国家電気エネルギー庁(Aneel)は21日、電気代の追加料金の単位額を引き上げる決定を下した。 ブラジルでは、水不足などで、水力発電所の発電量が減ると、火力発電所を稼動させる。火力発電の方がコストが高いため、火力発電所の稼動率が上がると、追加料金も上がる。稼働率に応じて課す追加料金のレベルは「黄旗」「赤旗1」「赤旗2」で表さ ...
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《ブラジル》郵便局が161局を閉鎖=業務最適化で職員整理も
郵便局が7月5日までに、161局を閉鎖する方針を明らかにした。これらの局を閉鎖する理由は、サービス網と労働力の最適化とされている。 閉鎖される局は、場所を借りて運営され、近くに別の局がある局を中心に選ばれた。最も多くの局が閉鎖されるのはリオ州の30局で、リオ市内だけで24局が閉鎖される。2番目に多いのはサンパウロ州の26局で ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロがまたも政治家批判=セントロンへの恨み節再び=その日のうちに議会にお世辞=不協和音の26日親派デモ
ボルソナロ大統領は20日、17日に続いて再び、イベントでの政治家批判を行った。大統領支持者たちは26日にデモを行おうと呼びかけているが、その内容をめぐって、足並みが揃うかが注目されている。21日付現地紙が報じている。 ボルソナロ大統領は20日、リオ州知事のウイルソン・ヴィッツェル氏や、リオ市長のマルセロ・クリヴェラ氏らととも ...
続きを読む »《ブラジル》GDP成長予測12週連続で下方修正=昨年の予想値からは既に半分以下
ブラジル中銀が毎週月曜日に発表する経済指標動向の予測集フォーカスが、現地時間の20日朝に発表された。 それによると、今年のブラジルのGDP成長率予測は12週連続で下方修正され、先週の+1・45%から+1・25%へと変更された。
続きを読む »《ブラジル》中銀総裁=経済への肯定的な見通し崩さず=中銀の独立の重要性も訴える
2016年末で統計上の不況からは脱したが、その後一向に景気は回復せず、ついに今年の第1四半期は2年ぶりのGDPマイナス成長の可能性も取り沙汰される中、ブラジル中銀のロベルト・カンポス・ネット総裁は6日に連邦議会で開かれた公聴会で、ブラジル経済についての肯定的な見方を崩さなかった。 同総裁は、「企業家信頼感指数は伸びており、投 ...
続きを読む »《ブラジル連邦政府》教育と医療の予算削減諦める=50億レアルはどこから削る?=専門家は計画性のなさを指摘
【既報関連】ブラジル国内全200以上の市で15日に発生した抗議デモの影響を受け、連邦政府は教育部門と保健医療部門に関してはこれ以上の予算削減を諦めるだろうと、17日付紙が報じた。 政府は週明けにも新たな省庁別の予算削減案を発表するが、経済省のスタッフは、教育省の予算削減を行わなくても済むようにするための計算を行っている。
続きを読む »《ブラジル》前期比失業率14州で上昇=520万人は1年以上求職中
ブラジル地理統計院(IBGE)が16日に発表した第1四半期のデータによると、連邦直轄区も州として数えた場合、18年第4四半期と比べた州別失業率は27州中14州で上昇し、残り13州も横ばいだったと同日付現地紙サイトが報じた。 全国平均の失業率は12・7%で、18年3~5月期以来の高率だ。前期比の失業率上昇上位3州は、アクレ(1 ...
続きを読む »《ブラジル》ゲデス経済相「景気は井戸の底」=第1四半期は経済縮小か
ブラジル中央銀行が15日に発表した経済活動指数(IBC―Br)によると、第1四半期の国内総生産(GDP)は昨年第4四半期より0・68%縮小したと同日付現地紙サイトが報じた。 IBC―Brは、地理統計院(IBGE)が出す正式なGDPの先行予測だ。IBGEによる指数は30日に発表されるが、IBC―Br通りなら、第1四半期は、20 ...
続きを読む »《ブラジル》第1四半期のサービス業は低調=GDPマイナス覚悟のブラジル中銀
ブラジル地理統計院(IBGE)が14日、今年3月の国全体のサービス業の売り上げは2月と比較して0・7%ダウンしたと発表した。 これで、今年1月から3カ月連続での前月比割れとなり、ブラジルの景気低迷をいっそう強く印象付ける結果となった。
続きを読む »《米中貿易摩擦》週明けブラジル株2・69%ダウン=「短期で漁夫の利、中期でマイナス」と関係者
米国が対中国製品への関税を引き上げ、それに中国が報復措置を発表したことで、週明け13日は世界中で株価が下落、ブラジルのサンパウロ株式市場指数(Ibovespa)も、2・69%ダウンの9万1726・54ポイントで取引を終えたと、14日付ブラジル各紙が報じた。 また、この日の為替相場も、一時、1ドル=4レアルのラインを突破した後 ...
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