樹海

  • 《記者コラム》ブラジルの聖戦――台頭するキリスト教ペンテコステ派

    台頭する福音派政治家  ブラジルは「聖戦」の真っ最中だ。イスラム対キリスト教ではない。キリスト教内のカトリック対プロテスタントの熾烈な戦いだ。「福音派」(エバンジェリコ)や「ペンテコステ派」「バチスタ

  • モロ氏(Antonio Cruz)

    《記者コラム》メッキが剥げた?「救世主」モロ

     「これで22年の大統領選はかなり微妙だな」。最近、そんな風に確信した。セルジオ・モロ氏のことだ。  モロ氏といえば、伯国最大の汚職捜査「ラヴァ・ジャット作戦」の担当判事として、一時期まではボルソナロ

  • 予防接種を待つイギリス在住のブラジル人女性(8日付G1サイトの記事の一部)

    身を切られる悲しみと肩の荷が下りる喜び

     キリストの降誕を祝うクリスマスが近づき、2本のローソクに灯を点した6日朝、友人の一人が脳血管障害(AVC)で急死したとの知らせを受け、言葉を失った。  11月18日には別の友人がAVCを起こし、現在

  • 《記者コラム》ブラジル式遺言の書き方

     「遺言を残したいが、どうやるのか分からない」――そんな質問が編集部に寄せられた。漠然とそんな不安を抱えている人は多い。そもそもブラジルの場合、どんな場合に遺言が必要なのか。遺言を残さないで亡くなると

  • ジョアン氏とタバタ氏(facebook)

    《記者コラム》中道左派の有望株にあえて苦言

     「これでは左派は分断だ」――そう思える出来事が、11月29日の全国市長選で起こった。それがペルナンブッコ州の州都レシフェでの市長選だ。この選挙で当選を果たしたのはジョアン・カンポス氏(ブラジル社会党

  • 新型コロナで変わった日常の光景(Rovena Rosa/AgenciaBrasil)

    小さな配慮で互いを守ろう

     新型コロナの感染拡大で、予想できない悪影響が広がった今年。最近の感染再拡大で、ナタルや新年には会えると思っていた家族にも会えないと肩を落としている人も多い。  新型コロナに関する研究は進み、最も原型

  • ≪記者コラム≫未来の懸け橋人材、日系四世を育てるために

    下地議員の日系人への熱い想いが制度を実現  四世ビザ制度の生みの親、下地幹郎衆議院議員(無所属、59歳)のコーディネートで25日、同制度を利用して訪日中の日系四世のビアンカ・ゲレイロ・ヨシムラさん(2

  • 左よりボウロス、マリリア、マヌエラ氏(Twitter) https://twitter.com/DCM_online/status/1329139673759961088

    《記者コラム》決選投票注目の若き左派トリオ

     29日に全国市長選の決選投票が行われているが、そこに3人の若い左派候補者が残っていることに注目が集まっている。  その3人とは、サンパウロ市のギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)、南大

  • 異なった肌の色の人が乗るバスはブラジルの縮図の一つ(Divulgacao)

    「ブラジルには人種差別はない」?

     19日夜、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで起きた黒人のジョアン・アルベルト(通称ベト)・フレイタス氏死亡事件は、国内外に衝撃を与えたが、正副大統領は揃って「ブラジルには人種差別はない」と

  • ≪記者コラム≫本紙サイトの使い方とPDF版購読の薦め

     「10月になってから配達がひどくなった」「11月の新聞が一回も来ていない」「古新聞がまとめてドサッとくる」など、読者からの苦情の電話を毎日お聞きして、本当に心苦しい。サンパウロ市地域は本紙モトケイロ

Back to top button