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ウイルス消毒の噴霧器寄付=JACTOが日系6団体に

寄付された噴霧器(文協サイト)

 農業機製造会社JACTO社(本社=サンパウロ州ポンペイア市)は5月、ブラジル日本文化福祉協会(文協)、憩の園、希望の家、こどものその、サンタクルス病院、日伯援護協会の日系6団体に噴霧器を寄付した。  寄付された噴霧器の本来の使用方法は、農場などの害虫駆除で使用されるものだが、現在は新型コロナウイルスに対する消毒液散布にも活用さ ...

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埼玉・宮城県人会が寄付=福祉団体にマスク1500枚等=「今こそ団結する時!」

埼玉県人会と寄付を受けた福祉施設の方々

 「このコロナ災禍で、各所大変な中、皆で何ができるか考え、福祉団体への支援に決まりました。わずかですが、この寄付で少しでも助けになれば嬉しいです」―今回の高齢者福祉施設への寄付を立案したブラジル埼玉県人会の吉田章則会長(47歳、埼玉県)はそう語った。新型コロナウイルスにより各所に影響が起きている昨今、埼玉県人会と宮城県人会(アガ ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(3)=移民船が感染ルートに?

疫病を避けるためにガスマスクをしたペスト医者、パウル・フュルスト画、1656年(I. Columbina (draughtsman), Paul Fürst (copper engraver) / Public domain)

 1918年にブラジルにスペイン風邪を持ち込んだのは、英国を出航した客船デメララ(Demerara)の乗客だった。現在ではウイルス患者の主要な移動手段は飛行機になっているが、今も客船経由の感染は健在だ。  新型コロナウイルスでは、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港に2月最初に寄港して話題になった。3月 ...

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福岡女学院短歌コンクール=作品募集、「今をうたう」で

コンクール募集チラシ

 学校法人福岡女学院(福岡市所在地)は「今をうたう」をテーマに「福岡女学院短歌コンクール」を開催し、年齢・性別・居住地・国籍問わず、海外からも広く応募を募っている。1人2首までで投稿料は無料。発表は10月末日福岡女学院ホームページで発表する。  選者は伊藤一彦(歌人)、俵万智(歌人)、桜川冴子(歌人・福岡女学院大学准教授)、松岡 ...

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文協の図書館再開、事務局と関連施設は休館延長

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)はサンパウロ州・市当局によるクアレンテナ(検疫)延長の指示に従い、文協事務局、日本館、日本移民史料館、国士舘スポーツセンターの施設休館を、7月14日まで延長することを発表した。  なお図書館のみ8日(水)から一部サービス限定で再開予定する。▼開館時間=10時から15時半▼滞在時間 ...

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下本氏が白寿者に敬老金=27人に感謝状と共に贈呈=01年続き2度目の心遣い

下本会計事務所の会長室で日系人が勝ち取った信用について熱っぽく語る下本さん

 6月18日の『ブラジル日本移民の日』112周年を記念して、ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)が毎年実施している「白寿者表彰」に合わせて、元サンパウロ州議会議員の下本八郎さん(二世、84歳)が、対象者の27人に感謝状と最低給料分の敬老金を贈呈した。下本さんが白寿者に敬老金を贈呈するのは2001年、同氏66歳の誕生日を記念 ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(2)=大統領もスペイン風邪犠牲者に

スペイン風邪で死んだロドリゲス・アウヴェス大統領(Foto: Wikimedia Commons)

 スペイン風邪の時、ブラジルの病死者で一番有名なのは、1918年の大統領選挙で当選したロドリゲス・アルヴェスだ。11月から就任するはずだったが、病のために就任できなくなり、翌年1月に亡くなった。  大統領代行を務めたデルフィン・モレイラは、伯国史上初の大統領代行になった。  アウヴェスは1902~06年まで第5代大統領になってお ...

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県連代表者会議=日本祭り来年7月9日から=会場費等は来年に持ち越し

オンライン代表者会議の様子1

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)の「6月度代表者会議」が先月25日、オンラインアプリ「ZOOM」で行なわれ、各県人会代表者のみならず役員や青年部を含めた65人が参加、ポルトガル語のみでの開催となった。  当日は、9月予定のオンライン日本祭り及び来年開催予定の同祭、また慰霊碑の周知について等を中心に議論された。   ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(1)=上塚植民地を襲ったスペイン風邪

スペイン風邪の患者でごった返すアメリカ軍の野戦病院(Image: courtesy of the National Museum of Health and Medicine, Armed Forces Institute of Pathology, Washington, D.C., United States)

 ブラジルの新型コロナウイルスの感染拡大は、まったく終息の気配をみせない現状だ。だが、ブラジル日本移民史は開拓の歴史だが、ウイルスのような感染症との戦いの連続だった。戦前の南米は熱帯性感染症の巣窟と見られており、温帯で生まれ育った日本移民にとってはDNAにまったく耐性のない病原体とのむき出しの格闘だ。日本移民112周年というタイ ...

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■ひとマチ点描■ 移民の日法要に画面で参加

県人会館で手をあわせる伊藤会長

 6月18日にブラジル日本文化福祉協会とブラジル日本都道府県人会連合会、ブラジル仏教連合会が主催し、日本移民112年を記念した先没者法要がオンラインで開催された。その際、伊藤紀美子山口県人会長は要田武前会長と共に県人会館で法要動画をモニターに映して法要に参加した。  電話取材で伊藤会長は「コロナ禍でも法要が途切れる事無く続ける事 ...

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