一部は否決されたが、残りは翌2日に持ち越された。1、2日付現地各紙・サイトが報じている。 下院で2度の承認を得た際の削減効果は「10年で9330億 ...
続きを読む »《ブラジル》工業生産高が世界トップ10から転落の危機=「原因は複合的」と専門家=過去の失政のツケがまわる?
2014年初めから2018年末までの5年間で、世界の工業生産は約10%増えたが、ブラジルは逆に15%減少した。そのため、ブラジルは世界の工業生産ランキングトップ10から転落する可能性があると、1日付現地紙が報じた。 専門家たちは、ブラジル工業の低迷の理由として、2015~16年の景気後退や、「隣国アルゼンチンの経済危機に伴う ...
続きを読む »《ブラジル》民間各行が続々と住宅ローンの金利下げる=最大手の国営銀行Caixaは静観
9月18日にブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)が、政策金利(Selic)を年利6%から5・5%に引き下げたことで、民間銀行がこぞって住宅ローンの金利を下げていると、1日付現地各紙が報じた。 住宅ローンは、国営の連邦貯蓄銀行(Caixa)が融資額、融資件数共にトップだが、それを民間銀行のイタウとブラデスコが追っている。
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