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樹海

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ニッケイ新聞 2010年10月9日付け  羽田孜元首相、渡邊恒 三元副議長と同期で当選14回の小沢一郎氏は、今や政界の大物であり、ちょっと前までは民主党を牛耳る実力者だったし、選挙の神様と崇められ自民党天国を潰し政権を手にする大殊勲をあげた。中国訪問では身内の議員や支持者ら400人超を引き連れての大名旅行だったけれども、あれは中 ...

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ニッケイ新聞 2010年10月8日付け  3日の統一選挙で〃勝った〃のはマリナ候補のようだ。アウキミン候補優勢のサンパウロ州知事選で、PTは相手票を割るために身内から産業界に明るいスカッフィ候補、元アナウンサーのロマノ候補を立てたといわれる。その結果、アウキミンは50・62%という1%に満たない僅差で辛勝した。票を割られてもギリ ...

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ニッケイ新聞 2010年10月7日付け  ゲートボールというとポカポカ陽気で和やかにーといったイメージがあるが、老いらくの恋のせめぎ合う場でもあるらしい。いつだったか一人の女性(お富さんとしておく)を巡り、スティックで殴り合いがあったと聞いた。何でも武器になるものだなあ、と変に感 心したものだが、今度は木魚なのだから「お釈迦さま ...

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ニッケイ新聞 2010年10月6日付け  道化師チリリッカ候補が連邦下議選で最多となる約135万票を獲 得した現象は、ブラジル民特有の選挙姿勢だと感じる。選挙運動中には仲間の連立与党からも「不真面目」だと攻撃を受けたが、本人は意に介さずに政見放送で「国民はパリャッソ(道化)じゃない、でもボクはそう」などとおふざけを続ける図太さを ...

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ニッケイ新聞 2010年10月5日付け  春を迎えて少し。サンパウロはまだ春寒料峭なので肌寒い。3日は大統領と州知事、連邦、州議選挙で街頭は最後の追い込みに奔走する人たちの熱気に満ちているが、電子投票器への手はいささか冷たい。この「清き一票」が暮らしの行方を決めると承知してはいても、誰に投票するかとなると悩みもあるし戸惑いも多い ...

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ニッケイ新聞 2010年10月2日付け  石原慎太郎都知事は、小説家でもあり、物事への批判は厳しく、口から出る言の葉には時として激しいものが多い。沖縄地検の鈴木亨次席検事が、中国漁船の船長釈放を決めたときに「政府はこのざまだ」と激怒したが、この怒りは菅内閣への痛烈な非難でもある。石原知事は、尖閣諸島については詳しく、先には鳩山前 ...

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ニッケイ新聞 2010年10月1日付け  ブラジル民は思いのほか保守的かつ寛容で我慢強く、景気の良さを投票の最大の判断材料にする――と選挙の成り行きを見ていて痛感する。数々の醜聞が大統領選直前のジウマ候補を揺すっているのに、支持率がさほど下がらないのはなぜか▼国民が反応するタイプの醜聞と反応しないそれがある。前者は「賄賂の札束を ...

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ニッケイ新聞 2010年9月30日付け  日本航空(JAL)の成田―サンパウロ直行便ラストフライトとなった27日夜、グアルーリョス空港で最後の乗客になった人に話を聞いた。ほとんどが毎回JALを利用しているだけあって、撤退を残念がっていた。年配の人も多く「乗り換えになると荷物が大変だねえ…」と漏らす人も▼32年の歴史とコロニアの感 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月29日付け  不思議なもので左派の労働者党(PT)には歴史的に日系議員は少ないが、現政権は地デジTV日伯方式を採用し、移民百周年を盛大に祝うなど日本とその移民に手厚い印象がある。この日曜日の投票で誰が当選するかで次の4年間が決まる▼04年の小泉首相来伯、05年のルーラ大統領訪日から両国の歯車はかみ合い ...

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ニッケイ新聞 2010年9月28日付け  いささか旧聞ながら東京で開かれた世界柔道選手権について少し。「精力善用」「自他共栄」を唱えた柔道の創始者・嘉納治五郎の生誕150年でもあったのだが、日本の選手らはよく頑張って金10を始め銀、銅メダルを23個も獲得したのは素晴らしい。日ごろの厳しい練習に耐えたのが実を結んだのだが、もっと大 ...

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