樹海

  • 予防接種を擁護する発言を行う大統領(23日、Isac Nobrega/PR)

    「単なる風邪」の猛威に目覚める?

     23、24の両日、ボルソナロ大統領が「年末までに5億回分のワクチン確保」「国民全員の接種可能」などと語った。24日の発言は、三権の長や検察長官、保健相や知事達も交えた会議の後に行われた。  24日は

  • 《記者コラム》目の前にいる見えない青年とインフレの魔物

    「外出禁止」で路上生活者はどこに行けば良い?  感染爆発が止まらない日常生活の中で、「外出禁止」という言葉を何度も聞きながら、現実と噛み合わないものをいつも感じる。たとえば、朝の運動として歩いている間

  • ルーラ氏(PT)

    《記者コラム》ルーラ復活でボルソナロに暗雲

     8日に最高裁のエジソン・ファキン判事が下した判断は、今後のブラジルの流れを大きく変えかねないものになりそうだ。ルーラ元大統領のラヴァ・ジャットでの裁判結果無効。これでほぼ絶望視されていた来年の大統領

  • 病院の周りで祈る人々(4日付G1サイトの記事の一部)

    「私は大丈夫」で本当に大丈夫か?

     東日本大震災から10年。先週はNHKやブラジルのニュースでも、震災地の今や被災を免れた人々の証言といった番組が続き、改めて、「私は大丈夫」「これだけは保管しておかなければ」などと考えて逃げ遅れた人が

  • ≪記者コラム≫ルーラ裁判無効化の裏側で何が起きているのか?

     3月8日(月)、最高裁のエジソン・ファキン判事がルーラ裁判を全て無効にする判決を出し、ブラジル政界に大激震が走った。ルーラに有罪判決を下していた全ての裁判が無効化されたことで、彼が来年の大統領選挙に

  • モロ氏(Marcelo Camargo)

    ルーラ案件以外のモロ氏最大の疑惑

     8日に最高裁のエジソン・ファキン判事によるラヴァ・ジャットの裁判案件無効化により、ルーラ前大統領への注目度がうなぎのぼりだ。  逆に、ルーラ氏を裁いたことで「国民の正義の英雄」イメージが絶頂に達して

  • 弾劾請求の声が高まり、ベニテス大統領が対処に躍起と伝える8日付エスタード紙の記事の一部

    《記者コラム》一部支持者の声しか聞かない大統領=医療崩壊のつけは国民が払う?

     先日来、隣国パラグアイが揺れている。新型コロナ対策の感染拡大で医薬品や病床不足が起き、当局者への批判が高まって抗議行動が連日勃発、保健相交代では収まらず、マリオ・ベニテス大統領弾劾への動きが加速化し

  • 《記者コラム》ボルソナロは「黙示録の第四の騎士(死神)」か

    大統領「女々しい泣き言はいい加減にしろ!」  4日にボルソナロ大統領は新型コロナのパンデミックに関して、「chega de frescura e de mimimi」と演説して大反発を受けている。この

  • サンパウロ州の最新規制の図(Plano SP)

    サンパウロ州コロナ規制の限界

    「おそらくこれがやれて精一杯だろう」。3日、サンパウロ州のコロナウイルスの最新の規制を聞いてコラム子はそう思った。 「全国での死者数過去最大を受けての、州全域を(規制最低の)赤レベル指定」。これは、い

  • 医療崩壊回避のために他地域に移送されるコロナ感染症患者(Marco Santos/Ag.Pará)

    《記者コラム》違いを超え、互いの命を守るべき時

     暗いニュースは書きたくないし、読みたくない。だが、実態を知らなくては戦えない。最悪の状況だからこそ、何が起きているかを知らなければならないと思う。  米国大統領選最終日、マスクも着けないトランプ氏を

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