日系社会ニュース

10月30日（木） 　在南米被爆者健康診断事業で、ブラジルを訪れている派遣医師団（山岡義文団長）は二十七、二十八両日、診察会場（援協診療所、サンパウロ市リベルダーデ区）に足を運べない人のため、往診を行った。在ブラジル原爆被爆者協会（森田隆会長）の要請に、日本側が答える形で実現したもの。今年が初めて。セーラ・グランデやイタペチニン ...

10月30日（木） 　バウルー文協（佐藤風太郎会長）は、十一月九日午前九時から会館で、バウルー地域和太鼓教室発表会を催す。ＪＩＣＡ派遣の小田幸久講師の教えを受けたこどもたちの努力の成果の披露だ。小田講師が先に指導してきた〃先輩〃にあたる教室の生徒たちも友情競演する。

10月30日（木） 　子や孫の未来を担う選挙戦――。今回の衆院選は、海外在住有権者にとって三度目の在外選挙権行使の場となる。各党が政策実現の具体策を提示した「マニフェスト（政権公約）」を掲げて争う今回の選挙戦。ブラジル在住の有権者にとっては、現在約三十万人のデカセギが生活基盤を置く日本の将来を考える絶好の機会でもある。数多くの社 ...

10月30日（木） 　ポルトガル語やブラジルの生活習慣を学ぼうと、ブラジル人居住者の多い静岡、岐阜など五県の巡査部長、巡査長、巡査が今月五日からサンパウロ市に滞在している。 　清水観巡査部長(静岡県)、佐伯貴生巡査長（東京都）、今井祐樹巡査長（岐阜県）、関浩太郎巡査（長野県）、加藤尚志巡査（三重県）の五人で、十一月末まで市内の語 ...

10月30日（木） 　ブラジル日本文化協会（上原幸啓会長）および同工芸委員会（川上久子委員長）とサンパウロ総領事館（石田仁宏総領事）は共催で、十一月七日から十二日まで文協大サロンで第七回日伯工芸美術展を開催する。月～金曜は午後二時から同六時まで。土、日曜は午前十時から午後六時まで。 　今回の展示されるのは四十五人の作品約百三十点 ...

10月30日（木） 　米国ロサンゼルスの邦字紙「羅府新報」の創立百周年を記念した晩餐会が十六日、センチュリー・プラザ・ホテルで行われた。約七百人が出席し、これまで羅府新報に携わったパイオニアたちをたたえると共に、一九〇三年以来、共に歩んできた日系社会の将来に乾杯をした。 　晩餐会では、日系社会に貢献のあった南加県人会協議会、モン ...

10月30日（木） 　曹洞宗南米別院仏心寺（三好晃一総監）では十一月二日（日）午前十時からお盆供養を厳修する。最初に法話、続いてお盆会法要となる。来社した黒澤慈典開教師（三〇、静岡県）によれば、「当日は粗餐の準備もあります。みなさま、お誘い合わせの上ご参詣ください」とのこと。 　なお、仏心寺では無料で座禅を行っている。初心者向け ...

10月30日（木） 　コロニアかるた会（黒田貞徳代表）は、十一月二日午後一時から、鳥取交流センター（ドナ・セザリア・ファグンデス街三二三）で第三百三十一回会合を行う。会費四レアル。一品持ち寄り。同好者を歓迎している。

10月30日（木） 　［パラナ支局、既報関連］パラナ州開拓神社（仮称）建設の地鎮祭が、さきごろ、ローランジア移民センター内の建設予定地で行われた。日本移民百年祭の、パラナ日伯文化連合会（嶋田巧会長、沼田信一神社建立委員長）の記念事業だ。日系人の気持ちの拠り所、移民の先達を感謝して祀る、重宝してきた農機具を聖なるものとして納める― ...

10月29日（水） 　豊橋市役所が東三河地域研究センターに委託したブラジル人口調査によると、同市在住のブラジル人男性は一万人近くにのぼり、ブラジル人男女総数の五二・八％、二十～四十九歳層では六九・六％を占めた。各家族の構成人数は「三人」二六・二％、「四人」二〇・五％。同調査は今年三月、八百三十二人を対象に実施された。十一日付、イ ...