ブラジル経済省貿易・国際問題担当特別局のマルコス・トロイージョ局長は9日、ブラジルとメキシコが自由貿易協定締結に向けて正式に交渉に入ったと発表した。10日付ブラジル国内紙が報じた。 トロイージョ局長は、「メキシコはこれまで、米国やカナダとの貿易関係を重視してきたが、米中貿易戦争の激化などに伴う国際情勢の変化から、ブラジルとの ...
続きを読む »ビジネスニュース
《ブラジル》退職金積立金早期払い出しが始まる=政府の景気刺激策、消費に回るか?
ブラジルの連邦貯蓄銀行(Caixa)による勤続期間保障基金(FGTS)の払い出しが、13日から始まる。 これは、退職金の積立金を前もって引き出すことで国民に消費を促し、経済を活性化させる狙いを持った政策だ。 Caixaに口座を持っている人への自動振込みは他の銀行への振込みよりも早く行われる。その中でも、誕生月が1~4月まで ...
続きを読む »《ブラジル》8月の物価は0・11%の上昇=低インフレが続き、さらなる利下げ予測も
ブラジル地理統計院(IBGE)が6日、8月の広範囲消費者物価指数(IPCA、ブラジル政府採用の公式インフレ率)は0・11%だったと発表した。 今年7月は0・19%で、前年8月はマイナス0・09%だった。
続きを読む »《ブラジル》低所得世帯限定の物価指数、8月はプラス0・11%=食品、衣類などではデフレも
ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は5日、世帯収入が法定最低賃金の2・5倍を超えない世帯の8月の消費者物価指数(IPC―C1)が0・11%だったと発表した。 これは7月の0・43%よりも低い。今年1月から8月までの累積は3・28%、直近12カ月間の累積は4・11%となった。
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改正=上院憲政委員会が意見書を承認=歳出削減は8千億レアル台に=並行改正案も同時に承認
【既報関連】上院憲政委員会(CCJ)が4日、報告官のタッソ・ジェレイサッチ上議(民主社会党・PSDB)が提出した、社会保障制度改革のための憲法改正案に関する意見書を、賛成18、反対7で承認した。5日付現地各紙が報じた。 下院で承認された社会保障制度改革案の歳出削減効果は、「10年間で9330億レアル」だったが、ジェレイサッチ ...
続きを読む »《ブラジル》7月の工業生産が3カ月連続でマイナスを記録=「10年前の水準」との分析も
ブラジル地理統計院(IBGE)は3日、7月の国内工業生産が6月比マイナス0・3%(季節偏差修正済み)だったと発表した。4日付現地紙が報じている。 4月はプラス0・3%を記録したが、それ以降、5月がマイナス0・1%、6月もマイナス0・7%で、3カ月連続のマイナスとなった。3カ月間の累積は、マイナス1・2%に達した。
続きを読む »《ブラジル》アルゼンチンの混乱でブラジルの通貨も値下がり=ほぼ1年ぶりのドル高水準
アルゼンチンの経済危機や、激化する米中間の貿易戦争の影響で、週明け2日の為替市場は、昨年9月13日以降、最高のドル高となる1ドル=4・184レアルで取引を終えたと、3日付ブラジル各紙が報じた。 今年最もドル安だったのは、1ドル=3・73レアルを記録した7月18日で、それから1カ月半の間にドルが12%も高くなった。
続きを読む »《ブラジル》退職金積立の早期引としを承認=払い出し開始は13日から
ブラジル政府は景気刺激策として、正規雇用の社員が積み立てている退職金を、前もって引き出すことを可能にした。 これは、前倒しで現金を国民に渡すことで、少しでも消費に回してもらい、経済活性化を促す政策だ。政府は各退職金積み立て口座から500レアル単位で払い出しを行う。
続きを読む »《ブラジル政府》来年度予算案を議会に提出=法定最低賃金は1039レアルに=追加融資のため議会承認必要
ブラジル経済省のワルデリー・ロドリゲス財務特別局長が8月30日に、2020年の年間予算法プロジェクト(PLOA)と、2020~23年の多年度投資計画(PPA)を議会に提出した。8月30、31日付現地各紙・サイトが報じた。 PLOAは、来年度のインフレ率や経済成長率を想定した上で優先政策の必要額を算定したもの。PPAは、政権発 ...
続きを読む »ブラジル産大豆の不買示唆=世界的なサケ養殖業者がアマゾン理由に
世界有数のサケ養殖業者のMowi ASA(本社ノルウェー)が28日、ブラジルが森林伐採を抑制しなければ、ブラジル産の大豆の購入を停止するとの意向を表明した。 ブラジルの熱帯雨林を保護するための資金が凍結された事もあり、森林伐採や森林火災が増えている事は世界的に知れ渡り、ジャイール・ボルソナロ大統領やその政権に対する国際的な批 ...
続きを読む »