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日系社会ニュース

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永住のつもりで渡航=90歳から百人一首を模写=サンパウロ市=高山辰雄さん=「うちは侍の家だったし、古かったから、寄付の額が高くて。オヤジはそれが嫌で日本を出ることにしたんだ」

2007年1月1日付け  サンパウロ市在住の高山辰雄さん(石川県出身)は、仕事を引退して今年で四十年。九十歳から百人一首の模写をはじめ、百歳になった今でも続けている。「私は子供運がよかったんですな」とこれまでを振り返った。  一九一八年、第一次大戦中に十二歳で家族とともに渡伯。そのころの金沢は、「自動車が一台くらいしかなくて、通 ...

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戦前最後の移民船で渡伯=「ブラジルに来て助かった」=サンパウロ市=森廣 登さん=「このまま戦争が続いたらどうなることかと思っていた。勝ち負けでなく、早く終わればいいと思っていたよ」

2007年1月1日付け  「心配することなく、ブラジルに来る決心がついた」。一九〇六年生まれ、昨年百歳を迎えた森廣登さん(岡山県出身、サンパウロ市在住)は、四一年にブラジル行きを決めたときの心境をそう話す。  「戦争が始まって仕事が厳しかった。戦争にどんどん出て行くので人が足らなかったんや。午前、午後、晩と働いて残業ばっかやった ...

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2日起きて2日寝る=皇太子殿下ご夫妻接待も=モジ市コクエラ区=橋田光代さん=「どこも悪いとこないし、今が一番たのしい」

2007年1月1日付け  「貧乏、貧乏で…。でも今はここがあるし、困ったことはない」。モジ市コクエラ地区で暮らす橋田光代さん(宮崎県出身)は、昔のことを振り返った。  十年ほど前、八十九歳のときに、二度目となる背骨の骨折をしてから認知症(ボケ)の症状がではじめたという。  光代さんは、足を怪我してからここ四、五年で、車椅子の生活 ...

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本紙特別企画・百周年行事予定表=全伯の事業概要が初判明=6月は式典ラッシュ!?

2007年1月1日付け  二〇〇八年のブラジル日本移民百周年まで、ついにあと一年となった。一世紀の節目にあわせ、今年から来年にかけて、ブラジル国内でさまざまなイベントが実施されると思われる。そこでニッケイ新聞では「百周年行事予定表」として、全伯日系団体に進行中の行事計画に関する情報を呼びかけた。集まった情報から、国内各地で着々と ...

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400年分の思い出=百歳の翁に迎春インタビュー

2007年1月1日付け  最後の笠戸丸移民、中川トミさんが昨年十月、百歳の誕生日を迎えた直後、亡くなった。現在、百歳以上の一世たちは約六十人(伯各領事館調査による)。昨年六月の調査から、ニッケイ新聞編集部の取材では、すでに五人が鬼籍に入っている。来年、百周年を迎えるにあたり、ブラジル日系社会の礎を築き、繁栄を見つめ、そしてその明 ...

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食事療法で健康を保つ=水分補給をしっかりと

2007年1月1日付け  仕事で定年を迎えた人など、家から出なくなる傾向にあり、生活の習慣もバラバラになってしまう。  栄養士のエレーナ・ユカリ・アダチさんは、「変な時間にお腹が空き、決まった時間に食べないことも問題」と指摘する。  健康を保つためには、「規則正しい生活を送ること」が重要と強調する。  また、骨粗しょう症、肥満、 ...

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健康に老いるには?=老化の速度を遅くする=どんどん頭と体を使おう

2007年1月1日付け  一世の高齢化はどんどん進んでいる。戦後移民の代表格であるコチア青年ですら、還暦よりもはるかに古希(70歳)の方が多い時代だ。いずれ喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)と進んでいくことは間違いない。コロニア最高齢は浅見重平さんの百八歳だが、それを目指して次々と〃新 ...

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トミさん後は大原綾子さん=暫定=生存する最古の日本移民=第3回厳島丸で1912年に=百歳迎えかくしゃくと=「新聞読むのが楽しみ」

2007年1月1日付け  〇六年年十月、百歳を迎えて亡くなった最後の笠戸丸移民、中川トミさんと同郷熊本出身で同い年の元気なおばあちゃんがサンパウロ市アクリマソン区に住んでいる。大原綾子さん、百歳だ。一九一二年の厳島丸で来伯した大原さんは、ニッケイ新聞の現時点の調査で、トミさんに次ぐ最古の日本移民だ。つまりもっとも長くブラジルに住 ...

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継承文化伝える安永家=プロミッソン=5世も生まれ末広がり=「家庭内はいまも日本語」妻はみんな日本人一世

2007年1月1日付け  「私は上塚先生の足元でそだったんです」――。移民の父、上塚周平の指導によってつくられたサンパウロ州ノロエステ線にある上塚植民地(現プロミッソン市)。移民のふるさととも言えるこの地に、亡き上塚から薫陶を受けて育った元気な〃日本人〃二世がいる。安永忠邦さん、八十五歳だ。五世も生まれる古いファミリーだが、今も ...

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今年の干支は〃いのしし〃=百周年も猪突猛進で=珍しいジャバリー飼育=200キロ超の巨体も

2007年1月1日付け  今年の干支は猪。日系社会も来年の移民百周年に向けて〃猪突猛進〃に突き進もう!──との勢いで、元気に乗り切っていきたいものだ。そこで今回、あまり知られていないジャバリー(猪)の飼育方法とお薦めのレストランを紹介しよう。  サンパウロ市近郊スザノ市在住の鈴木光男さん(56、三世)はブラジルでも珍しいジャバリ ...

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