5月24日(火) 【ボリビア・サンタクルス市発】その環境の悪さからかつて「犬も通わぬサンファン」と呼ばれたサンファン移住地が今年、入植五十周年を迎える。日ボ移住協定が締結される一年前の一九五五年七月に第一次の十四世帯、八十八人が夢と希望を抱いて入植。以来、広大な原生林や悪路と真正面から向かい合ってきた。半世紀の節目を祝う記念祭 ...
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吟剣詩舞の全伯大会=非日系人も出演へ
5月24日(火) 第五回全伯歌謡吟剣詩舞大会(ブラジル吟剣詩舞連合会)が二十六日午前十時から、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区ジョアキン・タヴォラ通り605番の北海道交流センターで開かれる。 披露されるのは吟、剣詩舞、歌謡吟など七十四演目。非日系人の間でも静かなブームになっているという。十九日午前、案内に来社した関係者らは「 ...
続きを読む »新井、鈴木さん入選=明治神宮綜合短歌大会で
5月24日(火) 明治神宮春の大祭、明治記念綜合短歌大会の入選者(ブラジル関係)がわかった。小池みさ子さんが、十九日、本紙に知らせてきた。 ◇入選 吾が乗りし移民船めがけ背広振る父の姿が焼きつきており 新井 知里 公園の淡き日の差すベンチにて憩う老人に犬が寄り添う 鈴木 妙子 ◇佳作 アマゾンの原始林日々 ...
続きを読む »ブラジルを美しくする会講演会
5月24日(火) ブラジルを美しくする会(玉根丈之代表)は、二十五日午後八時から、ソーホー源気店(ドミンゴ・デ・モラエス街(1425)で恒例講演会「本屋の片隅から見た日系社会そしてブラジル社会」を催す。講師は高野泰久さん(高野書店店主)。参加・聴講無料。
続きを読む »名画友の会鑑賞会=「山のかなたに」
5月24日(火) 名画友の会は、六月十一日午後〇時十五分から、老ク連センターで、恒例鑑賞会第百三回を催す。邦画洋画二本だて。上映は「山のかなたに」(五〇年作品、池辺良、若山セツ子)、「キリマンジェロの雪」(五二年作品、エヴァ・ガードナー、グレゴリー・ペッグ)。
続きを読む »デカセギ検討会議発足へ=大統領訪日=首脳会談で対策協議=立ち寄るか愛知万博
5月24日(火) 二十二日午前、韓国へ向かった大統領一行は二十六日午前中に訪日する。読売新聞二十二日付けによれば、日本政府は大統領訪日に合わせて、デカセギ問題に対応するために検討会議を発足させ、今年の夏にも第一回会合を開く予定だと報じた。二十日付けでは、小泉首相は大統領とデカセギによる犯罪増加対策も話し合うとも報じ、今回初めて ...
続きを読む »リベルダーデ=治安、実情と統計に差=公安市民協議会=犯罪登録呼びかける
5月24日(火) リベルダーデ区公安市民協議会(CONSEG=福井ミウトン会長)の第十八回定期総会が、十七日午後七時半からサンパウロ市の東洋会館で行われ新執行部が選任されると共に、最近の治安状況などに関する住民からの要請が次々に行われた。 最初に新執行部が拍手で承認。二期目(二年任期)となった福井会長が代表して、「環境に関す ...
続きを読む »デカセギ論じる企画=ブラジルを知る会=設立9年目迎えて=新たなステップ
5月24日(火) 「三年後に控えた百周年を傍観することなく、ブラジル日系社会との関わりを自分たちの立場で考えたい」と「ブラジルを知る会」の清水裕美代表。同会は音楽や料理など文化を中心とした講演会を主催してきたが十七回目の今回、〃デカセギ〃をテーマにしたパネルディスカッション「海を越える人々―生活者の視点から見た出稼ぎ事情 繰り ...
続きを読む »ニシン目当て=行列途絶えず=北海道祭
5月24日(火) 北海道協会(大橋皖吾会長)が二十一日に開催した北海道祭に約五百人の来客があった。お目当ては「今年は大きさに自信」と太鼓判を押すニシンの炭火焼き。会館(ヴィラ・マリアーナ区ジョアキン・タボラ通り605)内は、ニシンの香ばしい香りと煙が立ち込めた。 屋外でニシンを焼いていた木下利雄さんは「去年は何十年ぶりの大漁 ...
続きを読む »富有柿祭りに=五万人集まる=ピエダーデ
5月24日(火) 第五回ピエダーデ富有柿祭が二十日から二十二日までピエダーデ文化体育協会(益田照夫会長)で開催され、総勢五万人が来場した。期間中、生産者直売の柿三千箱が売り尽くされ、富有柿名産地にふさわしい祭典となった。 今年はピエダーデ市制百六十五年を記念して同市が全面的に祭を後援し、榎本敏郎元副市長がイベント委員長として ...
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