ニッケイ新聞 2011年9月28日付け 先週レストラン『伴』が開店し、〃味の名店街〃でならしたトマス・ゴンザガ街が再び賑やかになってきた。日本食品の輸入が正常化してラーメン『和』の麺も23日から正常化し、10月15日には『エスパッソ・カズ』開店が迫っている。両『カズ』店を経営するヤマトグループの高木和博社長も、「ラーメン屋がラ ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年9月27日付け 週末の暇を見つけては、ルス駅に向かいCPTM(都市圏鉄道)に乗りぼやーっと窓外の風景や緑濃い森を眺め終点まで走るのがとて好きだ。汽車好きは若い頃からだし、日本では機関車の煙突から黒い煙がもうもうと吐き出されトンネルに入ると大急ぎで車窓を下ろさないと真っ黒けになったりもする。クリチーバから ...
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ニッケイ新聞 2011年9月24日付け パウリスタ大通りの「パラーダ・ゲイ」には400万人が参加するとかでマルタ上議(元市長)も応援と大変な人気を誇っている。この南国の大国には、どういうわけか?こうした「ソドミー」好みが多い。いや、これはブラジルだけではなく多くの国々に共通すると見た方がいい。しかも近頃は、法律で同性同士(男と ...
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ニッケイ新聞 2011年9月23日付け 8月末に中銀が基本金利(Selic)を下げた時、潮目だと感じだ。昨年末からのインフレ傾向に歯止めがかからず、消費者物価指数は5月時点で前年同月比6%以上という数字まで出ていた。しばらくはインフレ退治のために金利上昇を続ける流れにあると思っていたので、「突然」の印象が強かった▼でもその後、 ...
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ニッケイ新聞 2011年9月22日付け ブラジルの日系移住地があるところでは、「UNDOUKAI」が行なわれていることがある。何度か取材、参加したことがあるが、のんびりした雰囲気で楽しい。住民の交流の場でもあり、ブラジル人たちも日本文化と認識しているようだ▼日本発祥のイメージがあるが、日本最初の運動会開催は、イギリス人の手によ ...
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ニッケイ新聞 2011年9月21日付け かつてフジモリを取材するために南米移住して邦字紙「ペルー新報」に数年務めた三山喬さん(50、神奈川)は、先ごろ『ホームレス歌人のいた冬』(東海教育研究所)を出版した▼08年暮、朝日新聞の歌壇欄に彗星の如く登場し、たちまち常連になった「ホームレス歌人」公田耕一を探して横浜のドヤ街を彷徨う入 ...
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ニッケイ新聞 2011年9月20日付け 市民運動から叩き上げた首相は「脱原発」を唱えて物笑いになったりもしたが、もっと地道な農業の見直しにも目を向けるべきだった。食糧自給率が40%や耕作放置も増える一方であり、日本の農業は危機を絵にしたようなものだ。戦後の農地改革で約200万ヘクタール(町歩)の農地が小作人に無料に近い価格で払 ...
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ニッケイ新聞 2011年9月17日付け 江戸の初期、三代の徳川将軍に仕えた天台宗の天海大僧正は、家康に可愛がられ、神名を「東照大権現」とし、寛永寺を創建と目覚しい活躍だが、庶民には「長寿の和尚さま」として親しまれた。遷化は107歳が有力ながら、150歳説が広く伝わってもいる。将軍・秀忠に長寿の秘密はと下問され「時折、ご下風(屁 ...
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ニッケイ新聞 2011年9月16日付け 「手車に野菜果物朝市で満たして思う祖国の汚染地」。9・11テロの10周年当日に行なわれた全伯短歌大会で、大震災に苦しむ日本を想い「フェイラ/朝市」という席題を通して、何気ない日常生活の平和な気持ちを詠ってほしいとお願いしたら、こんな作品が出てきた。汚染地とは、福島原発事故の放射能によるそ ...
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ニッケイ新聞 2011年9月15日付け 某日系団体がイベントで市立の施設を利用した。使用直後に訪れた市関係者が驚いた。というのも全くゴミが残されていなかったからだ。それを聞いた知人曰く「だったら清掃費が要らなくなるから、今度から賃貸料も安くなるんじゃない?」▼ピアーダかどうか、ゴミのポイ捨てを咎めたら、ブラジル人はこう答えると ...
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