ホーム | コラム | 樹海 (ページ 170)

樹海

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月23日付け  消費増税法案がやっと成立しそうだ。民自公3党の幹事長会談で合意し、早ければこの26日にも衆院で可決されるが、今の財政悪化を見れば—国民の嫌がる増税もやむをえまい。この消費税では自民党も苦労し、大平首相や大勲位の中曽根首相も苦心惨憺し、竹下内閣が税率2%の法案を可決し「消費税」が生まれたの ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月22日付け  「朝早く起きることを楽しみに、夜寝る事ができるようになりました。とても良い事を始めてくれた、と手を強く握って感謝されたことが昨日のことのように目に浮かびます」とラジオ体操連盟の小野祥子副会長から聞いて感じ入った。24年ほど前にアクリマソン支部を始めた頃の話だそうだ▼感謝したその女性は80 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月21日付け  「夜もすがら 荒き風吹き外にかけし 馬の首輪の鈴鳴りつづく」。15日、96歳で亡くなったコロニア歌人、清谷益次さんの作品だ。10歳で家族と移住、ミナスの開拓小屋での耳の記憶を詠んだもので、日本の賞も受けたときいた▼戦後に復刊させた短歌誌「椰子樹」の編集に長く携わり著作も多い。本紙「ニッケ ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月20日付け  〃移民の祖〃水野龍は1950年5月にブラジルに戻って以来、サンパウロ市カシンギーに息子と共に住んでいた。三男・龍三郎さんによれば、水野は毎朝必ず7時に仏前に座り、2時間半も念仏を唱えていた。ブラジル移民事業に協力した恩人、笠戸丸などの移民、親類縁者ら何百人もの名前を諳んじ、51年8月14 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月19日付け  ソクラテスの妻クサンチッペは、悪妻の見本のように語り継がれるが、この悪妻どのにも物凄く立派な台詞がある。「夫は若者らを相手に演説することにのみ熱心で家にはさっぱりお金をもってこない」ので顔を合わせれば一言か二言の文句がつい出てしまうのだと釈明する。なるほど、これなら大哲学者に嫌われようと ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月16日付け  最近の邦字紙には、同航会の記事が多い。それが、昔のようにベタ記事ではなく、4段抜きや派手で華麗なトップを飾るケースもあり老眼鏡を手放せない当方は「ヘエー」と天を仰ぐことしきりである。歳を重ねるに従って脳の機能が低くなるものらしく、昨日のことも忘れがちながら、不思議なことには、あの遠い遠い ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月15日付け  「新聞はこない、苦情を言おうと電話してもつながらない。ニッケイ新聞は潰れたのか」。そんな声をこの2週間というもの、あちこちから聞かされ本当に気が滅入った。平身低頭するしかない。とくにトランスフォーリャ社を通して配達している地域の読者には迷惑をおかけした▼配達業務は弊社ジレトリアが直接管理 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月14日付け  先月、尾山多門さんが92歳で亡くなり、アマゾン・パリンチンスに住む唯一の日本人ではなかろうか。戸口久子さん(78、宮崎)にお会いしたのは09年。俳句を嗜まれ、句集まで出版されているとのことで、作品を拝見した。邦字新聞の配送用包み紙に認められているのを見て、嬉しくなったことを覚えている。そ ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月13日付け  戦前移民と戦後移民の最大の違いは何だろうか——。戦前移民の多くは錦衣帰国の夢を抱いて、数年間のつもりで渡伯した。帰国を前提にした戦前移民は日本人中心の植民地を作り、日本語中心の生活をした。日本人同志が助け合う組織として日本人会、文化協会、農協を作り、それが集まってコロニアとなった。だから ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月12日付け  大飯原発3、4号機がやっと稼動する。あの津波による福島の事故を契機として菅前首相が「脱原発」に踏み切り、日本中に反原発の動きが広がったのはご承知の通りである。確かに、あの東日本大震災の津波被害は大きい。福島原発の東京電力でも、予測を遥かに超える津波であり、波の1番高いところでは、30メー ...

続きを読む »