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樹海

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ニッケイ新聞 2010年8月13日付け  日系農協主催の二大「花の祭典」であるアルジャー、アチバイアの花 祭り。広報のため弊紙を訪れた関係者が携えてくれたランが目の前に置かれている。雑然と詰まれた資料のなかで原稿を書きながら、ふと目を遣るのがささやかな楽しみとなっている▼最近寒い日が続くだけに、春の訪れを期しているのだろう、編集 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月12日付け  日本と韓国はお隣同士なのだけれども、どうも根っこのところでは、あまり仲良しとはいえない。あの日韓併合の傷跡や慰安婦などが今も尾を引いているのだろうが、この35年間に及ぶ苦渋の心は日本人にもよくわかる。8月29日の併合100年にあたっても、水面下では韓国からいろいろな申し入れがあるようだし ...

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ニッケイ新聞 2010年8月11日付け  サンパウロ州レジストロ市で7 日にあった『第2回灯ろう流し』。600人もの公立校の生徒が「TOORO NAGASHI」とプリントされたTシャツを着て、日本語で鎮魂歌をコーラスした。彼らが作った400基の灯ろうが流されたが、不思議な現象が関係者らを驚かせた▼灯ろうが川下からの風に煽られ、川 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月10日付け  文芸春秋の巻頭随筆の筆頭を飾る阿川弘之さんが、8月号で「老残の身」を哀しくも―なお元気一杯に綴っている。師と仰ぐ志賀直哉氏が晩年に「もう生きているのがいやだ」と言い「とにかく老年といふのは、実にみじめないやなもんだ」と続け(略)昭和46年、満88年8ヵ月で世を辞した先生より、私は現在十ヵ ...

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ニッケイ新聞 2010年8月7日付け  このところ米国の日系 人の活動が目覚しい。政界への進出もだが、学会や司法界での躍進ぶりや軍人の出世も凄い。ちょっと古くなるが、ジョージ・アリヨシ氏は1974年にハワイ州知事になり話題になったし、日系で初の商務長官となり、後に運輸長官も務めたノーマン・ミネタ氏が加州のサンノゼ市長に当選したの ...

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ニッケイ新聞 2010年8月6日付け  熊本の辛子蓮根、岩手の銘酒南部美人、リベルダーデの風物詩、宮城の七夕祭りー。日本ではなくブラジルで知った郷土文化だ。特にこの季節は、母県から慶祝団を迎える県人会行事も重なり、様々な県の特色を知り、お国言葉にも触れることができる。取材の楽しみの一つだ▼足を運んだことがなく、コラム子にとって富 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月5日付け  瀬戸内海を渡る小舟で「黒い雨」を浴びた姪の矢須子は、婚期を迎えるのだが、原爆症の噂が飛び交い叔父の閑間重松とシゲ子夫妻が悩む姿を坦々と描いた井伏鱒二の作品は戦後の名作である。この小説は1965年に「新潮」に連載されたもので初めは「姪の結婚」だったが途中から「黒い雨」と改題し、原爆投下による ...

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ニッケイ新聞 2010年8月4日付け  先月24日、レジストロ市が1913年の100周年に向けた祭典実行委員会を発足させた。実行委員長に就任した山村敏明氏は「実は08年の100周年はあまりピンと来なかったんですよ」と振り返り、改めて〃地元〃の節目への熱意を語った▼地方からは同様の声がちらほら聞こえたものだ。アマゾンも同様で、同じ ...

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ニッケイ新聞 2010年8月3日付け  鳩山さんもだが、小沢前幹事長も中国や韓国贔屓が真に根強い。国会議員や支持者ら400人超を引き連れ北京を訪ねた小沢さんは、韓国でも講演で声を大きくし「外国人に参政権を」と語ったのは記憶に新しい。これは管内閣になっても変わらなく、今年の防衛白書に「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題 ...

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ニッケイ新聞 2010年7月31日付け  今年もまた桜の季節がやってきた。ここサンパウロでは、故・細江静雄医師が導入に尽力したとされるカ・ジョルドンが有名だが、近頃はイタケーラのカルモ公園が見事なばかりの美しさを見せる。あの公園に桜を植栽したのは地元の日本移民らであり、確か移民70周年の頃だったと記憶するが、すでに30数年になり ...

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