ニッケイ新聞 2010年7月30日付け 日本の人たちも長生きになったものである。女性の平均寿命が86・44歳。男性が79・59歳。海外と比べると、女性は25年も連続して第1位。男性は残念ながら5位に落ちたが、これも医学の進歩とご飯や魚を軸にした食事の良さが効いている。しかも、100歳を超えた人が昨年9月の調べだと4万399人に ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年7月29日付け 静岡、山梨日日の両紙が「富士山新聞」を発行したことを本紙24日付けで紹介した。本紙を通じて応募した俳句や川柳も掲載された。90万部を配布したというから、ブラジルに住む日本人の心のよりどころとなっていることを多くの読者が感じたのではないか▼発 行の主旨は、世界遺産登録の機運をめることだとか ...
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ニッケイ新聞 2010年7月28日付け 日曜日などの暇なときに炊事場を見渡すと、炊飯器、魚焼き、電子ポット、電熱器、電子レンジと電気ばかりなのである。パソコン、テレビもだし、冷房や暖房もすべてが電気なのである。エジソンが京都の竹からフィラメントを作り電球の実用化に成功してから100年超になるが、今や電灯も発光ダイオード(LED ...
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ニッケイ新聞 2010年7月27日付け 先ごろ99歳で亡くなった鈴木俊一氏は、旧内務省の出身で地方行政の神様と言われた人である。都政を16年も担い西新宿に都庁を建設し移転した知事として知られ、執務室に風呂場を造るの話があったのだが、マスコミは筆を揃えて猛反対し、確かシャワーにかなった。天下の東京都知事である―風呂があってもいい ...
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ニッケイ新聞 2010年7月24日付け 金賢姫さんが訪日し、マスコミを賑わし話題になった。賢姫さんは、北朝鮮の諜報員だった。大韓航空機を爆破し乗客ら115人を死に追いやった人である。拉致された田口八重子さんに日本語を学び、蜂谷真由美の偽名を使い、父親役の金勝一(蜂谷真一)と2人で液体爆薬を機内に仕掛けた犯人であり、勝一は青酸系 ...
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ニッケイ新聞 2010年7月23日付け サンゴンサーロ教会で行われる聖母婦人会のバザーには、とても家族的かつ伝統的な雰囲気がある。創立は1949年だから今年61年目、55周年の文協よりも古い。それもそのはず戦後の勝ち負け紛争の中、祖国を救済すべくララ物資を送る活動の母体となった婦人部門の一部が、活動を終了した後にドナ・マルガリ ...
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ニッケイ新聞 2010年7月22日付け 今月末から県人会の記念式典ラッシュだ。25日の広島を皮切りに8月1日は富山と佐賀、8日は奈良、22日は岡山、群馬、29日は福岡と続く。1910年の旅順丸を初の県人移住とする県も多く、百周年と会創立の二重の喜びを迎えるところも▼県人会関係者に話を伺っていると、ブラジル社会に門戸を開くことを ...
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ニッケイ新聞 2010年7月21日付け 米世論調査機関ギャラップが世界155の国・地域で行った幸福度調査がフォーブス誌などに発表された。「世界で一番幸福な国」はデンマーク、ブラジルは堂々の12位、気になる日本は81位と下から数えた方が早い。ちなみに米国は14位、韓国は56位だった▼特徴的なのは上位5位中の4カ国を北欧勢が占めた ...
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ニッケイ新聞 2010年7月20日付け 先の日曜日。風呂に浸かりながら「出稼ぎ人」らのことが、ひょいと頭に浮かんだ。日本の不況で帰伯組も多いが、それでも26万人近くがあの狭い列島で額に汗し働いている。若い知人は国費留学し、今は日本の大学の準教授になり、日本とブラジルに関する著作もあり活躍しているが、その一方には子どもの教育で悩 ...
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ニッケイ新聞 2010年7月17日付け 「日本祭り」が始まった。今年で13回目になるそうだが、網野弥太郎さんが「郷土の味」を打ち出して始めたころに比べると、規模はとてつもなく大きくなり、「味」もながら最新のトヨタやホンダが煌びやかに飾られ、和菓子などの店々がところ狭しとばかりに並ぶ。東麒麟は自慢の純米酒や米焼酎と賑やかなこと夥 ...
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