ニッケイ新聞 2010年6月24日付け 「50年前、僕一人で始めました」とKING会計事務所の下本社長(74、二世)は感慨深げに語った。15日目に初めての従業員を雇い、今では98人を数える。うち会計士の有資格者は35人、全社員の6割が大学卒という高学歴企業になった。「利益は会社に投資する」を真面目に実践し、今では業界1、2位を ...
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学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《11・終》=「世界に心開き続ける」=最後の委員長仲島さん
ニッケイ新聞 2010年6月24日付け 改正出入国管理及び難民認定法(入管法)が1990年に施行されたことが契機となり、ブラジルから日本へのデカセギブームが起こった。93年にはJICA移住事業部からの助成金がなくなり、調査団を出すことが困難になった。資金難の中、当時の津川安正顧問(東京農大)が私財を投じて学移連の活動を支えた。 ...
続きを読む »高知県人会=「こじゃんとうまいぜよ!」=初の高知祭りを27日に
ニッケイ新聞 2010年6月24日付け ブラジル高知県人会(片山アルナルド会長)は27日午前10時から同県人会館(R. Miranhas, 196, Pinheiros)で初めての「高知祭り」を開催する。入場無料。 片山氏が会長に就任し、発案された企画。婦人部や片山会長自らが腕をふるう高知名物の鯖の姿ずしやカツオのたたき、鯛 ...
続きを読む »「移民の父」水野龍を顕彰=サンパウロ市議会が名誉市民章贈る=亜国、クリチーバから子孫迎え
ニッケイ新聞 2010年6月23日付け 第一回移民船「笠戸丸」がサントス港に着岸してから102周年となる6月18日、笠戸丸移民を送り出しブラジル日系社会の歴史を開いた「移民の父」、水野龍(1859―1951)に再び光が当たった。サンパウロ市議会は「移民の日」の18日、水野の功績を称えて名誉市民章授与式を開催。式典にあたり亜国ブ ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《10》=日伯で祝った30周年
ニッケイ新聞 2010年6月23日付け ちょうど学移連が創立30年を迎えた年、第16次海外学生総合実習調査団として金原正幸さん(45、埼玉、東京外語大)がアニャンゲーラ日系クラブの日本語学校(森脇禮之校長)に日本語教師として派遣されていた。すでに当時、加盟校数は一ケタ代にまで減っていた。 金原さんは学移連を選んだ理由に「正直 ...
続きを読む »ロンドリーナ=町の発展と歩んで73年=松尾進蔵さんの卒寿を祝う
ニッケイ新聞 2010年6月22日付け 【ロンドリーナ発】地元で進ちゃんの愛称で親しまれる松尾進蔵さんが90歳を迎え、5月10日、子供たちが知人を招いて自営の食堂で「卒寿の祝」を催した。 松尾さんは1920年5月8日、サンパウロ州リベイロン・プレット市近くのブラジル人ファゼンダで生まれた。37年に開拓期のロンドリーナ市に移転 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■父の遺産は心意気
ニッケイ新聞 2010年6月22日付け 5月30日にパラナ州都クリチーバで開催された全伯王将戦に、遠くパラー州カスタニャルから参加した高島ロベルト五段(55歳、2世)。大会前日の指導将棋でただ独り、プロの大島七段に勝ったほどの腕前。王将戦に出場し熱戦の末、準優勝に輝いた。 高島さんは胡椒、カカオの仲買、輸出などを生業とし、サ ...
続きを読む »第14回文協桜祭り=今年は2週末に開催=26日から
ニッケイ新聞 2010年6月22日付け 「第14回文協桜祭り」が26、27日および7月3、4日にサン・ロッケの国士舘大学センターで開催される。午前10時から午後5時まで。ブラジル日本文化福祉協会、カウカイア、マイリンケ、ヴァルジェン・グランデ、イビウナ各文協の共催。26日午後1時から開会式を行う。 約200本の沖縄桜がある国 ...
続きを読む »ローランジア=先人へ感謝捧げる慰霊祭=晴天に恵まれ250人=嶋田会長「パラナ移民の大切なもの」
ニッケイ新聞 2010年6月22日付け パラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ、嶋田巧会長)は、19日午後2時からローランジア市のパラナ移民センターで、パラナ開拓先亡者慰霊祭を挙行した。ブラジル日本移民102周年を記念した今年の慰霊祭には、佐藤宗一在クリチーバ総領事などの来賓をはじめ、マリンガ、アサイー、アプカラナ、バンデイ ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《9》=「移住」から「国際協力」へ=移民70周年で図書寄贈
ニッケイ新聞 2010年6月22日付け 1975年、学移連は紆余曲折を経ながらも20周年を迎えた。それを記念して6月21、22日に東京で式典が開催され、NHKの三木友直氏による講演会「二十一世紀の国、ブラジル」、移住関係者、有識者によるシンポジウム「国際協力時代における新しい移住のあり方」、そして第5次海外学生総合実習調査団の ...
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