ニッケイ新聞 2013年4月9日 サンパウロ市東部の地下鉄の駅では、ラッシュ時にホームに入るだけで2、30分はかかると8日付エスタード紙。14年W杯会場のイタケロンに一番近いイタケーラで駅の外の歩道橋の上まで人が溢れる様子などはTVでもよく見るが、ストの日でなくてもこの光景が普通なら、W杯の時はいかにと案ずるのはコラム子だけで ...
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ニッケイ新聞 2013年4月6日 ロボットはチェコの作家チャベックの造語であり、精巧な装置によって動く人造人間と辞書にはある。確かにー自動車工場などの映像を見ると、車体の組み立てや螺子回しに至るまで熟練工を凌ぐような働きをし、唯々驚くしかない。だが、思考能力?となると、パソコンなどでお馴染みのコンピューターには、とてものほどに ...
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ニッケイ新聞 2013年4月5日 「彼はこの仕事初めてなので、イジメないでくださいね」。県連ふるさと巡りを実施する某旅行社のベテラン社員が出発直前、4号車の添乗員となった31歳の自信なさげな新人社員を指差してそう言ったのを聞き、一行に不安がよぎった▼2日目の晩、イタジャイー日伯協会との交流会は夜6時半の予定だったが、一行がホテ ...
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ニッケイ新聞 2013年4月4日 舞台裏を明かすようだが、小欄のネタに詰まったとき、掲載日に何か起こったのかを調べることがある。本日4月4日には、連合艦隊司令長官の山本五十六(1884年)が、その翌年、小説家中里介山が生まれていることを知ったりする。ただホホウと思うだけで、検索自体に時間を費やすだけだ。浅学菲才の身では、コラム ...
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ニッケイ新聞 2013年4月3日 家電や食品メーカーに好機が到来した。〃現代の奴隷〃とも一部で言われる家政婦(夫)の就労条件が今週から厳格化し、一般労働者同様の扱いになり、720万人もいる家政婦(うち〜夫は50万人)が激減する可能性がある。現政権としては大票田を見込んで法案可決したのだろうが、企業にとっては今まで家政婦がやって ...
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ニッケイ新聞 2013年4月2日 聖週間も終わったが、〃洗足の木曜日〃だった28日、フランシスコ新法王が様々な国籍の受刑者達とミサを行った様子が各紙サイトやTVで流れた。新法王がアルゼンチンはブエノスアイレスの大司教だった時の習慣をバチカンに持ち込んだ瞬間だ▼イエス・キリストが十字架にかかる前夜に弟子達の足を洗った事を記念する ...
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ニッケイ新聞 2013年3月29日 県連ふるさと巡りでサンタカタリーナ州ジョインビレ市を訪れた時、朝食にでたサラミ状のものがやけに美味く、同市の佐藤マリオ文協会長の妻オミウデさん(非日系)が直ぐ横にいたので、そう感想を言うと「これはコッパ(COPA)です。私の父はイタリア系二世で、ヴィデイラ市でコッパ職人をしていました」と嬉し ...
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ニッケイ新聞 2013年3月28日 またもや年月の経つ早さを感じる時期を迎えた。行く、逃げる、去るという言葉のゆえではないだろう。正月、短い2月、年度末と続くことから思うようにことが進まず、こうした言い方ができたようだが、ブラジルではカーニバルも加わり輪をかける。去りつつも記憶に残る3月の言葉▼「忘れないでほしい」。東日本震災 ...
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ニッケイ新聞 2013年3月27日 地元のお祭りに、他地域の元気のある若者たちが参加しようとしたが折り合いが悪い。上手くまとめる長老役もおらず小競り合いを繰り返した挙句、彼らは去ってしまう。細々と前にも増して地味で淡々としたお祭り。大きく華やかにできるチャンスだったのにねーと屋台のお兄ちゃんや沿道の人が残念がっている。そんな感 ...
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ニッケイ新聞 2013年3月26日 14日付読売新聞に、弘前大学の社会言語学研究室が「地震のことばを知ろう!〜『やさしい日本語』で学ぶ100のことば〜」という学習教材を作ったという記事が出た▼阪神大震災や新潟県中越地震後に作成された「『やさしい日本語』版災害基礎語彙100」では「とても高い波」と言い換えた津波も、東日本大震災後 ...
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