2月14日(金) 半世紀にわたって、水泳を通した人間教育に人生を捧げ、十年前に九十三歳で逝った佐藤貫一さん(大分県出身)の教え子たちがいま、その信念を引き継ごうと、故人の名前を掲げた教育センターの設立に向けて動いている。佐藤さんは四八年のロンドン・オリンピックにブラジル代表選手を送り出すなど、ときの「水泳大国ニッポン」から来た ...
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具象画展の作品募集=日系美術館が要項発表
2月14日(金) 文協のブラジル日系美術館は三月十八日から二十一日まで、第三回文協具象画展への出品作品を募集している。テーマ、形式は自由で油彩、アクリリコ、水彩、デッサン、版画など未発表作品に限られる。サイズは最小五十センチ、額縁を入れて最大百五十センチ。参加費は三点まで七十レアルで、返済はしない。応募者は十センチX十五センチ ...
続きを読む »杉下さん陶芸品兼価で販売
2月14日(金) 陶芸教師の杉下久江さん(日系二世)が土、日曜日三月末まで、サンパウロ市ヴィラ・カンペストレ区ライーニャ・ヴィトーリア・エウジェニア街一〇八番(コンセイソン地下鉄駅から5757番バス乗車)で陶芸品を販売する。杉下さんが今まで制作してきた作品二百点以上を、市価の半額以下で売っている。杉下さんは一九七三年に美術大学 ...
続きを読む »早大OBが稲門会総会
2月14日(金) ブラジル在住の早稲田大学OBで構成されるブラジル稲門会の総会が二十二日午後六時半から、ニッケイパラセ・ホテルで開かれる。会費は五十レアルで、同伴七十五レアル。福引の景品として各自、二十レアル程度の品を持ち寄ること。 現在、同大のOBはブラジルに長期滞在者七十八人、短期滞在者二十三人を数える。総会は七年ぶりと ...
続きを読む »高齢者を疑似体験=介護のコツつかむ=シニアの杉本さんが講習会
2月14日(金) 「高齢者や障害者の状態を知ってほしい」─。JICAシニアボランティアの杉本和恵さんが今月二十四日から、援協傘下の特別養護老人ホーム、あけぼのホーム(竹村英朗ホーム長)でアイマスク、重りなど疑似体験グッズを使った介護の講習会を開く。職員を対象にしたものだが、将来は、一般向けにも実施したい考えで、老人クラブや婦人 ...
続きを読む »『ラテンアメリカ多国籍企業論』=90年代の変貌、堀坂氏ら書く
2月14日(金) 〃失われた十年〃といわれた一九八〇年代の次に訪れた九〇年代は、企業にとって大変貌の十年間だった。ブラジルを含めたラテンアメリカに対する外国直接投資が大幅に増え、経済ナショナリズムの主導的役割を果たしていた公営企業は徹底的に民営化の波に洗われ、多国籍企業の新たな参入が相次ぎ、ラテンアメリカも世界経済の一端に組み ...
続きを読む »日系ライオンズ協会 西谷氏が会長就任=日伯学生の絵画展企画
2月13日(木) ブラジル日系ライオンズ協会は二十日午後八時からブッフェ・コロニアルで総会を開き、会長以下の新理事十五人を選出した。瀬木節夫会長から西谷昇会長に交代した。定款により瀬木会長は評議員会長に就任する。 新旧会長と和田忠義さん、釘宮英一さんが十日来社、あいさつした。 同協会は日本からライオンズ関係者が来伯したとき ...
続きを読む »喜ばれる日本語説教=聖公会の岡野牧師着任
2月13日(木) サンパウロ聖公会サンパウロ教区聖ヨハネ教会(ピニェイロス区コロペス街一〇八番)に日本から岡野利治牧師(七八)が着任した。 伊東宏サンパウロ教区司教は「日系社会の高齢化が進み、日本語で説教できる人材がいないことは悩みだった」と説明する。 そういう理由から一世の信者の足が教会から遠のいていた状況の中で「日本 ...
続きを読む »特養老人施設「あけぼのホーム」完成=収容能力は52人=来年3月までに満床へ=JICA、2億5千万円助成
2月13日(木) サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)が国際協力事業団(JICA)の助成を得て九八年より五ケ年計画で建設工事を進めてきた特別養護老人施設あけぼのホーム(竹村英朗ホーム長)が完成、総合落成式が十一日午前十時から、グァルーリョス市の施設で開かれた。関係者ら約百三十人が出席、門出を祝った。収容人数はこれで五十二人と ...
続きを読む »高山氏の下議当選祝う=パラナ、主要3団体が共催
2月13日(木) [パラナ支局]昨年十月の選挙で連邦下院議員に当選した高山秀和氏の快挙を祝う祝賀会が、去る一月二十五日夜、アセル会館で行われた。文化連合会(嶋田巧会長)、文化運動連盟(西森ルイス理事長)、アセル(鈴木勇理事長)の共催だった。青山鉱一クリチーバ総領事、原ルイ・クリチーバ市議、上野アントニオ日伯商工会議所会頭、J・ ...
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