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日系社会ニュース

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《ブラジル》山田彰大使が着任=日系社会との連携強化を

歓迎祝賀会の様子

 在ブラジリア日本国大使館に特命全権大使として先月15日に着任した山田彰氏(福岡、59)が、25日本紙を訪れ、日系社会との連携強化に向けた強い意気込みを語った。  山田氏は、東京大学法学部を卒業後、81年に入省。84年から在アルゼンチン大使館で二、三等書記官を務めたほか、12年には中南米局長に着任。14年からは日系企業進出が過熱 ...

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大阪サンパウロ市姉妹都市が優勝者を派遣=「交流の懸け橋」に意欲

来社した山口さんと大阪・サンパウロ姉妹都市協会の粟島裕(あわしまゆたか)さん

 大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が今年2月に主催した「ポルトガル語スピーチコンテスト」で、優勝した山口朱生(あき)さん(21、兵庫)が4日来社した。  同協会は、同コンテストの優勝者を毎年ブラジルに派遣しており、山口さんは、1日から12日までサンパウロ市、パラナ州クリチーバ市を中心に視察する。  山口さんは、創価大 ...

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■訃報■須永忠雄さん

 ブラジル相撲連盟の書記理事、須永忠雄さんが5日午前10時にアチバイア市内の病院で亡くなった。享年80。  須永さんは同相撲連盟に1961年に入会。相撲の練習に励み、約20年前に書記理事に就任し同連盟に貢献した。南米相撲連盟の副会長職も10年程度務めていた。  5日夜にアチバイア市内の墓地で通夜が行われた。6日にサンパウロ市ヴィ ...

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千葉県人会が60周年迎え=滝川副知事らが慶祝訪問=『仲良く、楽しく、正しく』

60周年記念ケーキのカット式を行う原島会長、河上会長、滝川副知事(左から)

 ブラジル千葉県人会(原島義弘会長)による同県人会創立60周年記念式典が8月27日、サンパウロ市ジャバクアラ区の同県人会館で行われた。県人を中心に約100人が参列。母県からは滝川伸輔副知事、河上茂千葉県議会ブラジル友好議員連盟会長、岩田利雄千葉県町村会長、市原武睦沢町長ら9人が慶祝に訪れ、共に喜びを分かちあった。  午前10時、 ...

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商議所部会長シンポ=トンネルの先に明るい光=どん底から回復基調へ=(下)=好景気待ちでなく積極対策を

経済動向に関心を持つ200人以上が出席した

 化学品部会の鎌倉勇人(はやと)部会長(スリーボンド)は、部会所属企業に取ったアンケートの結果を公表。輸送(自動車、二輪車、飛行機)市場に商品を提供する企業群では、14社中11社が昨年に比べて売上が増加したと回答し、回復の兆しがあると報告。一方、ヘルスケア、農業、印刷市場などに関わる企業群からは、売上が「減少」もしくは「不変」と ...

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商議所部会長シンポ=トンネルの先に明るい光=どん底から回復基調へ=(上)=業種により厳しい状況続く

開式の挨拶をする松永会頭

 ブラジル日本商工会議所(松永愛一郎会頭)は先月24日、「2017年下期業種別部会長シンポジューム」をサンパウロ市内ホテルで開催した。11部会の代表者から前期の振り返りと下期以降への展望が語られた。副題『回復途上のブラジル経済―いま打つべき戦略は』は、ブラジル経済が回復基調で、前向きな発表があることを見越して題された。部会により ...

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村上夫妻がプルデンテ支部で=広島式お好み焼き教室開催

お好み焼き教室に参加した皆さん

 プレジデンテ・プルデンテ広島県人会(橋岡勉会長)の先亡者追悼法要が8月27日、プ・プルデンテ本派本願寺で行われた。法要には広島文化センターから村上佳和副会長、ことじ夫人が参加した。法要終了後にはことじ夫人からプ広島県人会婦人部に広島風お好み焼きの作り方教室が開催され、約20人が参加した。  当日のお好み焼き教室は同寺にあった焼 ...

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■ひとマチ点描■路上生活55年のおしゃれ好き

煙草も嗜むミヤギさん

 記者をしていると日系の社会的成功者と話す機会はよくあるが、その逆はマレだ。たとえば路上生活者の日系人には会ったことがない。「これはおかしい」と考えていたが、たまたま出会えた。「サンパウロ市の路上に住んで約55年」という通称「ミヤギさん」(71、二世)だ。  ミヤギさんは、路上生活者の割にはお洒落好き。一度目に会ったときは花柄の ...

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■訃報■松井太郎さん

松井太郎さん

 移民文学「うつろ舟」の作者、コロニア小説家の松井太郎さんが1日朝、老衰のため自宅で亡くなった。享年99。  1917年10月25日、兵庫県神戸市出身。1936年に渡伯し、サンパウロ州奥地のカフェザルで一年の労働した。その後マリリア市郊外で綿作りの歩合作に入った。戦後サンパウロ市近郊に移り住み、野菜作りのかたわら執筆活動を始めた ...

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■ひとマチ点描■元デカセギのお菓子工場

コスモスの商品を販売していた皆さん

 南大河州都ポルト・アレグレ市の日本祭りに出店していたイボチー移住地の尾池千春さん(二世、57)と大城ジャケリーネさん(三世、42)夫妻は、自分たちで作ったお菓子を販売していた。チョコレートやクッキー、煎餅など様々なお菓子はブラジル人にも人気で、試食をした人は必ず購入していく。  尾池さん夫妻は10年ほどデカセギのために日本に住 ...

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