インドネシアで29日未明(ブラジルでは28日午後)に銃殺刑となったロドリゴ・グアルテさん(42)の遺体が3日午後、パラナ州クリチバの墓地に埋葬された。6キロのコカインを持ち込もうとしたとして05年に死刑判決を受けたが、統合失調症を理由に処刑延期を図った遺族の努力も水泡に帰した▼グアルテさんと最後の時を過ごした神父は、本人は処刑 ...
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なぜグローボ特派員は被災地の平静さに感動するのか
「大震災にも関わらず、ネパール国民は商店略奪もせず、家族を失った悲しみに耐え、平静を保っている」とグローポTV特派員は感動しながら伝えた▼これを見て東日本大震災の時に、同局特派員が「被災地で商店略奪は起きず、信じられないことに、被災者同士助け合う光景が繰り広げられている」との驚きを伝えていたのを思い出した。〃神〃に対する考え方 ...
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編集部の大掃除が始まって以来、掃除用具として机の足元に酢を常備しているが、先日、編集長に「これ何に使うの? えっ、掃除?」と驚かれた▼食用酢は安全な〃掃除用洗剤〃として、日本の家庭では重宝されている。だが当地ではそのことがあまり知られていないのか、大抵の主婦は掃除というと口をそろえて「『VEJA』がいい」と言う。人気美人歌手ク ...
続きを読む »家が欲しいなら大統領にマンゴーを投げろ!
ヴェネズエラでは「家が欲しい人は大統領にマンガ(マンゴー)を投げろ!」と話題になっている。ニコラス・マドゥーロ大統領は「元バス運転手」という庶民的な経歴で有名だが、その発想も実に大衆迎合的だ▼24日付ロイターによれば先週末、同国アラグア州を訪問中、自らバスを運転して群衆の前を通り過ぎようとした時、誰かが大統領の頭に向かって何か ...
続きを読む »竜巻被災地の真の英雄
27日朝、ジウマ大統領がサンタカタリーナ州シャンセレー市を訪れ、竜巻で崩れた体育館の下敷きになったが助かった人々と言葉を交わした▼20日午後、同市を襲った竜巻は町の3分の1を破壊し、死者2人、負傷者120人といった被害を出した。26日付エスタード紙掲載の、アルシマール・スチルさん(33)が8歳のガブリエル君を救うため、わが身で ...
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マチュピチュといえば、『訪れたい世界遺産』でダントツの人気。当地でも「行く、行った」とよく聞く。〃空中都市〃だけに麓に訪問拠点となるマチュピチュ村(旧アグアス・カリエンテス=温泉)がある。その初代村長は日本人だった▼1895年、福島県生まれの野内与吉氏がその人。南米での成功を夢見て、17年にペルーに渡り南米各地を転々とした後、 ...
続きを読む »もしチラデンテスが生きていたら、もう一度、独立運動?
「今チラデンテスが生きていれば抗議行動を先導してパウリスタ大通りに行っていたはずだ」。21日「チラデンテスの日」のテレビやラジオからは、そんな言葉を何回も聞いた。最初に独立運動をし、国民の祝日まで設けられた英雄のことだ▼その時代、ポルトガルでは鉱物資源の採取にはQinto(5分の1税)を王室に納めていた。それを1789年に植民 ...
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大学時代は、学校帰りに古本屋に立ち寄るのが日課だった。古びた紙特有の匂いに浸りながら、無愛想な店主とわずかな客のいる閑散とした店内で、宝の山をあさる。至福のひと時だ▼そんな〃アナログ世代〃は、最近出回りだした電子書籍だと、どうも読んだ気がしない。電子書籍はネットから内容をダウンロードし、スマートフォンなどで読むデジタル本のこと ...
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身近な友人から、「デング熱に罹り、16日から床に臥している」とのメッセージを受け取った。同じ敷地内に両親がいるとはいえ、小さい子供が2人いるから家族に感染が広がったらと懸念していたら、19日に血小板減少で入院となった▼主人と見舞いに行って入院した事を知らされたが、5月に3歳になる下の娘さんが「お母さん、まだ帰ってこないの」と言 ...
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サンパウロ市が環境保護のために統一規格のレジ袋導入を決めたのは1月で、90日の適応期間後に規格外のレジ袋の使用が禁止されたのは5日だが、それ以降様々な問題を耳にする▼その一つは、条例が出た事も知らない商店主や消費者が多かった事だ。当然の事だが、禁止になる直前や直後にレジ袋を買いに走る商店主が出るし、監査官が来ないからと従来型の ...
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