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樹海

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ニッケイ新聞 2011年2月23日付け  最近日本から熱い視線が注がれ、あちこちから特集の来伯取材が増えてきたように見えるが、敢えて「カウマ、カウマ」と言いたい。もちろん当地に数年単位で居住する特派員はその限りではない▼マスコミの常で、最初は持ち上げるだけ持ち上げておいて、徐々に様子が分かってくると「期待を裏切られた」などと手の ...

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ニッケイ新聞 2011年2月22日付け  ちょっと信じ難いけれども、この地球には独裁者がけっこう多い。まあ—独立国が200に近いし、いろんな政治が行われているのは理解できるが、犯罪者には石川五右衛門ばりの釜茹での刑もあり、犯人を茹で殺すところもあるらしい。ある雑誌の独裁者番付によると、トップは金正日総書記。10番目が胡錦濤国家主 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月19日付け  政界に何が起ころうと、あまり驚かないけれども、菅内閣の危うさはもう壊滅的な状況に陥っている。この世界では、内閣支持率が20%を割れば、総辞職か衆院解散の二つしかない。ところが、先頃の世論調査を見ると、菅政権の支持率は19%に落ち、国民からすっかり見放されている。それでも、首相から「解散」 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月18日付け  最近テレビでジウマ大統領が左派活動家時代に収監されていたDOPS(政治社会警察)の監獄の映像を見て、日高徳一氏は「あっ! 自分が入っていたところと同じだ」と驚いたという。勝ち負け抗争は日本に深く根を張るコロニアの出来事であると同時に、実はブラジルの歴史の貴重な一部でもあるから、もっともだ ...

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ニッケイ新聞 2011年2月17日付け  2年前の木多喜八郎、小川彰夫両氏による文協会長候補討論会の記事を読み返してみた。上原幸啓前会長時代の「文協ネット」計画を木多氏は持ち出して、全伯の日系団体の関係緊密化を図る方針を演説していた▼そこで16日午後現在の文協ネット(www.bunkyonet.org.br)を覗いてみると、トッ ...

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ニッケイ新聞 2011年2月16日付け  エジプトのムバラク大統領が辞任し、軍最高評議会が実権を掌握した。政治混乱による緊急時に政権を握って国体の安定化を図ることは、軍の究極的役割といえる▼ブラジルでも軍の評価は高い。昨年11月のGバルガス財団による「信用できる機関ランキング」の1位は軍で、なんと66%が「信用できる」と答えた。 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月15日付け  永田洋子。あの凄惨で陰鬱な連合赤軍事件から、もう39年が過ぎている。今も永田洋子をきちんと覚えている人は少ないと思う。印旛沼で同士2人を殺害、榛名山のアジトでは仲間を12人も殺し山中に埋めた。それも—真冬の凍てつく中での犯行であり、被害者は凍死し、脱糞の凄まじいばかりの虐待があり、時の警 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月12日付け  イタペセリカの日本人会が、今も「教育勅語」を奉読しているの記事がサンパウロ新聞で報道され老友らとの歓談で話題になった。遯生も若い頃にイタペセリカで取材したし、サンパウロ市内の日本語学校でも、白い手袋の校長先生が「朕惟うに我が皇祖皇宗 国を肇むること宏遠に徳を樹ること」と壇上で重々しく読み ...

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ニッケイ新聞 2011年2月11日付け  安値の中国製品に席巻される当地の国内製品についての批判的な7chのニュースを見ていたら、その象徴としてブラジルの守護神アパレシーダを模った20センチほどの石膏像の裏に「Made in China」と書いてあるのを大写しにし、アナウンサーは「中国製のアパレシーダにお祈りしてご利益があると思 ...

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ニッケイ新聞 2011年2月10日付け  2年に一度の文協最大のイベント、会長選挙が今回も火ぶたを切った。03年に75歳で就任した上原幸啓会長以来、文協は一変した。以前は禅譲が事前に相談され、なんら波風なく政権が譲渡されるのが常だったが、05年からは選挙が〃恒例行事〃となった▼05年には上原体制派に対し、谷広海氏が異例の選挙事務 ...

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