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樹海

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ニッケイ新聞 2012年10月18日付け  数年前、ポルトガルの歴史サイトを見ていて「1543年にポルトガル人が日本を〃発見〃した」との記述を見つけた時は驚いた。嵐のために命からがら種子島に漂着したポルトガル商人を日本人が助けたのに、そう記述するとは大した欧州中心主義根性だと呆れた▼1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見して ...

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ニッケイ新聞 2012年10月17日付け  12日からサンパウロ市で開催されている汎米報道協会(SIP)第68回総会で、新聞の将来や報道の自由などについての議論が続いている。世界各地の日本人・日系人社会では、日本語が読める人の減少と文字離れなどの世界的傾向による日本語新聞発行部数減少が深刻だが、ウェブサイトやe—book(電子本 ...

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ニッケイ新聞 2012年10月16日付け  京都大学の山中伸弥教授にノーベル生理学・医学賞が贈られることになった。言うまでもなく「iPS細胞(新型万能細胞)」の開発に成功したのが認められたのだが、将来的には、病気などで傷んだ臓器をiPS細胞を利用して置き換える「再生医療」も決して夢ではなくなった。とにかく—山中教授の研究は、今の ...

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ニッケイ新聞 2012年10月12日付け  ジルセウ官房長官(当時)、ジェヌイーノPT党首(当時)らがメンサロン裁判で有罪判決を受けたことは、ブラジル史に残る画期的な出来事だ。与党幹部が深く関与した汚職事件を、与党の大統領が指名した最高裁判事が有罪判決を下す意味は大きい。これは司法の独立を如実に示すものであり、ブラジル民主主義の ...

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ニッケイ新聞 2012年10月11日付け  今回の地方統一選挙では全伯の有権者の25%もの票が「棄権、無効票、白票」となっており、候補者に入っていない。例えばサンパウロ市長選では1位のセーラ候補は188万票を得たが、前述の票はなんと249万票だった。つまり、事実上の1位は「どの候補もいやだ」という意見だったとの解釈もできる。「候 ...

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ニッケイ新聞 2012年10月10日付け  大志万学院の4カ語お話大会を見て、生徒全員が多言語をペラペラになることの凄さに改めて驚いた。ポ語は当然だが、小学2年生がすでに日本語と英語を使って人前で話ができ、6年生ならさらにスペイン語が加わるのだ▼不肖コラム子と比べて申し訳ないが、日本の小学高学年で塾に通い始め、中高、大学の計10 ...

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ニッケイ新聞 2012年10月9日付け  選挙というものは難しい。昔から投票箱を開けるまでは判らないとされてきたが、今回のサンパウロ市長選挙も、そんなひとつと見たい。緒戦からトップを走っていたルッソマノ候補がセーラ氏とハダジ氏に敗れやっと3位になるという番狂わせになったのは、政治の厳しさを物語るものであり、ある意味では「政治の面 ...

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ニッケイ新聞 2012年10月6日付け  県連ふるさと巡りは移民80周年で始まり、90周年では日本祭りが開始された。百周年では何かと思ったらスピーチコンテスト(07年開始)だった▼先日、大阪大学の大学院留学中の非日系人が来社し、立派な日本語を話すのに驚いた。聞けば、件のコンテストの第1回優勝者だった。あの時、賞品として得た日本往 ...

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ニッケイ新聞 2012年10月5日付け  「犢鼻褌」を知ったのは、子どもの頃で池部良と杉葉子の映画「青い山脈」だったように覚えている。石坂洋次郎の小説を映画化したもので戦後の混乱した時代に若者らの青春の歓びと淡い恋の物語を綴ったもので大変な人気となった。電気もないような田舎の子に「たふさぎ」が分かるはずもなく、家に帰り祖母に訊ね ...

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ニッケイ新聞 2012年10月4日付け  関西学院大学の国際学部を卒業するためには、留学経験が必須なのだという。世界中の百校以上と提携し、ブラジルでも2校が受け入れている。遅きに失した感はあるが、違う視点で日本を見ることの大事さを認識した人材育成だろう。当事者では分からないこともある。足元を見ればコロニアも同じだ▼麗澤大学の名誉 ...

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