特別寄稿
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特別寄稿=ジャーナリストのタイース・オヤマさんを口撃した大統領への反論=法学者・教師=原田清
これまでにも数知れずメディアを批判してきたボルソナロ大統領は、去る16日、フェイスブックの生中継で「真実を恐れる」として再びメディアを批判した。「この国のメディアは真実を恐れる。彼らは絶えず事実を歪
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特別寄稿=『移民と日本人』を読んで=サンパウロ市在住 中田みちよ
『移民と日本人』、久しぶりに一気に読みました。 それほど目新しいハナシなのかというと、私の乱読の余録もあって、それほどでもありません。深沢さんは記者ですから、すでに紙上で発表されている記事も多く、
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目良浩一教授死去と慰安婦問題=聖市在住 河合 英男 歴史の真実を求める世界連合会会員
去る12月18日、歴史の真実を求める世界連合会(米国と日本に本部)の会長、目良浩一氏が病気のため死去されました。享年86。目良氏はサンパウロに講演のため、2度ほど来られ、ポ語に訳された著書もあるので
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トランプが一層の協力を約束=パラグアイの治安と防衛の強化に=パラグアイ在住 坂本邦雄
アメリカを公式訪問中の「マリト」こと、パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、同僚の合衆国トランプ大統領に、両国共通の利害問題たる組織犯罪対策、貿易及び投資事業の拡大・促進に、一致協力の努力を
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日本という高齢化社会の光と影=「ありのままに生きたい」を再考=聖市ヴィラカロン在住 毛利律子
毎年年末に一時帰国するたびに痛感するのは、日本における昨今の高齢化の加速が著しいことである。留守中に届いた郵便物のほとんどは高齢者向けの様々な無料健康診断の案内ハガキや長寿医療に関する保健所からの通
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中曽根康弘元内閣総理大臣への追悼文=『巨星墜つ』 元・参議院議員、元・中曽根康弘 秘書 田中 茂
中曽根康弘先生が2019年11月29日金曜日の朝7時22分に101歳の天寿を全うされ、永眠されました。 衷心よりお悔やみを申し上げます。 長年に亘り秘書を務め、最も尊敬する先生がお亡くなりになり
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底をついたかブラジル経済=明るさが見える2020年=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
何だかんだと言っているうちに12月に入りました。あちこちで「忘年会だ」「餅つきだ」という声が聞こえてくると、「ああこの年も終りか」という実感が湧いてきます。 2019年はどんな年だったのか、そして
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「縄文人の野生の力」を体感=函館、青森の5縄文遺跡を訪ねて=サンパウロ市在住 岡﨑祐三
「次回、訪日する時にはぜひ日本の縄文時代の遺跡を見てみたい」と思っておりました。「どのような遺跡がどこに在るのだろう」と調べますと、ほとんど日本各地にあります。 その数の多い事。そこで最も古い遺跡
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イグアス=巨大日系移住地にせまる魔の手=暗躍する「土地なし農民」=パラグァイ在住 坂本邦雄
「またか!」と呆れた話である。 国立農村土地開発局(INDERT)は、かつて2005年に起きた、日系イグアス移住地にいまだ存在すると仮定される「国有余剰土地の問題」を再び蒸し返したのである。 こ
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年金改革通過、景気振興策の矢先=ルーラ出所で衝撃の政界や経済界=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
11月8日(金)、汚職容疑でクリチバ連邦警察署の独房に拘留されていたルーラ元大統領が釈放されました。 ルーラは「貧しい東北地方の出身で、恵まれない一般庶民の気持ちが良くわかる」「2018年、反対勢