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樹海

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ニッケイ新聞 2011年4月21日付け  東日本大震災への義捐金にと文協に20万レアル(約1千万円)の小切手を持参した70代の一世男性がいた。サンパウロ市の企業家。「ブラジルに移民で来て、努力してお金を儲け子供も育てた。困っている古里にこのくらいは…他にも成功している人はいる。呼び水になれば」とも話したという▼この男性の寄付も含 ...

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ニッケイ新聞 2011年4月20日付け  東日本大震災の印象が強すぎて、今年の御三家の会長選には関心が集まらないが、今回ほど戦後移民が存在感を見せている年は稀だ。県連では、百周年を仕切った二世の与儀会長に代わって園田会長が戦後移民として返り咲いた▼援協では百周年、援協50周年を立派に乗り切った森口イナシオ氏と争って菊地会長が選ば ...

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ニッケイ新聞 2011年4月19日付け  近頃の日本の野菜は、呼び方が難しくてさっぱり解らない。あの福島原発の放射能漏れが、お空に流れ雨が降ると農地に染み込み、野菜などが危険な食べ物になるのだそうな。そこで政府と県庁などが消費者の健康を危惧して「出荷停止」を命じたときの野菜の名前が、ブラジルに長いこともあってかチンプンカンプンな ...

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ニッケイ新聞 2011年4月16日付け  天気予報は間違いだらけなのに—選挙の予測は、いやになるほどによく当たる。昔は、悉皆調査であり、有権者を1人また1人と会い、または電話で連絡して聞き取ったものだが、この方法をひっくり返したのが、米の統計学者・ギャラップだった。今も語り継がれるのだが、1936年の米大統領選の予想でギャラップ ...

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ニッケイ新聞 2011年4月15日付け  日本文化をいかに当地に広めるかに関して参考になるものを常々探している。その観点から、コラム子は信徒ではないが、ブラジル最大の日系宗教、生長の家の宝蔵大祭を取材して感慨深かった。鳥居から境内、拝殿と本殿、大樹で囲まれた雰囲気など、宝蔵神社は日本の神社仏閣と比べても遜色がない▼大祭の中でみな ...

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ニッケイ新聞 2011年4月14日付け  今週末には日系5団体が取りまとめた約1億円(180万レアル)が日本に送られる。色々な団体や企業が独自に義捐金を集め、すでに送っているところもあるので、全体の数字というのは分かりそうもない。しかしコロニアからこれだけの金額を日本に送ったのは、ララ物資以来ではなかろうか▼12日の記者会見では ...

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ニッケイ新聞 2011年4月13日付け  中学生無差別虐殺の惨劇がリオで起きてしまった。「ついにブラジルでも」と思った読者は多いはずだ。欧米や日本で起きていた先進国型の犯罪であり、いずれブラジルでもと言われていた▼この手の事件の主因は、学校内や社会のブーリング(いじめ)だ。これは自分の強さを誇示して生存を確保しようとする動物的本 ...

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ニッケイ新聞 2011年4月12日付け  海岸山脈のクワレズマが、色鮮やかに咲き誇り秋の到来を語りかける。米や大豆の収穫もだし、果物もたわわに実り、街角の店頭には見事なばかりの梨、リンゴや柿が艶やかなばかりの肌で客らの足を停める。今さら言うのもおかしいけれど、これらの果物は日本の専門家が来伯して技術指導したものであり、言わば「日 ...

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ニッケイ新聞 2011年4月9日付け  リオの中学校で凄惨な事件が起きた。余り豊かではない街にある学校に卒業生が侵入し、拳銃で生徒ら12人を射殺し、自ら頭部を射抜いて自殺するという悲惨な事件であり、市民や国民の哀しみの慟哭は大きい。犯人のウエリントン・オリベイラ(24歳)は、エイズに感染の情報もあるが、はっきりしたことは解ってい ...

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ニッケイ新聞 2011年4月8日付け  ここ一週間ほどで立て続けに、百周年を機に復活した日系団体に遭遇し、深い感銘を受けた。サンカルロス日伯協会とウバツーバ日伯文化協会だ。今は、長い黄昏を経た「生まれ変わりの時」なのだと感じる。双方とも一世中心の活動を90年代に停止させ、百周年の前年から二世層を中心に再出発した▼おもえば90年代 ...

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