特別寄稿
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特別寄稿=サンパウロ市/羽田=コロナ禍でどう変わる?=空港や機中での過ごし方=金剛仙太郎=(上)
金剛仙太郎さん(埼玉県出身、43歳)は10年前、ブラジル日本交流協会生として本紙で記者を務めた後、当地の企業で働いて永住権をえて、外国人女性と結婚して住み着いた。しかし諸所の事情からコロナ禍を機に、
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特別寄稿=えっ? この時期に日米訪問=便ドタキャンすり抜け強行=サンパウロ市在住 林 まどか
ブラジル日本文化福祉協会副会長の林まどかさんが、コロナ外出自粛が始まった3月下旬に一時帰国して郷里・福岡などを訪れ、4月中旬には娘の住む米国ボストンを訪問し、5月上旬に帰伯した。半年前から計画を練り
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特別寄稿=「歌は世につれ 世は歌につれ」=コロナ禍に昭和歌謡を懐かしむ=サンパウロ市ビラ・カロン在住 毛利律子
外出禁止のコロナ禍が長期戦ともなると、なんらか好みに合った物事を見いだして楽しく過ごす方法を考えなくてはならない。そういう日々で痛感するのは、パソコンの有用性である。 インターネットを使って一昔前
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特別寄稿=コロナ拡散止まらぬブラジル=一筋縄で対処できない格差大国=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
日中は晴れるが朝晩寒い日が続きます。そして、世の中の動きまでこの気候に合わせた様にと言うか、あまりぱっとしない寒々の日々がつづきます。 その中で、ずっと後の方を走っていたブラジルがフランス、イギリ
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特別寄稿=もうじき1日の死者1千人台か=どっちへ行くのか、我らのブラジル=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
毎日青い空が見えて気温も快適、例年ならば「良い陽気になりましたね」と挨拶するところですが、今年はいけません。コロナウイルスのお蔭で一般庶民は「家庭内蟄居」です。 ニッケイ新聞も配送が始まり、これで
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特別寄稿=新型コロナ騒動とアマゾン移民史=往時のマラリア禍の心情を今に懐う=パラー州ベレン市在住 堤剛太
現在、パラー州では外出自粛処置が取られすでに3カか月目に入っている。私の住むベレン市では、病院施設がすでにパンク状態と発表され、4月下旬からはマスク無しでの外出は禁止になりまた。4月27日からは罰金
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ブラジル短信=コロナ災禍で経済大揺れ=どこまで深まるか政治的混乱=5月3日版=サンパウロ市在住 田中禮三
経済成長率2・2%増の予想がマイナス5%へ 3月中旬から顕在化したブラジルのコロナ禍は、5月2日現在、感染者9万6559人、死亡者6750人超となり、サンパウロ市では4月
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新コロナ禍で見直したい、人間距離(じんかん・きょり)と、自然との距離=聖市ビラ・カロン区在住 毛利律子
僅か20年前に始まった短い21世紀の歴史を振り返ると、2001年9月11日、北米東岸を襲った同時多発テロ。直接攻撃を受けたニューヨークの世界貿易センタービルのメディアによる世界的同時中継は、あたかも
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特別寄稿=死ぬことは生きることなり=パンデミック時代の仏教の教え=サンパウロ市在住 中野晃治
大変な事態になってきました。人智を超えた大自然の反応になす術もないインフルエンザ・バンデミックで、多くの大切な人命が目の前で失われつつあるのです。 日本のIDSC(感染症情報センター)によると、パ
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特別寄稿=ラ米諸国の経済回復の見通し=中南米も中国の代替生産地候補?=パラグァイ在住 坂本邦雄
先ず、一見したところでは最近の国際主要諸機関の、ラテンアメリカ経済の回復予想には泣きたくなる。 要するに、それらのコメントによると、過去約一世紀において、かつて無かった様な大不況に襲われると云うの