1月1日(日) 「考えれば考えるほど、難しい問題です。どうしたらいいのか、正直言って私にもわからない点があります」と考え込む。サンパウロ市在住の心理学者、中川郷子さん(48、東京都出身)「在日ブラジル人青少年」をテーマに論文を書き、さきごろ最終審査に合格、サンパウロ・カトリック大学(PUC)の社会福祉課程で博士号をえた。いわゆ ...
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移民百周年記念協会=記念事業は盛り沢山
1月1日(日) ■まだ構想段階の計画も=アニェンビーで記念式典 新年を迎え、いよいよ〇八年まで二年を切った――。ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)では、注目されがちな「箱モノ」記念四事業以外に、たくさんの主催行事を企画・認可している。この機会に今まであまり報道されていないプランを中心に紹介し、百年祭の全貌を伝える ...
続きを読む »日伯学園=今度こそ
1月1日(日) ■「アルモニア」基盤に=大浦、宮尾氏ら情熱注ぐ 今度こそ、日伯学園を――。百周年記念事業の一つ、アルモニア学園高校棟拡張工事構想をベースに、日伯学園化するという計画が進んでいる。同学園は、五十二年前に力行会が中心になって作った学生寮が前身になっており、すでに三千人からの大学生を輩出したコロニア有数の二世人脈を抱 ...
続きを読む »新春気分を味わえる=グランドホテルへ行こう
1月1日(日) 細川たかしディナーショー。お子さんやお孫さんの祝いの席に。ブライダルフェア。夫婦贅沢宿泊プラン。エステティック宿泊プラン。忘・新年会シーズナルスペシャルパーティープラン。 故郷の新潟グランドホテルのホームページをみたら、こんなトピックがずらーと並んでいた。 通俗のオンパレードだ。 とっておきの日の食事、芸 ...
続きを読む »100周年機に移民資料拡充=資料館が計画、準備=移民の記録デジタル化
1月1日(日) ニッケイコロニアの宝物を次世代に継承していこう―。ブラジル日本移民史料館に収蔵、展示されている史料の数は現時点で、約三万七千二百三十点。書物、写真、レコード、移民が使用していた生活用品、絵画、農具など実に様々だ。これらは、展示されていない収蔵品がほとんど。三、四世と時代が移り変わるにつれて、移民の歴史に精通して ...
続きを読む »(10)日本祭り、新会場で
2005年12月28日(水) 県連主催のフェスティバル・ド・ジャポン(日本祭)は八回目の今年、会場を前年までのサンパウロ州議会駐車場からイミグランテス展示場に移して開催された。予算百万レアル。初会場に加え、今年は初めて入場料を徴収した。有北和田之示実行委員長の急逝を乗り越えて開催にこぎつけ、三日間で十万人が来場する賑わいを見せ ...
続きを読む »◇番外◇
2005年12月28日(水) ブラジル日本移民百周年記念祭典協会(上原幸啓理事長)は停滞の年だった。五月の文協会長選挙時に日伯総合センターのビラ・レオポルジーナ案を辞めて以来、箱モノに関する発表が一切ない。唯一、気を吐いたのはイベント委員会(青木智栄子委員長)で、六月には全伯日系代表者を招待したセミナーと記念事業開始記念大パー ...
続きを読む »ニッケイ新聞報道部が選んだ=05年コロニア=10大ニュース
2005年12月28日(水) ニッケイ新聞社会部は今年の十大ニュースを選んだ。一年間さまざまな出来事を取材してきた記者の目からみた日系社会の二〇〇五年は―。順位は、ピックアップした話題について討議した結果。各ニュースの要旨をここにまとめた。
続きを読む »(1)初の文協会長選騒ぎ
2005年12月28日(水) 日系社会の代表機関ブラジル日本文化協会の会長を選ぶ会員選挙が三月十六日、創立五十年の歴史で初めて行なわれ、三候補が出馬した。 最大の争点は、〇八年日本移民百周年の目玉記念事業として取り沙汰された日伯総合センター建設案について。 日系社会の「総意」を得られないまま推進していた現職上原幸啓氏(元サ ...
続きを読む »(2)大統領訪日の成果
2005年12月28日(水) 昨年九月の小泉首相訪伯以来、日伯間の経済交流に動きがでてきた。五月のルーラ大統領訪日時の首脳会談では、二国間関係を新しい段階に進めるようなテーマ、なかでも国連改革での協力、エネルギー分野での新協力関係の構築などを中心に話し合われた。 デカセギ子弟の教育問題についても共同プログラムが発表され、教育 ...
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