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日系社会ニュース

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和紙製靴下を試験販売!=「日系社会は不思議な空間」

(左から)山本さん、福本さん

 天然素材の寝具や生活雑貨を取扱う「天然屋」を日本で運営する「株式会社山繊(本社・愛知県蒲郡市)」の山本亮代表取締役(48、愛知県)は、当地視察のため来伯し、8月18日に本紙を訪れた。  同社は、もともと中国で安く商品を製造し輸入販売することを主な事業としていたが、中国の工場を視察し劣悪な環境で製造されていることに衝撃を受け、経 ...

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《ブラジル》110周年=「日系社会百年の計」になるか=菊地委員長再訪日、協力要請=300万レ達成も現実味帯び

大祭典に向け奔走する菊地実行委員長

 200周年に繋がる祭典に―。ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会の菊地義治実行委員長が提唱する「日系社会百年の計」に賛同が寄せられ、目標額300万レアルの事業予算に向けて、着々と募金が集っている。祭典の目玉である県連日本祭りでの式典や、全日系社会の統合を目指す「国士舘再開発事業」も計画が煮詰まってきており、基盤をしっかりと ...

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JICA横浜=海外移住資料館、来館50万人=神奈川学園の生徒6人ら

左端が佐藤岳教諭、右端が朝熊由美子・JICA海外移住資料館長(提供写真)

 「JICA横浜の海外移住資料館の来館者数が50万人を突破」――8月25日、神奈川学園中学校の女子中学生6人と引率の佐藤岳教諭のグループが来館、50万人目の来館者となり、記念式典が行われた。  式典では朝熊由美子館長から記念証明書と記念品が贈呈され、受け取った佐藤教諭は同中学校の3学年の生徒は3月に海外研修を計画していることを説 ...

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柔道=オザスコ顕真会が60周年=始まりは畑の一画、青空道場=記念大会515人が出場

顕真道場60周年記念大会開会式での選手宣誓の様子

 オザスコ顕真道場(福島ユーゴ会長)は8月20日、道場創立60周年記念大会をオザスコ市営体育館で開催し、近郊の柔道クラブ32団体、515人が参加した。道場創立者の故・柴山助次さん(山形、1921~99年)が1957年に所有の畑の一画を利用して道場を始めた時には、生徒数はわずか4人だけだった。市内に2階建ての道場を構えるほどになっ ...

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《ブラジル》山口県人会=創立90周年で会館増改築=式典に知事や河村衆議ら約220人=「故郷は山口県であり続ける」

鏡割りの様子

 ブラジル山口県人会(要田武会長)が26日、創立90周年記念式典をサンパウロ市内のホテルで開催した。式典には村岡嗣雅(つぐまさ)知事、河村建夫衆議院議員(日ブラジル会議員連盟幹事長、中南米日系人支援議員連盟会長)、防衛省技官から転身した異色の経歴を持つ日本のプロ演歌歌手・入山アキ子さんを含めた43人の慶祝団が出席。マト・グロッソ ...

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二天古武道がイベント開催=大和魂、日本人の誇りに感涙

岸川代表を中央に囲んだ集合写真(提供写真)

 原爆投下から72年の節目を迎え、二天古武道研究所(岸川ジョージ代表)は、『大和魂を蘇るイベント』を5、6両日に、ビラ・マリアナ区中央寺院日教寺及びコペルコチアで開催した。  宮本武蔵開祖の二天一流の免許皆伝し、日本古来の武士の伝統を普及させることを目的に1993年に創立された同研究所。現在、ブラジルを拠点としてアルゼンチン、メ ...

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■ひとマチ点描■一緒にパゴッジをやりませんか?

パゴッジに欠かせないパンデイロとカヴァキーニョ(Hlen at the English language Wikipedia, via Wikimedia Commons)

 「一緒にパゴッジをやりませんか?」―有田清さん(71、神奈川県)=サンパウロ市在住=が来社し、そう呼びかけた。  有田さんはこの2年半ほど、セントロで開催されるパゴッジの路上演奏会にほぼ毎週参加している。「すごいレベルが高い。ブラジル音楽が好きにはたまらないと思う。でも、ほとんど日本人が来ないんだ。誰か興味がある人はぜひ参加し ...

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技術実習生受入れ枠拡大へ=静岡県人会60周年式典で=先人偲び、川勝知事が言及

左から川勝県知事、原会長、杉山県議会議。祝賀会のケーキカットの様子。

 ブラジル静岡県人会(原永門会長)は今年創立60周年を迎え、27日午前11時より同会館で記念式典を開催した。母県からは川勝平太県知事、杉山盛雄県議会議長らが出席し、記念の節目を祝すと共に、技術実習生の受入れ枠を拡大の検討を約束し、今後より一層交流を深めていく姿勢を示した。会場には過去最高の250人を超えるの県人会関係者が集まり、 ...

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《ブラジル》苦闘の移民史描く歌舞劇に涙=小禄田原字人移住100周年=総勢1200人で盛大に=二百周年に向け絆強め

乾杯に沸いた記念式典

 先駆者への感謝を胸に心繋ぐ百周年にー。ブラジル小禄田原字人会(与儀昭雄会長)は、『移民百周年記念式典』を27日、サンパウロ市内の客家会館で盛大に開催し、沖縄やハワイからの慶祝団50余人を含めて、およそ1200人のウルクンチュが一堂に会した。一年がかりで準備された式典では、一世紀の移民史を描く歌舞劇が披露され、次なる二百周年に向 ...

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9年目迎えた『カエル・プロジェクト』=帰伯デカセギ子弟を支えて=(下)=「支援の輪を広げたい」

定期開催のワークショップの様子(同プロジェクトのフェイスブックより)

 『カエル・プロジェクト』代表の中川郷子さん(60、東京都)は「日本から戻ってきた子弟の中には、家庭問題を抱える子もいる」という。  ある小学6年生の男の子は2週間ほど通学しない日が続いていた。スタッフが家庭訪問すると、酒浸りの父親、うつ病を患う母親がいて、男の子は部屋に引きこもっていた。家計は男の子の姉が仕事をして支えていたが ...

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