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樹海

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ニッケイ新聞 2014年1月29日  「なんて〃盛大〃なフェスタだ!」。コラム子が写真を撮っている横を、そう吐き捨てるように言いながらブラジル人男性が通り過ぎていった。サンパウロ市誕生記念日の25日夜、セントロのレプブリカ公園近くの連邦貯蓄銀行やブラジル銀行、マクドナルドなどがブラック・ブロック(BB)に襲われた。翌朝その様子を ...

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ニッケイ新聞 2014年1月28日  阪神淡路大震災19周年の前日、16日のNHKで震災後作られた「幸せ運べるように」という曲を小学生に教えようとした教師の逸話を放送していた。震災当日に小学生だったその教師に、父親は「この光景を忘れるな」と言った。教師が「どんな意図であの言葉を言ったのか」と改めて父親に問う場面が流された。多くが ...

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ニッケイ新聞 2014年1月25日 《ブラジル奥地の一百姓として一生を終る私にとって唯一のこの世に残す記録であります》。第1アリアンサ移住地の長老、新津英三さん(俳名=新津稚鴎、長野)が送ってくれた『村松紅花先生句評集』には、そんな言葉が書かれている。新津翁は今年90周年を迎えた第1アリアンサがまだ10周年だった1934年に入植 ...

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ニッケイ新聞 2014年1月24日  サッカーW杯本番まであと5カ月――昨年末のグローボ報道では、会場となる全伯のスタジアムの半分しか完成しておらず、開催都市の交通インフラ整備工事は75%が遅延、または試合に間に合わないと報道された。当地らしく最後までハラハラ、ドキドキだ▼特にクリチーバ蹴球場は工事の遅れが酷く、使うかどうかを2 ...

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ニッケイ新聞 2014年1月23日  いままでなかったのが不思議だが、観光雑誌『るるぶ』のブラジル・アルゼンチン版(JTBパブリッシング、税別1500円)が今月発行された。ブラジル編では、イグアスの滝、レンソンイス(マラニョン州)、アマゾンに詳しく触れ、リオとサンパウロ、サルバドールを素晴らしい写真とともに紹介している▼いままで ...

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ニッケイ新聞 2014年1月22日  W杯真っ最中の7月4日から選挙運動が始まる。話題の東京都知事選などは2週間余りだが、当地では足かけ3カ月もあるので、膨大な手間と費用がかかる。選挙期間が長い方が〃軍資金〃を持つ既存の政治家に有利だし、それゆえに汚職に手を染めやすい。本来はもっと政治家の新陳代謝を促進する選挙制度の方が望ましい ...

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ニッケイ新聞 2014年1月21日  サンパウロ市カンポ・ベロ区の何の変哲もない小さなカフェ(喫茶店)に入ったら、メニューにアイスコーヒーがあった。どこでもほぼカフェジーニョかエスプレッソの一点張りの当地としてはごく珍しい。「コーヒーの選択肢が増える兆しか」との期待を抱いた▼というのも、世界最大のコーヒー豆輸出国であるはずの当地 ...

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ニッケイ新聞 2014年1月18日  小野田寛郎さんが亡くなった(本日付6、7面で詳報)。何度かあった小野田さんとの出会いを思い出した。日系団体の旅行で訪れたヴァルゼア・アレグレ移住地で小野田さんが出迎えてくれるという。「Fazenda ONODA」の看板に胸躍った。しかし会館に行っても小野田さんがまだ来ていないというので、バス ...

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ニッケイ新聞 2014年1月17日  「なぜブラジル人は抗議行動としてバスを焼くのか?」という疑問が長年頭から離れない。例えば年初の13日間だけでサンパウロ市周辺で11台ものバスが焼かれたとの報道があった。バスの値段は平均50万レアルだから、損害額は550万レアルにもなる▼ネット検索してみたら騒乱、民族テロ、犯罪の一環として非日 ...

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ニッケイ新聞 2014年1月16日  イグアッペ在住の荒井貢さん(80、山形)からパステル作り30年の話を聞きながら、深い感銘を受けた。「小さい時からうちのパステルを食べてきたブラジル人で、もうサンパウロに出たような人が、たまにイグアッペに帰ってくると、店に食べに来て『チオ! 覚えてるか』って、よく言われるんだ。すごく嬉しいよね ...

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