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樹海

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ニッケイ新聞 2011年11月26日付け  戦後、ブラジルで最初に発行された邦字紙は「サンパウロ新聞」であり、故・水本光任氏が発行人。編集長は故・内山勝男氏。印刷に使う日本語の活字がないために創刊号は「ガリ版」だったが、あの勝ち組と負け組の抗争が起こりコロニアでテロ事件など混乱の時にも部数を伸ばし、60年代後半から80年代にかけ ...

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ニッケイ新聞 2011年11月25日付け  高拓生80周年で同会の佐藤ヴァルジル会長は「政府が正式謝罪をしたことで高拓生の汚名は拭われた。今日ようやく、逝去した我々の父母にこう宣言することができる。我々子弟は義務を果たし、あなた方の名誉は回復された。平和の内にお休み下さい」と演説し、聴衆の涙を絞った▼高拓生の歴史をひもとくと、1 ...

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ニッケイ新聞 2011年11月24日付け  ブラジルにいると日本のサービス精神の徹底ぶりに感動する。各階で頭を下げ続けるデパート社員を見ると気の毒でしかないとも思うが「お客様は神様」であり、言い分はほぼ通る。一方、ケチをつければ得をすると考えるクレーマーがはびこりストレスも溜まる▼アパートの電気を自分の名義でつけることに。電話で ...

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ニッケイ新聞 2011年11月23日付け  本紙読者投稿欄「ぷらっさ」の交流会に出席した時、バウルーから参加した小坂正光さんから随筆集『南陽』(日毎叢書企画出版刊)を渡された。05年から今年までに本紙に投稿した16本の原稿をまとめて前半にし、後半にはポ語訳を載せて編集した約70頁の小冊子だった▼終戦の勅諭を聞いて以来、心晴れる日 ...

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ニッケイ新聞 2011年11月22日付け  国威を懸けた新幹線は、早くも衝突事故を起こし、自慢の北京〜上海も時速350キロから「安全第一」とかで300キロにと散散たる中国だが、それでも経済成長率は高い。とりわけ軍事費の伸びは1年に10%超と凄まじく、海軍も既に空母の時代に入っているし、日本領海付近にも中国原潜が出没、南シナ海も「 ...

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ニッケイ新聞 2011年11月19日付け  40数日もの長い航海を経てやっとブラジルに着いた頃、強烈なピンガを傾けながらコロニアのマカコヴェーリョが「素人娘には手を出すな」とぽつり。「どうしてですか」と訊ねると「親が拳銃もってきて結婚しろと迫る」からと訓戒?を垂れたものだが、英語でも「shotgun marriage」があり、婚 ...

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ニッケイ新聞 2011年11月18日付け  「〃島流し〃された時の証言を撮影するために、じいちゃん(日高徳一さん)をアンシェッタに連れて行った。小さなボートで島を離れる時の場面を編集しながら、何度も涙が出てきてしょうがなかった」。11年がかりで勝ち負け抗争の証言映画『闇の一日』を完成させたイマージェンス・ド・ジャポン社の奥原マリ ...

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ニッケイ新聞 2011年11月17日付け  1年を振り返ろうと慌てるのは年末。ときおり振り返ればいいのだが—毎年の師走に恥じるそんなことをふと思い出した。月半ばに心に残った11月の言葉から▼「神様がマンダせんからまだ生きてます」。総領事館公邸であった『百歳表彰伝達式』で久山吉明さん(岡山)。子や孫に囲まれる日々のなかの楽しみは「 ...

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ニッケイ新聞 2011年11月15日付け  この国の政治家の汚職は、神さまが「やめろ」と呶鳴っても、さっぱり効き目がない。ジウマ大統領になってからだけでも、7閣僚たちの金銭の使い方が不透明で6閣僚が辞任、只今も労働相が激しい追及にあいシドロモドロの情けなさである。これと並んでの難物は、朝から真っ暗闇まで間断なく届く交通事故である ...

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ニッケイ新聞 2011年11月12日付け  国際政治への影響力が1番高いのは独のメルケル首相であり、あのギリシャ危機に端を発する欧州金融悪化を回避するための活躍は眞に目覚しい。優れた外交感覚を発揮し、世界を駆け巡っている米のクリントン国務長官が2位。近頃、オバマ人気はちょっと陰りがちだが、来年の大統領選挙にクリントン氏が出馬すれ ...

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