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樹海

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ニッケイ新聞 2013年8月15日  ときおり小欄でお伝えしている月々の心に残る言葉。取材で拾い、紙面で掲載した印象深いコメントを再度紹介しているのだが、気になるものが少ない。取材不足か、コラム子の感性の鈍磨だろうか、としばし紙面を手に考えたところ、イベントを知らせる記事が多いことに気がついた▼8月は夏休みを利用して訪伯する人が ...

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ニッケイ新聞 2013年8月16日  レジストロ地方百周年連載を書きながらしみじみ感じるが、ブラジルの歴史を少しでもほじくり返すと、すぐに欧州の歴史とつながる。たとえば南大河州では1835年からファラッポスの戦いが起きたと同連載で書いた。この戦いには、のちに祖国統一に貢献するイタリア人英雄ジュゼッペ・ガリバルディも参加していた▼ ...

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ニッケイ新聞 2013年8月17日  「軍と警察は男性専科」とされるが、自衛隊にも女性将官がいて 去る8月22日に退官した柏原啓子空将補もそんな一人である。驚いたことに関西学院大学を卒業し昭和54年(1979年)に一般幹部候補生として入隊し、自衛隊初の女性基地司令などの第一線で活躍した「空の勇者」である。警察はちょっと出遅れの感 ...

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ニッケイ新聞 2013年8月20日  東日本大震災復興植樹支援と戦後移住60周年記念のショー「日本人の心の歌」が文協大講堂で開催された18日の夜、NHKで零戦に乗った兵士のドキュメンタリーを見た。「日本人の心の歌」では毎年、数曲の軍歌や戦後の世相を表す歌が選ばれるが、昔の日本を思い起こさせる曲を聴いた直後に見た、爆弾を搭載した零 ...

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ニッケイ新聞 2013年8月21日  「ここはお国を何万里、はなれて遠きブラジルの、赤い夕陽に照らされて、友は野末の石の下」そんな「戦友」の替え歌が戦前移民のでよく歌われていた。なぜ「日本人の心の歌」ショーでは軍歌がよく歌われるのか、と戦後生まれのコラム子は以前から不思議に思っていた▼観客の田崎愛子さん(80、福岡)と話していて ...

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ニッケイ新聞 2013年8月22日  邦字紙の8月は忙しい。というのも夏休みの日本から、官民さまざまな団体の訪問が集中するからだ。今年は七つの県人会の式典がある。知事、副知事、県会議員らが視察もかねブラジルを訪れ、それぞれの節目を祝う▼そのなかでも三重の取り組みが異色だった。州県姉妹提携40周年を迎えることを受け、鈴木英敬知事を ...

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ニッケイ新聞 2013年8月1日  ブラジルで学んだことを挙げれば、「諦め」だろうか。ゴネ得が横行する現在の日本とは逆の価値観で社会が動いているこの国では、主張することが「暖簾に腕押し」に感じることが多い(昨今のデモの例外はあるが)。時間と労力の消耗を天秤の片方に乗せ「なかったこと」にするのも処世術の一つ。しかしその裏をかいてく ...

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ニッケイ新聞 2013年8月23日  岩手県人会55周年で来伯した達増拓也知事は、今後必要とされる支援として「実際に来てもらったり、気持ちのこもった贈り物や励ましの手紙をもらったりすること」だと指摘した。長引きそうな仮設住宅での辛い暮らしを支えるような「精神的な支援」が求められている▼県連主催の被災地招聘交流事業の講演会で、岩手 ...

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ニッケイ新聞 2013年8月2日  バスの中ほどでアクビをかみ殺してヒマそうに座っているコブラドール(車掌)を見るたびに、〃奴隷の呪い〃の権化だと感じる。現金で払う乗客は少なく、ほぼ必要のない役職だが、労働組合が強いからバス会社は人員削減ができず、バス賃はいつまでも高い▼ブラジルが近代化するための道筋に転がる最大の障害の一つはこ ...

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ニッケイ新聞 2013年8月24日  今の日本には「 き酒師」や「酒匠」という清酒と焼酎に詳しい方々がいるそうだ。日本酒サービス研究所が実施している試験に合格した人たちで「 き酒師」は3万人近く、「酒匠」は難関であり160人と少ない。いわばワインのソムリエであり日本酒の知識が豊富で、料理と酒の組み合わせや酒器の選び方などを教えた ...

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