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樹海

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ニッケイ新聞 2012年5月11日付け  「政治という妖怪」は素人には、わからない。真っ黒が純白になり、真っ白が一転し黒に変じる不可解な世界なのである。民主党の常任幹事会が、小沢元代表の党員資格停止処分を解除したのも、摩訶不思議な決定である。一審で無罪判決だったので「処分解除」となったのだろうが、その翌日には検察官役の指定弁護士 ...

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ニッケイ新聞 2012年5月10日付け  新聞記者嫌いは、師匠である白足袋宰相の吉田茂氏譲りかもしれないが、あのノーベル平和賞に輝く佐藤栄作首相も皇室尊崇派であり、晩年になると「宮内庁長官になりたい」と語ったのエピソードがある。昔の宮内大臣への憧憬のようなものがあったらしいのだが、今の羽毛田信吾宮内庁長官も「女性宮家」や「天皇の ...

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ニッケイ新聞 2012年5月9日付け  仕事終わりはセルベージャではなく熱燗が飲みたくなる季節。日本から着いたばかりの本紙研修生が「ブラジルって寒いんですね…」とつぶやくのも恒例だ。本格的な冬到来を前に、少々気持ちが温まる言葉を4月の紙面から▼日系3人目の陸軍将官となった岡村アンジェロ少将。日伯両語の名前を持つ人は多いが安次男と ...

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ニッケイ新聞 2012年5月8日付け  日本の領土はなんとも狭い。それでも森林が多く、国の70%超が緑滴る山林であり、豊かな雨が降り注ぐ温暖な気候に恵れた瑞穂の国として栄えてきた。だが—その昔は金の山々も多く、欧州の冒険家らは「ジパング」を目指したの話もあるそうだ。けれども、石油や鉄鉱石のない「資源小国」であり、領土面積だけを見 ...

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ニッケイ新聞 2012年5月5日付け  きょう5月5日は「子どもの日」。ちょっと前までは「端午の節句」であり、男子の節句とされ風呂に菖蒲や蓬をいれ祝ったものである。菖蒲は尚武に通じるし、座敷には武者人形を飾り、大きな鯉幟を掲げ健やかに育てと祈る。4月29日の「昭和の日」から黄金週間と称し長くも長あーい連休が続く。今年は10日ばか ...

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ニッケイ新聞 2012年5月4日付け  日本最西端の島である与那国島で数週間キャンプをしたことがある。魚を突いたり貝を採ったりして楽しみつつ時折、買い物に市街地に出た。島に一つしかない信号のある交差点界隈はガランとして人とほぼ会わない。文化的なものとの接触もなく少々人恋しくもなっていた▼照りつける日差しを避けようと入った影を作っ ...

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ニッケイ新聞 2012年5月3日付け  今年は米仏韓で大統領選挙があり、中国は国家主席が胡錦濤から習近平に移譲されるし、ロシアでは昨年12月にプーチン首相が大統領に選ばれている。今回から3選は禁止となったが、一期が6年になり、プーチン大統領が2期連続すると12年の長期政権が誕生する可能性が極めて高い。国家院(下院)も、総議席の8 ...

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ニッケイ新聞 2012年5月1日付け  きょう5月1日は「メーデー」であり、世界の国々でサラリーマンらの行進が繰り広げられ賑やかな祭典になる。今でも、左翼系の強い国ではかなり乱暴なデモにもなるが、最近の日本はおとなしく賑々しい街頭行進となった。だが—その昔は傍若無人の振る舞いが多く、4月の末ともなれば一般市民はある種の「怯え」を ...

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ニッケイ新聞 2012年4月28日付け  27歳で初当選。田中角栄首相に学び、自民党幹事長に抜擢されたのが47歳の若さであった。次期総裁を選ぶために実力者らと面談し、宮沢喜一氏を合格とするなど隠然たる力を発揮し、政界に重きをなし、その後も紆余曲折はあったけれども、政局を左右するほどの威力を示し、民主党を政権の座に導いたのも小沢一 ...

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ニッケイ新聞 2012年4月27日付け  キッコーマンがブラジルのシェフらを日本に招き醤油工場やワイナリー、様々なレストランなどを訪れたことは既報の通り。そのなかで日本食レストランのオーナーが「日本製ワインがあることを初めて知った」と取材に答えているのを知り意外に思った。というのも本人はワインに造詣が深く、今回6度目の訪日という ...

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