サンフランシスコ講和条約が発効となり戦後移住が再開した1952年に、戦後初めて移民船として建造された2代目「さんとす丸」。それを担当した三菱重工株式会社は、9月26日に文協ビル内のブラジル日本移民史料館(山下リジア玲子運営委員長)の8階で、日本人移民110周年事業の一環として「さんとす丸」の模型を寄贈した。日本の本社から来伯し ...
続きを読む »日系社会ニュース
第33回日本語教師養成講座=参加者募集、11月17日まで
ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)が『第33期日本語教師養成講座』の参加者募集を、1日から開始した。申し込み締切日は11月17日(必着)。来社した同センター教務主任の鶴田広子さんによれば、この講座は1985年開始で、通算603人の修了者がいる。日本語教育界に多くの人材を輩出してきた伝統あるコースだ。 講座の定員は10 ...
続きを読む »「来年の選挙に向けて団結を!」=第3回日系政治家運動会議
「日系社会も、強いリーダーを持つ必要がある。そのためにこの取り組みは重要だ」――世界最大規模の日本祭りの前実行委員長で富山県人会の市川利雄会長は、そう強調した。下本八郎元サンパウロ州議の呼びかけにより始まった、サンパウロ州日系社会と関係を持つ政治家を中心とした「第3回日系政治家運動(Movimento Politico Nik ...
続きを読む »援協定例会=8月は1千万レ超えの黒字=評議員会10月19日に
サンパウロ日伯援護協会(与儀上原昭雄会長)は「9月度定例役員会」を19日、サンパウロ市の援協本部ビルで行い、約35人が出席した。 定例役員会ではサンパウロ日伯援護協会、日伯福祉援護協会の両会とも定期評議員会を10月19日(土)に行うことを確認。定期評議員会は4、10月と年2回行われている。翌週22日(火)には年に1度の地区委 ...
続きを読む »聖母婦人会70周年祝う=「地の塩、世の光として使命果たす」=ドナ・マルガリーダの教え忘れずに
聖母婦人会(畑中アリッセ会長)は終戦直後、日本へのララ救援物資を集めるためにドナ・マルガリーダ渡辺らによって1949年9月18日に14人の婦人によって創立され、カトリック信仰に基づいた社会福祉活動を続けてきた。今年、創設70周年を迎えたことからサンパウロ市のサンゴンサーロ教会で22日に記念ミサを行い、会員ら150人ほどが集まっ ...
続きを読む »コチア青年が合同祝賀会=喜寿、傘寿、米寿祝う
コチア青年連絡評議会(前田進会長)は、コチア青年とその妻、賛助会員を対象とした「喜寿、傘寿、米寿の合同祝賀祭」を6日午前10時から、サンパウロ市の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催する。参加費は100レ。 西尾雅夫(のりお)副会長は、「コチア青年はもう平均年齢が85歳です。まず還暦祝い(60歳)、そして ...
続きを読む »■尋ね人■藤山昌作さん
宮崎県議会副議長の山下博美氏が、戦後移住者の藤山昌作さんに関する情報提供を呼びかけている。 藤山さんは宮崎県都城(みやこのじょう)市川東出身で、存命なら72歳。1958(昭和33)年10月4日に家族で、「あるぜんちな丸」で渡伯した。 家族構成は、父は翼さん、母は富士子さん、妹の徳子さん、弟の達也さん。 心当たりのある人は ...
続きを読む »進化続けるMNラーメン=味噌に続いて有機しょうゆ発売
2012年にモジ市中心部にオープンしたMNラーメンは開店から7年がたち、独自の進化を続け、その評判は地元ブラジル人にも知れ渡って来た。何が進化と言えば、親会社のMNプロポリス社(和田カルロス社長)は、2018年には有機味噌、今年は本醸造有機丸大豆甘口しょうゆ「伯魂」を開発・発売し、それをラーメンにも使用しているからだ。 日本 ...
続きを読む »滞日12年、デカセギ支援も=日本語堪能なブラジル人神父
聖母婦人会創立70周年ミサの司式司祭を務めたアントニオ・ジェニヴァウド・デ・オリベイラ神父(46)に「どこで習ったのか?」と尋ねると、2001年から12年まで日本に12年間も滞在していたとのこと。2017年に亡くなった久次神父のあとを継ぎ、同婦人会で日本語による霊的指導をする。 ジェニヴァウド神父はパラー州カピタン・ポッソ市 ...
続きを読む »垣花八洋夫『私の体験記』=一風変わったコラム風自分史
垣花八洋夫(かきのはな・やようお)さんが『楽書倶楽部』への投稿をまとめた本『私の体験記』(日毎叢書企画出版、152頁)を、この9月に刊行した。 垣花さんは沖縄県の多良間島出身で、1970年に技術移民として渡伯した。多良間島は、宮古島と石垣島の中間に位置する自然豊かな小さな島だ。地図で見ると、沖縄本島よりも台湾の方がずっと近い ...
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