「どうして親たちはブラジルなんかに来たんだろうね。わざわざこんな後進国に」―― サンパウロ州立高校に通う同級生、韓国系二世のキム・サブリナさん(18)と日系二世の大浦聡一郎さん(17)が共に抱く両親への率直な思いである。 「それでいて、ブラジルの文句を言う親の心理がよく分からないよね」と二人は半ば呆れたように言う。 現在の ...
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■訃報■本山省三さん=USP教授、移民史料館館長
サンパウロ州立総合大学(USP)教授や科学史センター理事、ブラジル日本移民史料館館長、サンパウロ人文科学研究所理事長を務めた本山省三(もとやま・しょうぞう)さん(二世)が、1月26日(火)午後8時50分頃、自宅で亡くなった。行年81歳。 夕方昼寝をして起きてこないため、家族が部屋に様子を見に行ったところ、意識の無い状態で発見 ...
続きを読む »文協施設の休館日変更
ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は1月22日にサンパウロ州政府が発表した経済活動再開計画(Plano-SP)のフェーズ変更を受け、ブラジル日本移民史料館および文協図書館の各館休館日を発表した。 【ブラジル日本移民史料館】1月30日(土)、31日(日)、2月6日(土)、2月7(日) 【図書館】1月30日(土) ...
続きを読む »四世受入制度の要件見直しへ=日本政府が意見公募始める=2月21日までに声を届けよう!
いよいよ四世ビザ要件緩和実現に一歩前進か――日本の出入国在留管理庁は現在、日本の法令検索閲覧ウェブサイト「e―GOVポータル」にて、日系四世受入れ制度による要件見直しについてのパブリックコメント(意見公募)を2月21日まで受け付けている。四世ビザの条件を緩和してほしいなどの意見がある人は、この機会に声を送ったほうが良さそうだ。 ...
続きを読む »HSC=プラザッキからプレベントに=契約移転後も条件変わらず
サンタクルス病院(HSC、石川レナト理事長)は、プラザッキ(Plasac、サンタクルス医療保険契約)の運営を、サンタクルス日伯慈善協会から民間健康保健会社のプレベント・セニョール(Prevent Senior)へ2月1日(月)から移転することを発表した。 運営会社の移転後も当面、これまでプラザッキに加入していた被保険者8千人 ...
続きを読む »日通=オンライン引越説明会28日=リモート引っ越しの方法も
ブラジル日本通運(藤代泰輔社長)は「第7回オンライン引越説明会」を、28日9時~10時(日本時間28日21時)にGOOGLEの会議アプリ上で開催する。 これは、日系進出企業駐在員を中心に行っている海外引越しの説明会。旧年からコロナ禍により対面での説明を中止し、オンラインに切り替えた。 説明会は日本語で行われる。「帰国後に良 ...
続きを読む »ANBEC日伯学生討論会=オンラインで2月6・7日
一般財団法人日伯経済文化協会(ANBEC、田中充理事長)は「第11回ANBEC日伯学生会議」を、2月6日と7日の8時30分~10時30分(日本時間)に、会議アプリズーム上で開催する。 本イベントの目的は、討論を通じて参加者が日伯関係について知識を深めること、および学生同士の交流を推進すること。 配布資料には《日伯の交流は1 ...
続きを読む »印刷版購読料を値上げ=半年450から480に
本紙印刷版の購読料が2月から値上げされる。半年分現行450レアルが480レアルに。1年分840レアルが900レアルになる。バンカ売りの値段も5レアルから6レアルになる。 なお、PDF版の購読料は現行(半年270レアル、1年500レアル)のまま。
続きを読む »GB連合=総会で萩尾会長が続投=感染防止のため屋外で開催=コロナ禍でも工夫し活動継続
ブラジルゲートボール連合(UCGB、萩尾勝巳ジュリオ会長)は10日午前9時に「第38回定期総会」を、サンパウロ市南部ヴィラ・グアラニー区にある連合コートで開催した。高齢者が多いこともあり、コロナ禍による感染防止に気をつけて、屋根がある野外観客席で特別に開催した。 萩尾会長は挨拶で「昨2020年はパンデミックに見舞われましたが、 ...
続きを読む »■訃報■元移民史料館運営委員長=栗原猛氏
サンパウロ日本移民史料館運営委員長、サンパウロ人文科学研究所の理事及び日本支部長を務めた栗原猛さん(東京都出身)が、昨年12月24日午後7時40分に熊本県で敗血症のため亡くなっていた。行年78歳。 栗原さんは一時帰国中の2016年、熊本県震災被災者へ支援物資を届けるため訪れた熊本県で、エスカレーターから転落して同県病院へ入院 ...
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