ニッケイ新聞 2014年2月27日 有数の海苔の産地・兵庫県が、輸出に向けて本腰を入れ始めた。コンビニおにぎりで使われる、パリッと歯切れのよい海苔の多くは同県で取れたもの。試食してみたが、東洋街でよく売っているような噛み切れない海苔とは一味違う。コラム子の母県なので磯の香りもどこか懐かしい。あの便利なおにぎり用フィルムも当地上 ...
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ニッケイ新聞 2014年2月26日 金曜からサンパウロ市でカーニバルが始まる。90年代半ばまでは町の辻々にラジオをかけっ放しの店があり、道を歩いているだけでサンバ学校の人気曲が耳に残って、いつの間にかサビを覚えていた。本番1カ月前になるとテレビもカーニバル一色となり、一気に雰囲気を盛り上げていた▼90年代後半以降、特にBRIC ...
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ニッケイ新聞 2014年2月25日 21日(金)夜7時過ぎ、リニューアル後2日目のサイトへの記事掲載準備時に突然、停電が起きた。編集部にはポ語部記者も含めて4人が残っていたが、一旦戻った電気が再び落ちた時、作業を中断して帰宅する事となった▼地下鉄が止まって家に帰れない人が大勢出た09年11月10日のような広域停電ではなく、地下 ...
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ニッケイ新聞 2014年2月21日 「ネンネン世代」が将来に暗い影を落としている。ブラジル紙13年12月1日付はこれを「将来を脅かす時限爆弾」と書いた。ポ語表記なら「nem, nem」世代(以下NN)で、人生のうちで最も重要な人格形成期の15~29歳にも関わらず「nem estudam(勉強せず), nem trabalham ...
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ニッケイ新聞 2014年2月20日 バイアの非営利団体「グルッポ・ゲイ・ダ・バイア」(GGB)が14日、ブラジルで昨年、自殺または殺害された同性愛者が310人に上ると発表した。28時間につき1人の同性愛者が殺されている計算で、しかも容疑者逮捕に至ったのはわずか3件という異常な数値に身震いした▼報告書には「連邦政府や各州政府が同 ...
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ニッケイ新聞 2014年2月19日 昨年引退した英国の有名サッカー選手デビット・ベッカムが2月初め、米国マイアミのチームを買収し、プロリーグ参入を発表した。なぜ米国、しかもマイアミなのかとの疑問が湧いた▼67年に北米サッカーリーグが創設されたが、振るわず84年に解散していた。米国で「フットボール」といえば「アメリカンフットボー ...
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ニッケイ新聞 2014年2月18日 常日頃、何気なく使ったり聞いたりする表現の一つに、「明日やる」とか「後で」という言葉がある。先日も、「後でやる」という言葉を聞き、思わず「思い立ったが吉日だよ」と切り替えしてしまった▼実はこの言葉は、学生時代に新聞のコラムで読んだ言葉だ。著者によれば、母親が「何かをやろうと思ったら、先延ばし ...
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ニッケイ新聞 2014年2月15日 コロニア最高齢の上地マツさんが1日、110歳で他界された。幼い頃からおばあちゃん子だった孫に看取られ、静かに大往生したという。長寿者にふさわしい、理想的な最期だった▼生き方が人それぞれなら、〃往〃き方も人それぞれだ。今日本で注目を浴びる「終活」は、「就活」(就職活動)や「婚活」(結婚相手探し ...
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ニッケイ新聞 2014年2月14日 「そのうち誰か死ぬと思っていたよ」。あるベテラン日本人カメラマンはそう言った。6日にリオ市で起きた抗議行動の最中に、ブラック・ブロックの若者が放ったロジョンが、テレビ局カメラマンの頭を直撃、死亡させた事件のことだ。彼は「現場では互いに助け合うんだ。リオではサンチアゴに助けられたこともある。良 ...
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ニッケイ新聞 2014年2月13日 W杯が近づいていることを受け、日本のメディアもブラジルに目を向けている。某雑誌から「日系家族を取り上げたい」との話を受けた。個人の移住史は多く聞いてきたが、家族単位では…。考えあぐねた末、日野寛幸さん(67)にお願いすることになった。独自の取り組みをチラリと聞いたことがあったからだ▼日野さん ...
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