【既報関連】ブラジルではテメル政権期の2016年に、「政府支出は前年予算にインフレ率をかけた以上に上げてはならない」と規定する歳出上限法が成立した。だが、公務員給与などの義務的支出は、2016年~20年の間に2662億レアルも増え、上限法で決められた許容額の2300億レを上回ってしまう情勢だと、17日付地元紙が報じた。 26 ...
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サウジショック=「ペトロブラスは当面価格維持」でブラジル経済に波紋=連邦政府が介入かと市場は危惧
14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃されたことで、国際原油相場は、週明け16日と翌17日で激しく動いたと、17日付ブラジル各紙・サイトが報じた。 国際原油価格に連動させ、ガソリンなどの関連製品の値段を動かしているブラジルのペトロブラス(PB)社は、16日の時点では短期で価格を大きく変動させることはないと発表した。
続きを読む »《ブラジル》週刊経済予測集(フォーカス)発表=ドル高レアル安は2022年末まで?
ブラジル中銀が毎週月曜に発表する、週刊経済予測集フォーカスが16日に発表された。 フォーカスは中銀独自の予想ではなく、中銀が100以上の金融機関社に対して行ったアンケートの集計結果だ。
続きを読む »《ブラジル》7月の経済活動指数は前月比マイナス0・16%=月末に出る7月のGDPに不安
ブラジル中銀が13日、7月の経済活動指数(IBC―br)は前月比マイナス0・16%(季節偏差調整済み)だったと発表した。 今年7月の数値を昨年7月と比較した場合は、プラス1・31%だった。また、昨年8月から今年7月までの12カ月間のIBC―br累積値は、その前の12カ月間の累積値を1・07%上回った。また、今年1月から7月ま ...
続きを読む »《ブラジル》第2四半期の屠殺量が増加=牛、豚は前期と昨年同期の両方で
ブラジル地理統計院(IBGE)が12日、第2四半期は、牛、豚共に屠殺量が増えたと発表した。 雄牛、雌牛、去勢牛を合わせた牛の屠殺量は804万頭で、今年の第1四半期より1・4%、昨年同期比では3・5%増えた。
続きを読む »《ブラジル》積立退職金の支払い措置で銀行の営業時間延長=景気刺激策で最大500レアル
【既報関連】13日から始まった勤続期間保障基金(FGTS)の支払いのため、FGTS取り扱い銀行の連邦貯蓄銀行(Caixa)は、営業時間を延長して対応していると、12、13日付地元ニュースサイトが報じた。 ブラジル政府は、景気刺激策として、FGTS口座からの引き出しを1口座につき最大500レアルまで認めた。 各支店の営業時間 ...
続きを読む »リオ―サンパウロ便に新会社参入=リオ西部の小規模空港にセスナ機で就航
ブラジルの小規模航空会社Twoflex社が、リオ―サンパウロのドル箱路線に、新たな形で参入することが決まった。 リオには、北部の国際空港ガレオン(トム・ジョビン)空港と、南部の国内線のサントス・ドゥモン空港があるが、Twoflex社の便が就航するのは、西部のバーラ・ダ・チジュッカ地区にある、ジャカレパグアー空港だ。
続きを読む »《ブラジル・サービス業》7月の売上は前月比0・8%増=1~7月累積は前年比0・8%増
ブラジル地理統計院(IBGE)が12日に発表した月次サービス調査(PMS)によると、7月のブラジル国内のサービス業の売上は6月より0・8%増え、6月に記録したマイナス分(マイナス0・7%)を回復した。 7月のサービス業の売上は、昨年同月比で1・8%増加。1月から7月までの累積は、昨年同期比で0・8%増で、直近12カ月間の累積 ...
続きを読む »《ブラジル》新税導入問題で、国税庁と政府の対立浮き彫り=議会も選挙視野に抵抗ポーズ
【既報関連】ブラジル政府の税制改革案が正式に議会に提出される前に、ボルソナロ政権の大物経済スタッフ、マルコス・シントラ国税庁長官が11日に解任された。12日付現地各紙・サイトが報じている。 国税庁は新政権発足に伴う行政改革で経済省所轄の特別局扱いになっており、財政改革実現のためにも重要な機関だ。ボルソナロ大統領(社会自由党・ ...
続きを読む »《ブラジル》生産効率が1・7%低下=非正規雇用者の増加が原因
リオを本拠とする学究機関ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団のブラジル経済研究所(Ibre/FGV)によると、今年第2四半期のブラジル産業の生産効率は、2018年の第2四半期より1・7%落ちた。 これは、前年同期比マイナス2・2%を記録した2016年第1四半期に次ぐ下げ幅だ。 Ibre/FGVの調査員、フェルナンド・ヴェローゾ氏は ...
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