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樹海

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《記者コラム》ルーラには復活祭、大統領には血祭りか?

「政治的迫害の犠牲者」としてアピール  ルーラは24日に組合関係者と会合を持ったのち、27日にはブラジリアへ行き、MDBやセントロンを初めとする旧友らと逢い、来年の大統領選挙に向けての動きを本格化させる予定とエスタード紙23日付(https://politica.estadao.com.br/noticias/geral,apt ...

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《記者コラム》ボルソナロが大統領選に勝つ唯一の方法?

ルーラ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom)

 22年の大統領選が早くも熱気を帯びたものになっている。  15日、最高裁がルーラ元大統領が抱えていたラヴァ・ジャット作戦での有罪裁判2つに関し、エジソン・ファキン判事が3月8日に下した無効判断を判事投票8-3で支持した。これでルーラ氏の大統領選出馬資格が復活したためだ。ルーラ氏立候補への支障はなくなった。  仮にこの先、最高裁 ...

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《記者コラム》CPIの裏で二者択一迫られるボルソナロ=セントロンかゲデス財相か

コロナ禍CPIの先にあるものは  ボルソナロ大統領は先週、三回大きな落胆を感じたに違いない。  一つ目の落胆は《コロナ禍議員調査委員会(CPI)の開設》だ。  大統領は、開設させないように最大限の交渉をしたが押し切られた。どうせ野党中心のコロナ禍CPIが開設されるなら、政敵である州知事や市長のコロナ禍責任も問う、与党中心の別のC ...

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《記者コラム》この人が「ボルソナロの次」の救世主?

ジェンチーリ(Twitter)

 今年の3月、コラム子の目と耳を疑うニュースが飛び込んできた。そして、もう失笑するしかなかった。それは、政治団体「ブラジル自由運動(MBL)」が、22年の大統領候補としてダニーロ・ジェンチーリ(Danilo Gentili )を求めている、というものだ。  このジェンチーリなる人物。「どういう政治家?」と思う人もいるだろうが、政 ...

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《記者コラム》人を救うべき医師が4才児を虐待死=妻は平然と美容院へ

事情聴取を終えて警察署を出るDr.ジャイリーニョ市議(Tania Rego/Agencia Brasil)

 3月8日に起きた4歳のエンリ君虐待死事件。発生直後から事故死ではないと疑われていたが、捜査が進む都度、衝撃が広がっている。母親の依頼で乳母や祖母が虚偽の供述を行った事、母親やその恋人である市議が事件前後に平然と旅行し、美容院に行った事なども驚きに値する。  コラム子にとっては、虐待を加えて殺した市議が医師である事や、息子への虐 ...

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《記者コラム》35万国民の死の責任は誰にあるのか?

世界人口の3%のブラジルに死者37%が集中  世界的に見ると、ブラジルのコロナ禍は明らかに異常事態にある。  BBCブラジル4月7日付(8日参照、https://www.terra.com.br/noticias/coronavirus/brasil-tem-em-1-dia-mais-mortes-por-covid-19-d ...

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《記者コラム》「中道統一候補」は機能するか?

レイテ氏(Jose Cruz)

 3月31日、前日に3軍の司令官たちを解任したことによって、1964年の軍事クーデター記念日に「軍を味方につけ、独裁制を興すのではないか」と噂され恐れられたボルソナロ大統領。  それに対抗して、22年の大統領選への出馬が予想される6人の政治家たちがボルソナロ氏に対し、「民主主義の遵守」を訴える声明を発表した。  この6人とはジョ ...

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《記者コラム》迫ってくる「囲まれている」との実感

『セルカードス』予告編の一場面(3月23日付G1サイトの記事の一部)

 3月23日、新型コロナの感染第1波が深刻化し、マナウスなどで医療崩壊が起き始めた頃のドキュメンタリー映画『セルカードス(囲まれている)』が、「ホット・ドックス」(カナダのドキュメンタリー映画祭)候補作品に選ばれた。  昨年4月17日~5月15日に保健相を務めたタイシ氏や、マナウス市の墓地で肩を寄せ合うように並べられた棺に土をか ...

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《記者コラム》頼みの綱の軍部からも一線を引かれた大統領

セントロンに追い詰められる大統領  3月24日、ブラジルはコロナ死者30万人を超えるという惨状を呈した。この社会的不安感と緊張感の高まりを背景に、経済界も対策を求める意見書を公開し、それに背中を押されて政界の動きも激しくなった。3月末には1日の死者が4千人超の日が出るなど事態は悪化の一路を辿り、7日間の平均死者数が初めて3千人/ ...

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再選に前途多難なボルソナロ

24日のボルソナロ大統領(Marcelo Camargo)

 次の大統領選まで、まだ1年半近くあるが、現状でボルソナロ大統領の状況は日に日にかなりきつい状況になっていると言わざるをえないだろう。  その一番の理由はなんと言ってもコロナ禍での死者激増だ。その数はついに30万人を突破した。さすがにこの数字は、妄信的な支持者がいくら擁護しようが、冷静に受け止められる人が激減しても仕方がない。そ ...

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