第49回衆議院議員選挙が10月19日に公示され、10月31日投開票で、既に後半戦もラストスパートの段階となってきました。 私の当たるも八卦流で予測すると、自民党は小選挙区で190議席、比例で70議席、計260議席となり、公示前の276議席より15席減くらいになると思います。 自公連立の公明党は、公示前29議席なので、1増か ...
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特別寄稿=《ブラジル》益々強大になる中国の存在=日系社会の活力を示す時=サンパウロ市 駒形秀雄/コロニア・ピニャール 天野鉄人
今、中国の存在が世界の注目を集めています。 インド太平洋地域での米国勢との主導権争いや、台湾併合を狙う武力的威嚇などの成り行きが、特に注視されています。それらは日本の利害や安全にも大きく絡む事案で、私達もそれに無関心では居られない事になります。 一方その中国勢のブラジルでの活動状況などはどうなっているのでしょうか? サン ...
続きを読む »特別寄稿=日本定住化30周年記念=長ネギ栽培で日本一の生産者に=カンノエージェンシー代表 菅野英明=TS学園で多文化共生教育を実践=(下)
遊休農地の借用農家との信頼関係づくり TSファーム社の斎藤俊男は、「先祖代々受け継がれる土地は、地主様の『命』であると考え、感謝の気持ちをもって大切に使わせていただく事が重要」であり、「代々受け継がれてきた溝掃除(溝さらい)等の慣習行事に積極的に参加する事が大切であると確信している。この2点が地主農家との信頼関係を構築するため ...
続きを読む »特別寄稿=日本定住化30周年記念=カンノエージェンシー代表 菅野英明=長ネギ栽培で日本一の生産者に=報恩感謝で地域と一体化して発展=TSグループの斎藤俊男=(上)
日本一の長ネギ生産会社を持つTSグループは、地域社会とともに発展していく企業文化を構築し、地元で長ネギ生産と学校経営を中心に、埼玉県児玉郡上里町で日本の未来図でもある多文化共生社会を実現している注目の会社だ。日本で農業を成功させてブラジル日系人の顔的存在になった創業者・斎藤俊男の人物像を中心に、ティー・エス ファームと学校法人 ...
続きを読む »特別寄稿=炭素ゼロの未来を実現するために世界と協力する=中華民国(台湾)行政院環境保護署 チャン・ツィチン大臣
COVID―19のパンデミックが世界を襲う中、大気中の二酸化炭素濃度は過去最高を記録し続けています。 2021年8月に気候変動に関する政府間パネルによって発表された第6次評価報告書への作業部会Ⅰの貢献は、人間の活動が大気、海、および土地の温暖化を促進したことを強く確認したことでした。大気、海洋、雪氷圏、生物圏はすべて、幅広く ...
続きを読む »特別寄稿=ボケ予防手段としての金融投資=じっくり楽しもうマネーゲーム=聖市在住 元週刊 FAXニュース代表 永井 忍=国内外の情勢や観測の悪化で要注意=(9)
さてブラジルは今、政治面では通常でも大統領選投票前1年に入って不安定な選挙モードであるゆえに、大統領の過激な言動や扇動も加わって極めて要注意。経済金融面では国内外の情勢と観測の悪化で、単に不安定である上に悲観が支配する事態になっている。 ボルソナロ大統領の評価は独立記念日9月7日後に行われたダッタフォーリャ調査でさらに悪化し ...
続きを読む »特別寄稿=笠戸丸移民大田向雪の苦難の生涯=過酷極めたノロエステ鉄道工事=執筆 金城エジソン健児/翻訳 建本みちかマルリー=(下)
ノロエステ鉄道工事を耐え忍ぶ このノロエステ線鉄道工夫となった笠戸丸沖縄県人は、記録に残っている名前を上げれば、大田向雪の外に大城幸喜・カメ夫妻、大城蒲戸・ウト夫妻、新垣美三郎・カメ夫妻、知念亀、島袋蒲、新垣ナベ(旧姓島袋)、池原次郎、比嘉仲直、比嘉徳松、宮平松、仲程仙五郎、大城良宗、玉里幸一夫妻、知念松、知念五郎、照屋堅吉・ ...
続きを読む »特別寄稿=笠戸丸移民大田向雪の苦難の生涯=過酷極めたノロエステ鉄道工事(上)=執筆 金城エジソン健児/翻訳 建本みちかマルリー
極貧だった沖縄での生活 1908年6月18日に移民船笠戸丸でブラジルへ渡った最初の日本移民781人の同船者のうち、325人が沖縄県人でした。大田向雪(こうせつ)が笠戸丸移民の一人としてブラジルに向かったのは、まともな食事もできない家族の生活を何とかしたいという一念からでした。 彼は、1881年8月20日に沖縄県島尻郡豊見城村 ...
続きを読む »《特別寄稿》癒しがたい悲しみを乗り越えて=安楽に続く道を拓いた女性たち=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
こんなに新型コロナ禍生活が長く続くとは思いもしなかった。個人の身体機能も生活形態も、すっかり変わってしまった。 運動系機能は確実に低下し、外出しないので反射神経、視覚系、聴覚系の機能低下、生活リズムの乱れによる記憶系の衰えから、脳専門医は高齢者、中高年だけでなく、低学年の児童にまで深刻な「コロナ鬱」を引き起こしていると警鐘を ...
続きを読む »特別寄稿=苦難の中の先人の教え=サンパウロ市ビラ・カロン区 高安宏治(たかやすひろはる)=ボリビアから伯国への再移住の教訓=《下》
過去を振り返り、今考えると、昼も夜も残酷なほど働き通しであった。当時の縫製下請けの人々、とりわけボリビアから再移住の人々は、徹夜してまで家族ぐるみで働き、互いに競争して収益を稼いだ。 心労もあったけれど、それでもボリビアで照りつける太陽の下での畑仕事と比べると、家の中で家族揃って朝、昼、晩一緒に食事を共にしながら座って労働す ...
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