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日系社会ニュース

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安倍総理辞任を惜しむ声=日系議員からも続々と=「ムイント・カリスマ」

2014年来伯時、歓迎会に駆けつけた日系政治家の前で話す安倍首相

 安倍普三首相の辞任表明のニュースは日系人政治家の間でも大きな反響を呼んでいる。安倍首相が来伯した2014年には、日系諸団体で歓迎会が文協ビルで催され、日系人政治家30人が来伯を祝すために駆けつけた。 主だった日系政治家に総理辞任を惜しむ声を取材した。  当時の歓迎会に参加していた政治家のひとり、安部順二(あべ・じゅんじ)元連邦 ...

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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(3)

最初の邦字紙『南米』1918年1月26日号に掲載された手書きの広告(最初の日本人商店「藤崎商店」、サントスの神田醤油店など)

 先駆けだが短命だった週刊『南米』、移民を搾取する移民会社への批判や反官気運を一手に背負って戦った『日伯新聞』、移民会社の機関紙的役割を担って日本政府寄りの立場から「移民は永住すべし」と唱えた『伯剌西爾時報』 、数年間の出稼ぎのつもりで渡伯している大半の移民の叙情的な気分をくんだ立場から開戦前には海南島転住論まで説くようになった ...

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勝重さんが仲間紹介する新著=『弓場農場 輝かしき開拓者』

書籍の表紙

 弓場農場の創設者である弓場勇さんの娘、弓場勝重(ゆば・かつえ)さんが『ブラジルの弓場農場・輝かしき開拓者』を出版した。ページ数は103頁で、日本語とポルトガル語で書かれている。  毎年『クリスマスの集い』でバレエやクラシック演奏、演劇などの公演でおなじみの弓場農場は、1935年に「ブラジルの処女地に新しい文化の創造を」の志を掲 ...

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パラナ州=柔道連盟に畳と柔道着寄贈=井上康生氏や日本外務省協力

高木総領事から柔道着を手渡し

 8月27日、パラナ州柔道連盟に対して、日本から送られた畳91枚と柔道着100枚を寄贈する式典が、クリチバ市内の同連盟本部で行われた。在クリチバ総領事館の石田健治副領事(滋賀県、44歳)は柔道4段、現地で練習・指導に関わっていた関係で、総領事館と外務本省を通じて日本とのコンタクトを試みたところ、シドニーオリンピック柔道金メダリス ...

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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(2)

戦前の日本人街、コンデ街の様子(『在伯同胞活動実況写真帳』」(1938年 竹下写真館)

 戦後に関しては、二世が台頭する1970年代以降にポルトガル語の日系メディアが勃興し、1980年代に全盛を迎える。  皮肉なことにそのメディアによって喚起された日本へのあこがれをいだいてデカセギブームにのって訪日した「ジャポネース(日系人)」たちは、日本で「ブラジル人」たる自分を発見していく。  一方、日本語の日系メディアは一世 ...

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日本館に障がい者対策改修=市が予算11万レアル承認=林市議の尽力、年内竣工

 ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)が運営する日本館の改修工事への予算として8月13日サンパウロ市官報で追加予算8万レアルが発表された。4月8日付同市官報で発表された段階では【変更】3万レアルだったが大幅な追加予算がおり、合計で11万レアルとなった。これにより、バリアフリー化設備や防火設備といった改修計画すべて賄える額に ...

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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史=(1)

■はじめに■  この一文は、ブラジル日本移民百周年記念協会の事業として、日本語版百年史編纂委員会(森幸一委員長)から2010年12月に刊行された第3巻『文化編(1)』のために書いた「日系メディア史」を、加筆修正したものだ。  グローバル化する世界が意味することは、かつては地方内で完結していた経済活動や文化活動が、世界レベルの淘汰 ...

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《ブラジル》学校の再開で慎重論=72%が「ワクチン開発後再開」=アマゾナスでは教員集団感染

 コロナ禍後の学校再開に向けての議論が国内で活発化しつつある。全国での感染拡大が減速化してきている中、学校再開(対面授業再開)を検討している州や市は多いが、学校再開後に感染者が増加した例もあり、課題を残している。5~8日付現地紙が報じている。

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滋賀県人会=カレー祭り予想外の大ヒット=半信半疑で若手に宣伝任せ=コロナ禍越え次世代が活躍

山田夫妻(左が山田会長、右が妻のグラシエラさん)

 「県人会メンバーのビビアナさんから告知方法の提案を受け、半信半疑ながらも任せてみました。まさかここまで売れるとは思いませんでした。今回本当にやってよかったです」――ブラジル滋賀県人会の山田康夫会長(滋賀県・69歳)は、そう驚きの様子で語った。外出自粛措置発令から6カ月余りが経った現在、既報の高知県人会のイベントに続き、滋賀県人 ...

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手塚治虫の絶筆『グリンゴ』=ブラジル日系社会が遺作に(下)=勝ち組「東京村」はどこ?

左:『グリンゴ』第3巻に出てくる勝ち組「東京村」の神社の鳥居; 右:ブラジル生長の家のイビウナ聖地にあるよく似た鳥居 

今も続く邦字紙、日本人墓地、相撲  『グリンゴ』第3巻に出てくる勝ち組「東京村」の神社の鳥居のコマと、実在する似た景色としては、生長の家ブラジル伝道本部のイビウナ聖地の鳥居がある。  ブラジルの田舎の町に忽然と立派な鳥居と神社現れる様子は、漫画の描写に似ている。同教団のブラジル信者数は日本と同じ推定200万人といわれ、大半が写真 ...

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