ブラジル高知県人会(片山アルナンド会長)は、7月に行われたフェイジョアーダ祭りに続き、10月3日には「パエリア祭り」を開催する。「パエリア」は、米と一緒に、野菜、魚介類、肉などの食材を炊き込むスペインを代表する世界的人気料理だ。 片山会長は「前回の祭りでは本当に多くの方に買っていただき本当に感謝するばかりです。この勢いで第2 ...
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本紙への寄付者芳名
ブラジル相撲連盟の赤木政敏(あかぎまさとし)相談役、エンポリオ古賀(ニッケイ新聞代理店)、大矢進貞さん(ゆきさだ)、おもいで酒場パブラオケ、林ヨシノブ・パウロさん、平延渉さん(ひらのぶわたる)、匿名希望の篤志家の皆さまより寄付をいただき、ありがとうございました。
続きを読む »援協=「老人週間」ユーチューブで=心と体の健康維持の秘訣
日伯援護協会(援協、与儀上原昭雄会長)は25日午前10時から11時にかけて、「老人週間イベント」を援協ユーチューブ上で公開する。動画は公開後いつでも無料で視聴可能だ。動画にはポルトガル語字幕がつく。 1時間ほどの動画には「心と体の健康維持」についてあけぼのホーム医師の平塚マルセルさんと心理科医でデカセギ子弟への支援活動「カエ ...
続きを読む »日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(12)
もう一つの新聞は伯剌西爾時報で、これは海外興業の出資でまかなわれ、黒石清作社長は同社より移民の教育係の名を頂戴(中略)両紙とも移植民新聞ではなく、移植民支配階級の対移民御要達(編註ママ、「用達」のこと)告示であり、移民蔑視の臭気がただよった紙面であった。都会から来たものには実際森林伐採にたずさわるものの風ぼうは野蛮人としかうつ ...
続きを読む »ACAL=七夕短冊のお焚き上げ=少人数でコロナ禍収束願う
リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、8月2日に開催された七夕祭りで集まった短冊の「お焚き上げ」を9月12日午前にサンパウロ市の東洋会館内の庭園で行った。当日は新型コロナウイルスの感染防止のため、例年と打って変わり15人程の少人数で行われた。焚き上げ式は、南米大神宮の逢坂和男神主が取り仕切り、修祓、遷霊、献饌、 ...
続きを読む »日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(11)
主幹・黒石、編集・輪湖、さらに豊富な資金と活字で、予定通り既存紙を圧倒した。 「既存の二新聞を見下ろしながら、新活字で当初から千五百部も印刷して、購読料など念頭に置かず、経営を続けて行った。他の両新聞が如何に挑戦しても、謄写版や石版では先ず其の武器に於いて敵すべくもなかったので、『時報』の勢力は漸次二社を圧倒して行った。その ...
続きを読む »匪賊ランピオンを能で公演=日伯融合「地獄の門を叩く男」
サンパウロのジャパンハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)と駐日ブラジル大使館(エドゥアルド・サボイア駐日大使)が「地獄の門を叩く男(Lampião Nô Inferno)」を29日(火)20時から、 ブラジル向けにポルトガル語字幕つきでユーチューブ公演する。 日本の伝統芸能の能とブラジル文化財であるコルデル ...
続きを読む »■訃報■安良田 済(あたらすむ)
歌誌「椰子樹」編集、「コロニア文学会」代表、「コロニア詩文学」編集などを務め、戦後長き渡りコロニア文芸界を支えてきた安良田済(あらたすむ)さんが19日午後、養老院で老衰のために亡くなった。享年104。20日に聖市ヴィラ・アウピーナ墓地で葬儀を家族で行い、火葬した。パンデミックのため初七日、四十九日法要などは行わない。 安良田 ...
続きを読む »JICA=日系社会リーダー育成事業=中南米研修生25人参加(下)=新時代の統率力とは
最終日にクリーク・アンド・リバー社の松永雄さんが、日本文化として世界で広く普及される「アニメ」を中心にポップカルチャーを紹介。日本だけでなく海外人気も高い「ワンピース」「ナルト」「鬼滅の刃」などでも作品中でリーダーシップについてわかりやすく描かれているそう。スライドに並べられた3作品の画像から「一目でわかることは仲間が多いこと ...
続きを読む »日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(10)
③『ブラジル時報』 1916年8月にブラジル移民会社が4年間で2万人の日本移民を導入する契約を聖州政府と交わしたことを聞きつけた週刊『南米』の星名と、創刊したばかりの『日伯新聞』の金子、輪湖の3人が同移民会社支配人の神谷忠雄を訪問した。 3人は活字の寄付を要請したが、神谷は突っぱねた上、移民会社に批判的な邦字紙をこのまま放っ ...
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