日系社会ニュース
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アーリョ・ショウナン裏話=炉辺談話=荒木桃里=(1)
「ほう、機関車のようなものを据えたね」 大貫はコップをかかえながら、鹿内善造が手ごろに割ったマキをストーブにほうりこむのを見てそう言った。 六月になると、サンタ・カタリーナ高原は大霜に見舞われる日が
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元デカセギに30年禁固刑=松本市貸金業者強殺事件=判事「冷酷で非情な危険人物」=執行猶予なしの最高厳罰
長野県松本市で2003年7月10日夜、貸金業の全達守(ぜん・たつもり)さん=当時59歳=が殺害され現金が奪われた事件で、日本政府の代理処罰(国外犯処罰規定による訴追)要請を受け、当地で強盗殺人の罪で
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ジャパンハウスに向け増員=在聖総領事館に二氏着任
在聖総領事館に中富瑤介(29、神奈川)、吉良美紀(31、東京)の両副領事がそれぞれ6月、7月から着任している。15日、両氏が着任あいさつに来社した。 中富副領事は経済班に所属し、進出企業の支援やブ
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タボン学園から2年連続優勝者=弁論大会、本田稔さんに戴冠=当地学習者、帰伯子弟に負けず
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)とブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)は20日、サンパウロ市のブラジル広島文化センターで『第36回スピーチコンテスト』『第9回弁論大会』を開催した。
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バンドメンバー選び終わる=五木ひろしコンサート
日本の人気演歌歌手、五木ひろし氏のブラジル・チャリティー公演(外交120周年記念事業)が11月21日にアニェンビー国際会議場で行なわれるにあたり、演奏する現地バンドメンバーの技量確認が18日に行われ
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ネイル市場の開拓なるか=付け爪超えるロング型
ブラジルのネイル市場拡大に向け、有限会社アムズの福島章嘉代表らが、新しいファッションを提案している。その主役はロングネイル。従来の付け爪よりも2倍以上長い特徴的な装飾品だ。 同社は日本で、ネイル用材
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戦争前後の歴史見直しを=日本移民迫害に光当てる=UNESPが映画討論会=「過去の過ち繰り返すな」
UNESP(サンパウロ州立大学)のCEDEM(同大学記録文書センター)で17日夜、「日本移民の歴史的正義に関する映画討論会」が行われ、3人の講演に会場が満員となる60人が集まり、戦争前後の日本移民へ
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ベレン=秋篠宮ご訪問予定に会場沸く=パラー州で日本週間開催
【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会は同協会施設内で「第28回日本週間」を14日から19日までの6日間にわたって開催した。 14、15日は日本料理講習会、琴演奏講習会、14~17日は折り紙教室、
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キノコ300種見ませんか?=800枚の展示場所募る
サンパウロ市在住の西岡吾一さん(88、山口)が自身の撮影したキノコと昆虫の写真の展示場所を探している。 元々、写真店を営んでいた西岡さんは、引退後に趣味でサンパウロ植物園を中心に活動を始め、以来12
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■訃報■ウルグアイで林業指導 三上隆仁さん
ウルグアイ在住で、同地の林業や林産品加工や研究に長年指導的な役割を果たしてきた三上隆仁さんが22日午後3時すぎ、モンテビデオ市内のスペイン病院で胃がんのために亡くなった。享年90。 4カ月ほど前から