小林眞登(まさと)ルイス氏(39、三世)がブラジル剣道連盟の後援を得て執筆した『伯國劒道小史戦前篇』が出版された。全343ページ、50レ。60部。 同書は、小林氏が日本移民100周年に際しブラジル人剣道の歴史を調べ始め、同連盟の許可を得て約10年かけて執筆した。日本へも足を運んで資料収集や取材を進め、移民110周年の昨年に刊 ...
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文協定期総会、3月末に=評議員立候補は来月8日まで
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は「第57回定期総会」を3月30日に開催するに際し、評議員立候補者の申込み受付を今月7日から開始している。締切りは来月8日まで。 定期総会では評議員50人の改選が行われ、正評議員50人と補充評議員25人が選出される。任期4年。評議員立候補の条件は以下の通り。 ▼文協に会員としての籍を少 ...
続きを読む »■訃報■田村昭一さん
イタチーバ日伯文化協会で会長職を歴任してきた田村昭一さんが、先月26日午前、アチバイア市内病院で老衰により亡くなった。享年90。 1928年3月15日、高知県土佐市生まれ。34年に家族とともに渡伯した。サンパウロ市近郊のモーロ・グランデに入植し、じゃがいも栽培を学んだ。その後、サントアマーロのエンブーラ等を経て、イタチーバに ...
続きを読む »オザスコで新年拝賀式=元日に皇室の弥栄を祈り
オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)は「新年拝賀式」を元日、同会館で催した。58年続く恒例行事で、約30人が新年の門出を祝した。 拝賀式は午前10時に始まり、国歌「君が代」、唱歌「一月一日」などを斉唱し、皇室の弥栄を祈った。その後、荒木会長をはじめ、各部長が年頭挨拶。閉会後は、婦人部お手製の雑煮が振舞われ、会 ...
続きを読む »スザノ、相撲授業で卒業式=50人に段位認定証を授与
公教育に試験的に相撲を導入しているスザノ市内コレジオで先月20日に卒業式が行われ、相撲を習う生徒約50人に対して、段位認定書が授与された。 市内では市立コレジオ3校において、任意で参加可能な相撲授業が開講されている。当日は年末最後の稽古となり、日本相撲連盟が認定する段級位制に則り、3~10段までの認定書が授与された。
続きを読む »徳島県人会=利用団体「不条理」と反目=急きょ賃料4割値上げで=「運営赤字で困っている」
サンパウロ市北部にある徳島県人会館の賃貸契約の更新を巡り、カラオケ・ダンスでそこを利用する日系文化協会との間でいさかいが生じている。契約更新は二年毎に実施され、その際の賃料値上げは総合市場物価指数(IGPM)に基づいて調整されることになっていたが、赤字運営に悩む徳島県人会が急きょ、4割値上げを求めたためだ。両者は感情的に対立し ...
続きを読む »■ひとマチ点描■特大門松で結束強めるモジ
元日、モジ・ダス・クルーゼス中央日本人会で「新年拝賀式」が行われた。なかでも恒例となり衆目を引いているのが、特大サイズの門松だ。 この門松は孟宗竹を使用し、高さ1メートル70センチに及びもの。毎年晦日に会員が集まって手作りし、会館入口の2カ所に飾られる。 「日本文化の継承の一つとして、何か新しいことをやりたい」。松本茂評議 ...
続きを読む »武本文学賞、最後の受賞者=式典は3月24日、宮城会館で
ブラジル日系文学会(中田みちよ会長)主催で最後の『第36回武本文学賞』の入選作品が発表された。授賞式は3月24日午後2時から、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。小説と随筆は順次『ブラジル日系文学』誌に掲載される。作品及び受賞者は次の通り(敬称略)。 【小説部門】選考委員=醍醐 ...
続きを読む »■訃報■秋本満敏さん
中西部日伯協会連合会元会長で連邦区在住の秋本満敏さんが、心臓発作により入院先で4日に急逝した。享年70。 秋本さんは1949年1月1日生まれ。愛媛県出身で、60年に移住。77年までパラナ州ウライーで過ごした。 ツバロン製鉄所などでの勤務を経て、80年からブラジリアのカンポ日伯農業開発(株)に勤務。セラード開発計画の総合実施 ...
続きを読む »移民史料館=7階が1月に仮再オープン=皇室寄贈品、着物も展示へ=急ピッチで工事、協賛呼びかけ
「2月には7階部分が新装オープンします。旧年7月に再開館した8階部分と合わせて、ぜひ見に来て」――ブラジル日本移民史料館の運営副委員長の岩山明郎(としろう)さんは、そう薦める。眞子さまご来伯に合わせて新装開館した8階部分は、従来の展示品に加えて、大型モニターが多数設置され、説明映像が増えて分かりやすくなっている。新年の展望を運 ...
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