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樹海

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ニッケイ新聞 2012年3月27日付け  金王朝の3代目は、まだ29歳と若いが、朝鮮人民軍最高司令官であり大将に就任と中々に偉い。母は日本にいたし、本人も訪日の経験があるらしいけれども、この3代目はとても手強い。政治権力を完全に掌握したのかは不明ながら—と「謎」に満ちているけれども、初代の金正日氏生誕100年を記念して「衛星」を ...

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ニッケイ新聞 2012年3月24日付け  ワシントンのポトマック公園の櫻が今—見事に咲き誇っている。あの「世界の櫻」は、東京の市長だった尾崎行雄市長が、当時の米大統領夫人ヘレン・タフトさんの要請に応えて東京荒川堤の櫻を穂木にして伊丹市の台木を使い興津園芸試験場で接ぎ木したものだ。6040本かを横浜から積み出したのが始まりだが、そ ...

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ニッケイ新聞 2012年3月23日付け  イペランジアホームの丸山ナツさんが亡くなった件(7面詳報)では〃謎〃が残る。いつから足が壊疽し始めたかだ。徳永さんによれば、まず看護婦が1月17日頃に「足が黒くなっている」ことに気付き、徳永さんに見せようとしたが、ナツさんが痛がって嫌がり見られなかった。ただし、徳永さんは靴下の上からのぞ ...

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ニッケイ新聞 2012年3月22日付け  「滞在先の国を知るためには市場に行け」という言葉がある。その国の人がどんなものを食べ、幾らで売られているのかというあたりが文化、経済を知るに手っ取り早いということなのだろう。これがサンパウロのフェイラになると、日本人にとっては立派な観光地になり得る▼野菜や果物、魚介類の充実から、よほど想 ...

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ニッケイ新聞 2012年3月21日付け  デカセギ子弟5人が前向きに生きる姿を描いた実録映画『孤独なツバメたち』上演会とシンポに参加して感銘を受けた。中でも映画出演者の若者が「俺たちは〃Vira-lata da Humanidade〃(人類の野良犬)だ」と舞台で語ったのに強いショックを受けた▼出演者3人がシンポで「両親に学校の行 ...

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ニッケイ新聞 2012年3月20日付け  震災による福島原発の事故で「安全神話」はもろくも崩れ去ったが、あの時の菅首相の「脱原発」から日本の電力事情は急速に悪化している。旧ソ連のチェルノブイリの事故ではないが、原子力発電には「危険」があり、万全の対策を講じているのだが、あの大震災のような予想を越える巨大な津波もあり、甚大な被害を ...

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ニッケイ新聞 2012年3月17日付け  残暑が厳しく汗を拭いながらの日々だが、それでも朝と晩には冷え込みが強く、シャツだけでは肌寒くセーターが欲しくなる。編集局の近くを貫く東西線の路傍に咲く紫紺野牡丹の赤紫の花も夕日を受けて照り映え秋の訪れを告げている。蒼天には鰯雲がたなびき、涼風が肌に触れるのも気持ちがいい。稔りの秋。読書三 ...

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ニッケイ新聞 2012年3月16日付け  ラジオで某政治評論家がいまの政治状況を「ブラジルサッカー連盟(CBF)会長辞任もPMDBの造反も、同じ〃酸欠〃症状から生まれた双子の現象だ」とコメントしたのを聞いて納得した▼ジウマ大統領が昨年就任して以来、大統領府(プラナルト宮)への出入りを厳しく制限したことの余波だ。FHC、ルーラと異 ...

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ニッケイ新聞 2012年3月15日付け  「まあ、未発見の魚を釣ってきますかな」。9月末、サンパウロ市に戻ってくるときのホラを楽しみにしていよう—(パウリスタ新聞、1977年8月11日付け)。発言の主は当時46歳の作家、開高健。ホラではなく実際の驚きを描いたアマゾン釣行は名著『オーパ!』に結実した▼同行した編集者菊池治男さんが昨 ...

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ニッケイ新聞 2012年3月14日付け  コロニアが主導する形で被災地を継続的に支援する活動が具体化できないものだろうか。被災地の多くは長期にわたり、苦しみつづける。復興のための努力や犠牲はある意味、これからが本番かもしれない。一周忌法要に参加して、どんな小さなことでもいいから何か始められないかと痛感した▼遠くから法要やミサをし ...

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