まるで操り人形のように 突然、猛烈な勢いで襲ってくるとは夢にも思わなかったし、コロナウイルスの恐ろしさを、十分思い知らされた。 コロナウイルス感染の兆候は、発熱、咳、体の痛み、味覚の低下と言われているが、その日午前一時頃だったと思うが、セアザで花の仕入れをしている時、急に喉の乾きを感じた。 喉の奥に焼き石が詰っているような ...
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特別寄稿=ボケ予防手段としての金融投資=じっくり楽しもうマネーゲーム=悪化するボルソナロ・リスク=聖市在住 元週刊 FAXニュース代表 永井 忍=(2)
さてブラジルは今、政治面では要注意、経済金融面では不安定になっている。 政治面で要注意なのは、2022年大統領選を前提にした政権(大統領府)と財政健全化の道筋を策定したい経済省の間に運営と国会対策で、政権と大統領支援で国会運営の舵を握ったセントロン(中道連合)の間に、優先法案順位だけでなく条文でも統一がない。 経済金融の安 ...
続きを読む »特別寄稿=ブラジルだけが犠牲者増大=対コロナ戦争の勝ち方とは=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
ブラジルでコロナウイルスの感染が確認されてから、この3月で1年が過ぎました。 当初は「風邪の一寸重いものーGRIPEZINHA、その内何とかなるだろ」と甘く見られて居たのですが、どうしてどうして、相手は手強い「世界的感染病」(PANDEMIC)と判ったのです。一年経過した今、コロナはブラジル全土を襲い地方の中心都市では重症者 ...
続きを読む »特別寄稿=東日本大震災から10年=東京五輪は原点を忘れずに=アチバイア在住 中沢宏一(元宮城県人会長)
伯国マスコミの問い合わせにてんやわんや 東日本大震災から10年経ちました。まず、お亡くなりになりました約2万人の犠牲者の御霊に対して、ご冥福をお祈り申し上げます。 つい先日の2月13日、福島県沖でマグネチュード7・3の大きな地震があり 震度6強を観測しました。この地震が大震災の余震とのことですからあの巨大地震の大きさがわかり ...
続きを読む »特別寄稿=新移民の頃の事ども=サンパウロ市 村上 佳和
「行け行け南米新天地」のポスターを見て 八十歳を迎え、移住してより、六十年。世界中がコロナ禍で旅行も出来ず、外出も控えて、家でゴロゴロして居る今日この頃である。早くコロナが終息する事を祈りながら、暇にまかせて、新移民の頃を思い返してみよう。 高校最後の夏休み、進学か就職か、迷って居る時、日本はまだ貧しく鍋底景気と言われ、何時 ...
続きを読む »特別寄稿=ビル・ゲイツの予言は当たるか=マイアミ・ビーチは消え去る?=パラグァイ在住 坂本邦雄
(註=この稿はパラグァイのAbc Color 紙に2月26日付で載った在マイアミのアンドレス・オッペンハイマー記者の投稿記事を参考にしたもの) 日毎に、深刻化を増すグローバル温暖化の問題を論じた新刊の著者ビル・ゲイツに会って取材した際に、先ず聞かされたのは、私が期待して居なかった彼の思わぬ回答だった。 それは「気候変動により ...
続きを読む »特別寄稿=徒然の記―脳と心=コロナ禍時代の不安と悲しみ=聖市在住 上原武夫
芯からの愛の心 人間誰にも脳と心がある。真心、見せ掛けの心、欲心、悪心、様々な心がある。それを見抜くのが脳である。 先ずは親子愛の真心、どんな罪人の子でも親にとっては芯からの愛の心がある。目の中に入れても痛くないほど可愛い孫。 幼い頃からオジーオバーにすがり付き二十歳も過ぎると、それに比例するかのようにオジーオバーも後期高 ...
続きを読む »特別寄稿=福岡からドミニカ、ブラジルへ=起死回生の人生で日本人魂磨く=戦後移民が誇る名経営者中桐廣文(続編)=カンノエージェンシー代表 菅野英明
創業以来、48期48年間、連続黒字決算を誇る不敗の会社を築いたCCM do Brasil社と創業者の中桐廣文。先週の特別寄稿の続編となる本稿では、創業経営者としての姿と同時に、ブラジル中桐家の移住史、人生信条など、農業だけではない日系経営者がいることを伝えたい。 中桐と会社が評価される6つの理由 ブラジル全土の会社の中でも同 ...
続きを読む »特別寄稿=忘れ得ぬ人 斉藤英雄専務の教え=サンパウロ市在住 西銘光男
私が45年勤め、多くの出向役員のお世話になった人たちの中に一生忘れることが出来ない人がいる。 私の入社を決めた倉敷紡績ブラジル支店LKB(LANIFICIO KURASHIKI DO BRASIL S.A.)初代専務の斉藤英雄氏である。私を推薦して呉れた山本章氏の岡山中学の同級生で、全県珠算コンクールのチャンピオン、山本氏が ...
続きを読む »特別寄稿=会社事例研究=コロナ禍でも負けない会社作り=ブラジル最強の総合農業機器会社=72年創業以来、赤字決算なし=CCM do Brasil社=カンノエージェンシー代表 菅野英明
米国と並ぶ世界の農業大国ブラジルで、創業以来、草刈機をはじめ農業用トラクター販売も行う全伯規模の総合農業機器会社がCCM do Brasil社(本社・パラナ州クリチバ市、中桐廣文社長)だ。取扱商品だけで8万品目あり、ブラジル27州に1万社以上の販売代理店を構築し、2500社のアフターサービス網を築いている。この業界ではこれだけ ...
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