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樹海

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ニッケイ新聞 2010年9月25日付け  明治24年(1891)に大津事件が起きた。滋賀県警の津田三蔵が腰のサーベルを抜きロシア皇太子ニコライに斬り付け9センチの傷を負わせた事件である。明治天皇が京都まで赴き陳謝するという日露外交にまで飛び火したが、津田三蔵の処罰を巡り松方正義内閣が「死刑」を求めたが、大審院(最高裁)の児島惟謙 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月24日付け  先日来社したブラジル日本通運の駐在員と日伯貿易に関する話をしていて、目からウロコが落ちた気がした。「日伯間の直接の物流よりも、いまは中国やアジアから日本進出企業の製品を持ってくるパターンが非常に増えている」という。つまり、日伯間貿易だけでは二国間のやり取りは図れない時代になっている▼日本 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月23日付け  リベルダーデの名前は、他の州に行ってもよく知られている。民族性が強く、サンパウロ市の観光地区でイベント率も高いからだが、メディアの影響も否めない。大手メディアはさておき、邦字紙のポ語版は様々を報じてきたし、ポ語ガイドのようなものも折々に出版されてきた▼21日付けの読 売新聞サイトで、群馬 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月22日付け  長期入院していた関係で、給与の補てん手続きにINSS(社会保障院)支所にいったら、暴動でも起こりそうな雰囲気になって驚いた▼窓口で職員と話していた若い男性が、いきなり立ち上がって怒鳴り始めた。「朝4時から待ってて、ようやく昼過ぎに自分の番になったら、医者がストライキでレマルカ(手続き延期 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月21日付け  古墳には謎が多く、古代史は難しい。縄文文化の水準は低いとされていたが、青森市の三内丸山遺跡の発見で見直しが進んでいるし、島根県の荒神谷遺跡から銅剣358本と銅鐸6個が見つかり出雲神話がまったく新しい観点からの研究が進められている。また1996年には、島根県雲南市の岩倉遺跡から39個の銅鐸 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月18日付け  岡田克也外相の幹事長就任が決まり、菅内閣の「小沢」路線が固まった。党三役は全員が「反小沢」であり、小沢前幹事長による「二重権力」を廃して「政治とカネ」の権力構造からの脱却を目指したのを喜びたい。きょう17日午後に内閣改造に踏み切り、喫緊に解決すべき難問に取り組むが、財政再建を始め円高や法 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月17日付け  島田正市さんの芸能生活60周年を祝う公演で、山下譲二文協副会長が感謝プレートを渡しながら、「音楽を通して二世に日本的な情緒を伝えつづけてきた」との功績を称えていたが、まったく同感だ。日本語をしゃべらない世代であっても歌謡曲は懸命に歌う。音楽は日本的感性を若者に血肉として伝える強力な手段に ...

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ニッケイ新聞 2010年9月16日付け  仕事といえども、誘われてイベントに参加してしまうことも多い。射撃大会でピストルを握ったり、運動会で玉をころがしたり。色んな世界を覗けるだけでなく、気軽に楽しませてもらえるのもコロニア取材の醍醐味。先日は、短歌の世界も垣間見ることができた▼短歌誌「椰子樹」と本紙が共催する『第62回全伯短歌 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月15日付け  国中が熱狂している選 挙もあと2週間。サンパウロ市の有志により、連邦・サンパウロ州議候補者を集めて話を聞くイベントが先週末に文協で行われた。乱立する日系候補への票を何とか有効に活かしたい、通りそうな候補者に票を集中させたいという主旨には大いに共感を覚えた▼実際に演説を聞くと、政治経験の長 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月14日付け  ロシアの山火事やパキスタンの大洪水と今年の天気はどうもおかしい。日本にしても秋が近づき二十四節気の「白露」を迎えた8日にも、熱気が列島に満ち全国の213地点で猛暑日を記録した。猛暑日は最高気温が35度以上の日を指すのだが、今は残暑の季節にしてもかなり暑すぎる。いや、これも地球温暖化のせい ...

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