樹海
-
《記者コラム》生活態度や思考で要介護リスクを減らすには
新型コロナウイルスの感染拡大で、急を要さない検査や手術を延期したりキャンセルしたりした医療機関が多く、感染拡大が減速したら手術数が急増するだろうとの記事が8月24日付エスタード紙に掲載された。 コ
-
《記者コラム》集団免疫に近づいたサンパウロ、リオ、マナウス
8月22日、「世界の幾つかの都市では集団免疫になった可能性がある」というニュースが急に流れた。それまでは学術系サイトでしか散見されなかった内容が、20日を区切りに一般メディアでも表れた。 例えばグ
-
≪記者コラム≫アルゼンチンのように厳しすぎるのも逆に問題
ブラジルの新型コロナ感染者数は300万人超で、死者は12万人近い。さすがにこれだけの数を記録してしまった後では、以前のように「経済活動を再開しろ」などという声を伯国であげるのは「今さら」な感じがあり
-
≪記者コラム≫新型コロナと共に半年
ブラジル初の新型コロナ感染者確認から半年が過ぎた。最初の感染者確認は2月26日、最初の死者確認は3月16日だ。 当初は、感染者や死者が100人を超え、千人を超える度に騒がれた。だが、重篤な呼吸器障
-
【記者コラム】ポルトガル語の情報発信を強める中国・ロシア勢、貧弱な日本勢
インターネットにおける日本に関するポルトガル語情報、日本視点から見たアジアや世界のニュースに関する情報発信は欧米勢に比べて実に貧弱だ。 情報収集の重要さは言うまでもないが、それ以上に「どのように情
-
期待が裏切られる中、改革支持者たちは今?
「結局、あのときのデモ行進やジウマ罷免はなんだったんだ」。このところ、そう思わされる報道が相次いでいる。 2013年6月から連日起こった労働者党(PT)政権に対するマニフェスタソン、そのときの抗議者
-
《記者コラム》樹海=セントロン復活と追い詰められたゲデス経済相
ボルソナロ大統領のイデオロギー路線は完全に行き詰まった。その象徴が、極右思想のアブラアン・ウェイントラウビ氏が6月に教育相を解任されたと同時に“米国逃亡”を図ったことだ。 イデオロギー路線は「ボル
-
これから“ワクチン戦争”がはじまる?
11日、ロシアのプーチン大統領が自国で開発したワクチン「スプートニクV」をコロナウイルス予防用のものとして公式に認めた。これは良くも悪くも、「コロナ対人類」の次の段階に入ったようにコラム子には映った
-
≪記者コラム≫抗体所持率20%で集団免疫説も=それならコロナ自粛生活、半分以上過ぎたかも
ブラジルは先週末にコロナ死者10万人という悲しい記録を作ってしまった。今週末のブラジルメディアは、この節目を報道するものが目立った。 中でもサンパウロ市は先週、コロナ死者1万人。ドイツ、チリ、アル
-
これではクロロキンやイソジンを求めたくなる?
「これがコロナウイルス対策の世界のトップが言う言葉なのか」。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が3日に発言した言葉に愕然とした。 「現状で特効薬は見つかっていないし、永久に見つからないかもしれな