ブラジル最高裁は6日、公社や半官半民企業は、連邦議会の承認なしに子会社を売却できると決めたと、6、7日付現地各紙・サイトが報じた。 ここでいう「売却」は、100%完全な売却と、過半数の株式の売却(支配権は失う)の双方を含む。
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《ブラジル》上院が水道業務への私企業参画を認める
ブラジル連邦上院議会は6日、国内の上下水道整備会社の規制に関する法案(19年PL3261号)を賛成多数で可決したと、6、7日付現地各紙・サイトが報じた。 同法案は、3日に承認期限が切れた18年暫定令868号と同じ内容で、民主社会党のタッソ・ジェレイサッチ上議が期限切れと同時に提出したものだ。
続きを読む »5月インフレ0・13%を記録
地理統計院(IBGE)は7日、5月の広範囲消費者物価指数(IPCA・政府公式のインフレ指数)が0・13%だったと発表した。これは先月の0・57%より0・44%ポイント(P)低く、5月としては、0・1%だった06年以来、13年ぶりの低さだ。 1~5月の累積インフレ率は2・22%で、直近12カ月間の累積は4・66%だった。
続きを読む »《ブラジル》国営銀行が不動産ローンの金利下げる=債務再交渉もあわせて発表=住宅市場は盛り返しの傾向
連邦貯蓄銀行(CAIXA)は5日、週明けの10日から不動産ローンの金利を引き下げることを発表した。また、今年第1四半期の住宅市場は購入件数も新規販売件数も昨年同期を上回っていると、3、6日付現地各紙・サイトが報じた。 CAIXAによると、150万レアル未満の不動産を買う際の住宅金融システム(SFH)`の融資の場合は、8・ ...
続きを読む »観光客誘致を狙うブラジル=インフラ、治安の改善が鍵
連邦政府が、国内経済停滞時にも着実に外貨を獲得できる観光産業を後押ししている。観光産業は成長ペースは減速しているものの、依然としてプラス成長を保っている。 1月に発表された、国連世界観光機関(UNWTO)の報告書は、2019年に世界全体の観光産業は3~4%成長すると予測した。
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革に地方公務員は含む?=すでに断念ムードの連邦政府=「選挙に響く」と議員ら反対=州や市は切実な声上げるも
経済省が進めようとしている社会保障制度改革において、連邦公務員に課そうとしている保障変更を州や市の公務員には適用しないものとする動きが連邦議会で広がっている。これに対し、全国の市で、州や市の公務員も社会保障制度改革の一環として組み込むよう、法的に訴える動きが起きている。1、4、5日付エスタード紙が報じている。 「連邦政府が、 ...
続きを読む »《ブラジル中銀》経済動向予測調査フォーカス=14週連続でGDP成長率予測を下方修正
ブラジル中銀が毎週月曜に発表する市場調査「フォーカス」最新版が3日朝、発表された。それによると、各金融機関が予測した今年のGDP成長率の平均は1・13%で、先週出された予測値1・23%より0・1%ポイントダウンとなった。19年のGDPの予測値は、これで14週連続での下方修正となった。 フォーカスは「来年のGDP成長率予測」も ...
続きを読む »《ブラジル工業生産》4月は前月比0・3%増=鉱業の低迷が足を引っ張る
ブラジル地理統計院(IBGE)は4日、4月の工業生産高は、3月比で0・3%増だったと発表した。同日付現地サイトが報じている。 この4月の生産増も、3月に記録した1・4%の減産分を埋め合わせることはできず、今年1月から4月までの累積生産高は、昨年同期比でマイナス2・7%だ。さらに今年4月と昨年4月を比較すると、3・9%のマイナ ...
続きを読む »《ブラジル株》5月の株価上昇は10年ぶり=社会保障改革への期待が現実になるかが鍵
ブラジル株式市場の総合指数であるサンパウロ市株式市場指数(Ibovespa)は5月に値下がりすることが多く、「魔の5月」などと市場関係者からは言われていたが、今年5月はそのジンクスを10年ぶりに破った。 4月30日に9万6353ポイントだった指数が、5月31日は9万7030ポイントと、0・7%アップで終わったのだ。5月末のI ...
続きを読む »《ブラジル》ゲデス経済相がFGTSの再解禁を検討=220億レアルの経済効果狙う
【既報関連】今年第1四半期のGDPが前四半期比マイナス0・2%と、2年ぶりのマイナス成長だったことが発表された5月30日、パウロ・ゲデス経済相が勤続期間保障基金(FGTS)休眠口座の引き出し解禁や、社会統合基金/公務員財形計画(PIS/PASEP)休眠口座の引き出し解禁の検討を示唆したと、5月31日付現地各紙が報じた。 これ ...
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